ニッポンの「リアルなご飯」にスポットをあて、「あなたのご飯見せて下さい」を合言葉にリポーターが旅を敢行する「昼めし旅」(毎週月~金曜 昼11時40分)。その土地ならではのお昼ご飯や人気店、魅力的なご飯を紹介します。
5月25日(月)の放送は、栃木出身のお笑い芸人・U字工事・益子卓郎さんの昼めしを調査。奥様の撮影で、ご自宅にて益子さんが料理を作る様子を見せてもらいます。
こだわりのアレにつけていただく! 手打ちそば
益子さんは、2011年に5年間の交際を経て年下の奥様と結婚。それと同時に7歳の娘さんのパパに! その後ふたりのお子さんに恵まれ、現在5人家族で暮らしています。
益子さんが作るのは、なんと手打ちそば! 以前から、時間があると家族のためにチャーハンや焼きそばなどを作っていたという益子さんですが、1年半前からそば打ちにどハマり!
最近は頻繁にそばを打っているため腕が上がり、家族にも評判だそう。いろいろなそば粉を試した益子さんが最近ハマっているのが、栃木県矢板市のそば粉。電話で注文し、5㎏も取り寄せるとのこと。
まずはそば粉をふるい入れ、そば用のつなぎ粉を加えます。作るのは、そば粉8、つなぎ粉2の二八そば。少しずつ水を加えながら、そば粉を混ぜ合わせ、10分ほど練って生地がまとまったら、綿棒を使って伸ばしていきます。
「秘密兵器出します」と言って益子さんが取り出したのが、そば包丁。専門店で購入したそば包丁は、お値段約4万5000円!
「最初、素人用の短い包丁では切れなかったんですね。この包丁にしてから、道具って本当に大事だなと。若干太めに切るのが好きなんです」と益子さん。調理開始から30分、そば打ちが終了! 見事な出来栄えです。
お次はそばつゆを作ります。奥様の好みに合わせて、野菜を入れた温かいつゆに冷たいそばをつけて食べることに。
具材は大き目に切ったネギと豚バラ肉、しめじ。これを鍋で煮ていきます。具だくさんにして食材の旨みを出すのがポイント。「普通は、醤油やみりん、砂糖で作るけど、俺はそういうのができないので、めんつゆでやります!」と益子さん。目分量なので、味見をしながら調整するスタイル。つけ汁は濃いめのほうがいいそう。
「自粛中よかったのは、会話も増えるし子どもとも遊べるし、大変だけどいい機会で、気づくことはあったかな」と益子さん。奥様も「一緒にいすぎて老後の気分を味わっている(笑)」と本音がポロリ。
「そばには天ぷらじゃなくて餃子でしょ!」と益子さんが取り出したのは、奥様が子どもたちと作って冷凍しておいた餃子。餃子で有名な栃木出身ということもあり、常に冷凍してストックしています。益子家の餃子は、餡に甘みを出すタマネギと、コクを出す味噌を入れるのが特徴。
最後にそばを茹でます。少し芯が残って食べ応えが出る感じが益子さんの好み。50秒で取り出したら、水でしめます。益子焼のお皿に盛って、完成!
こちらが、益子さん家のお昼ご飯。おそばと餃子のほかにもおかずが並びます。
奥様が作る甘さ控えめのひじきの煮物は、益子さんの大好物。
毎日食べているという蒸しブロッコリーも。
早速奥様がおそばを食べると、「(味も)上の上!」と大絶賛。益子さんも「味が濃くて...矢板のそば、うまいなコレ!」とコメント。最後に益子さんは「いつもロケに協力してくれる人たちにありがたいなと思いますね。でもやっぱり、自粛生活が終わったら、またロケに行きたい! 撮られる側じゃなく見せてもらう側として...また行かせてください!」と語ってくれました。
益子さん、とってもおいしそうなご飯を見せていただき、ありがとうございました!