最高の地ビール体験を求めて。超絶景を眺めながら究極の一杯で乾杯!:YOUは何しに日本へ?

公開: 更新: テレ東プラス

日本を訪れる外国人たちを空港で勝手に出迎えてアポなしインタビュー! そのまま密着取材を行う「YOUは何しに日本へ?」(毎週月曜夜6時25分~)。今回は「ミラクル!絶景!サプライズ!人生最高の一杯をゴクゴクグビグビプハァ~っとまるっと飲み干しちゃえSP」ということで、空港で突撃取材を敢行。放送時間は95分、果たしてどんな面白YOUに出会えるのか?

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声をかけたのは、カナダからやって来たパトリックさん(23)。旅の目的は、1カ月半前に来日した際にすっかりファンになった「日本の地ビール」。きっかけになったお気に入りは、「常陸野ネストラガー(茨城)」や「よなよなエール(長野)」だ。

地元でも家でビール作りをするほどのファンだそうで、今回は北海道の地ビールをたくさん飲み比べてみたいんだって。

まずここで、地ビールについて少しご紹介しよう。日本の地ビールは約800種類もあり、海外への輸出量が3年間で約43%もアップするほどYOUたちに大人気。とくに北海道は、地ビールメーカーが全国1位の15社(2018年時点)もあるという。

「旅のハイライトに考えているのが、洞爺湖の地ビールを飲むこと」と意気込むYOUに、洞爺湖までの密着を申し出ると即OK! 北海道出発の1週間後に再会を約束した。

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そして1週間後。札幌時計台で無事に合流できたので、さっそく地ビールの旅へゴー!

クラシックビアガーデンの誘惑をかわし、向かったのは江別市の地ビールが楽しめる「ビールバー ノースアイランド」。工場直送の新鮮な6種類が選べる中、YOUはこの日のオススメで松の香りをホップで表現した限定ビール「フォレストペール」をオーダーした。店員YOUによると、松の香りを引き立てるメインのホップと、甘みの効いた香りを出すホップの2種のバランスが絶妙なビールだとか。

まずはクンクン嗅いでホップの香りを楽しみ、ひと口飲んで「とてもフレッシュな味わいで...」と、ちょっと長めの感想を語り、「素晴らしい!」と大満足した。

店員YOUに、さらなるうまい地ビールのオススメを聞いたところ、「鬼伝説ビール(登別)」を教えてくれた。というわけで、次は登戸へゴー!

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この日は「鬼伝説」を求め、札幌から電車で2時間45分の登別駅へ移動。「わかさいも本舗 登別東店」に向かった。店舗は地ビールや食品販売だけでなく醸造所も兼ねており、登別の新鮮な水を使って、売り場の一角でフレッシュな地ビールが作られているそう。

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さっそく店内を物色し、地ビールを発見したYOUは、いちばん人気の「金鬼ペールエール」をお買い上げ。この「鬼伝説」の名前の由来は、登別にある名所・地獄谷にちなんでいると店員さんが教えてくれた。

ウキウキと店を出ると、買ったビールも飲まず街を歩き続けるYOU。ビールがぬるくなっちゃうのに、どこに行くの? YOUが1時間ほど歩いて到着したのは、何を隠そう「地獄谷」だった!

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昼間なら見晴らしがよい絶景スポットだが、夜で真っ暗...ではあるが、YOUは「ゆかりの地獄谷を見ながら飲んだ方がより美味しくなるでしょ!」とご満悦だ。

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ということで、やっとビールタイム! ...と思ったら、YOUの様子がなんだかおかしい。悶絶してどうしたのかと聞くと、栓抜きがなくてフタが開けられないって(笑)。

開けなきゃ始まらないので、岩にはさんでみたり、人にたずねたりしてみたあげく、YOUが四角い公共のごみ箱のフチにはさんで、どうにか開栓に成功!

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やっとありつけたこのクリーミーな金鬼ペールエールは、柑橘系の香りと苦みが特徴。YOUも「辛口でスゴくおいしい」と、トラブル解決後の地ビールに舌鼓を打った。

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こうしてビールを楽しんでいるうちに、地獄谷にどんどん人が集まってきた。いったい何が始まるのか見ていると、山の上からたくさんの鬼たちが花火を手に行列をなして降りてきた。

これは「地獄の谷の鬼花火」というイベントだそうで、湯鬼神が花火を上げて厄を持ち去るといわれるもの。YOUは「地元の自然や文化に触れながら飲むとよりおいしくなる」と、ひととき地ビール片手に鬼花火に酔いしれた。

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そしてお次はいよいよ旅のハイライトへ!

この日はYOUがこの旅でいちばん行きたかった場所・洞爺湖にやってきた。美しい湖を眺めた後は、湖畔近くの「わかさいも本舗 洞爺湖本店」に行って、地ビールを探す。

すると見つけました、「洞爺湖の雫」! 今度は店員さんに保冷バックと保冷剤もつけてもらって、冷たさキープにもぬかりない。

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そしてやっぱりすぐには飲まず、どこかへ向かって歩き始めた。最高の景色を見ながら飲みたいというけれど、今度はいったいどこで飲むの?

YOUはどんどん山道を登り、30分も歩くと空気が薄くなり始めた。YOUが息切れ寸前&のどもカラカラ、というところでたどり着いた場所は...?

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なんと金毘羅山の噴火口! このエメラルドグリーンの神秘の沼の上に立って、絶景を見ながら地ビールを飲みたかったんだって。それは最高だね!

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「洞爺湖の雫」は、爽快な香りと、ほどよい苦味が特徴だ。

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今度はきちんと用意してきた栓抜きで開栓し、絶景のもと冷えた地ビールで最高のビール体験を楽しんだ! こうして旅のハイライトを達成したところで、密着は終了。

これからも、味わったことのない新しい地ビールをたくさん探しに日本に来てね!

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