内田康夫×伊藤淳史×中村梅雀! 新旧コロンボが強力タッグを組む”信濃のコロンボ”新シリーズ

公開: 更新: テレ東プラス

6月8日(月)よる8時からは、月曜プレミア8内田康夫サスペンス 新・信濃のコロンボ 追分殺人事件」を放送!

内田康夫×伊藤淳史×中村梅雀!新旧コロンボが強力タッグを組み"信濃のコロンボ"新シリーズが誕生!「困ったな」が口癖の長野県警の警部が"犬が吠えなかった謎"に挑む。

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竹村岩男(伊藤淳史)は長野県警捜査一課の警部。泥くさいやり方でこれまで数々の難事件を解決してきた。また自ら蕎麦を打つほど蕎麦好きで、その腕は名人級。この日もわざわざ東京から警視庁捜査一課の警部・岡部和雄(三浦貴大)が竹村の蕎麦を食べに来ていた。ところが軽井沢・信濃追分で殺人事件が発生したとの連絡が入り、慌てて現場の雑貨店『こぶし』へ向かう。

被害者は身元不明の初老の男(山上賢治)。後頭部に打撲痕があり、雪の中、ドアにもたれ掛かるように絶命していた。第一発見者は店主の丸岡一枝(篠原ゆき子)。男に見覚えはないというが、前夜10時頃、人が近づくと反応するライトが点灯したといい、何者かが遺体を運んできたとされる。また竹村は、飼犬コタローが犯人に吠えなかったという一枝の証言が気になっているようだ。

巡査部長の吉井正義(戸田昌宏)、巡査の木下真司(財木琢磨)、寺沢美由紀(矢島舞美)と共に捜査を始めた竹村は、ある蕎麦屋で、今年の初めに被害者と思われる人物が来たとの情報を得る。近くで開催された「追分文化シンポジウム」の会場を尋ねられたという。毎年行われるこのイベントは、労働歌「追分節」の歴史や継承に関するシンポジウム。しかし来場者は300人にものぼり、男の顔を覚えている者は見つからない。そこで竹村は鑑識の出崎孝治(長谷川朝晴)にイベントのアンケート用紙の指紋分析を依頼。読みはあたり被害者の指紋と一致する紙が見つかるが、そのアンケート用紙は残念ながら匿名だった――。

捜査は振出しに戻り、行き詰る竹村。そんな中、長野県警刑事部長・大森修治(中村梅雀)からのある助言をきっかけに、遺体を運んだのは一枝の知り合いではと思い始める。店の開店は3年前。それまでは東京でOLをしており、コタローが慣れている人間は限られるはず...そう踏んだ竹村らが再び店を訪ねると、そこには人形作家・谷田恵美(国生さゆり)がいた。店にある魔女人形や人形のキーホルダーはすべて恵美の作品だという。だが竹村の追及を制止しようとするなど、恵美はやけに一枝に肩入れする。しかもコタローは恵美に慣れている様子で...。

事件から4日目の朝。東京では本郷にある「八百屋お七の墓」前で、初老の男(ホリベン)の絞殺体が発見され、岡部が捜査にあたっていた。こちらも身元不明だが、近くの老舗酒屋に死亡推定時刻の前夜8時頃、被害者が来店したことが判明。この辺りを本郷追分と呼ばれていることを知り、「追分節は残っているか」と尋ねて来たという。追分節に絡む事件で捜査中の竹村を思い出した岡部が連絡すると、竹村は驚きの声をあげる。なぜなら事件が起きた文京区白山は一枝の実家近くだったからだ。偶然とは思えない竹村は、ちょうど上京する予定があった妻・陽子(美村里江)と共に東京へ赴く。陽子は永井満良(林与一)が代表を務めるNPO法人「ブルーカナリア」の署名運動ボランティアに参加するというが...。

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岡部と合流し「お七の墓」へ向かうと、骨董店『三叉路』の前で、車が邪魔だと地元民が騒ぎ立てていた。その人こそ一枝の父・丸岡武人(堀内正美)。どうやら娘が軽井沢へ行ったことを快く思っていないようだ。一方、丸岡が罵声を浴びせていた骨董店の店員(徳重聡)は、3年前に丸岡と娘らしき人が言い争っているのを聞いたといい、竹村は「あの親子には何かある」と直感する。

長野に戻った竹村は、再び出崎にアンケート用紙と本郷の被害者の指紋分析を依頼。今回もある用紙と指紋が一致するが、またも匿名で身元を特定するには至らなかった・・・。

信濃追分と本郷追分で起きた殺人事件。いずれの被害者も同じシンポジウムに参加。そして2つの追分に関わる疑わしき親子。それらを繋ぐ事件の鍵は、北海道にあるもうひとつの追分にあった――!?

幾つもの"分かれ道"の先にある真相に、2人の警部はたどり着くことができるのか?

今晩8時放送! どうぞお楽しみに!

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