もういっそ消えてしまいたい...仕事も家族も失い自殺未遂! 大ヒットCMでブレイクした俳優の波乱万丈人生:じっくり聞いタロウ

公開: 更新: テレ東プラス

売れっ子から懐かしのスターまで、芸能人が驚きの近況を報告する番組「じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告」(毎週木曜深夜0時12分放送)。5月21日(木)の放送では、大ヒットCMで大ブレイクした俳優・清水章吾が、全盛期から離婚、さらには自殺未遂まで波乱に満ちた人生を大暴露!

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俳優・清水章吾は1958年に15歳で俳優デビュー。2002年にチワワの"くぅ〜ちゃん"と共演したアイフルのCMがきっかけで大ブレイク。

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実は、あの"くぅ〜ちゃん"を選んだのは清水。現場にプードルやダックスフントなどいろんな犬種が7匹用意されていた中から、「一緒にやるから懐かないといけない。だから一番懐きそうで優しそうな犬でくぅ〜ちゃんを選んだ」と、後のチワワブームを巻き起こすきっかけとなった人気犬誕生秘話を。

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しかし、現場ではまったく懐かず撮影では苦労をしたそうで「毎回テイク30〜40までいった」と知られざる裏話も明かした。

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CMは好評で4年間シリーズ化。チワワもCM人気で高級犬となり、清水も60万円で購入した。すると「どんどん増えちゃった。他の犬種もほしいとなって」となり、多い時は18匹も飼っていたという。

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CM出演後、清水は仕事も激増。世界的モデルのナオミ・キャンベルとTBCのCMでの共演や、ドラマ出演のオファーもたくさん舞い込むようになり名脇役として不動の地位を確立し、まさに公私共に順風満帆のように思えたが、それも長くは続かなかった。

ドラマで犯人役が多かったことから、視聴者が"また清水さんが犯人?"と推測してしまうため「ちょっとした役で出演しても、"あの人犯人かもしれない""あの人があんな役をやるわけない"となっちゃう」という弊害が生まれ、仕事が激減したという。

そんな窮地に立った清水に高いギャラを得られる「通販番組」の仕事が舞い込んでくる。これで生活も安泰かと思われたが、一切オファーが来なくなる失態を犯してしまう。

通常のグルメ番組では先にタレントブロックの撮影をしたあとに料理の撮影をするが、商品が命である通販番組の場合は商品を先に撮影したあとにタレントのリアクションを撮影することが多い。そんな中、共演していた某大物女優が撮影を待たされることに怒ってしまい、彼女に煽られ清水も一緒に怒り、以来仕事の依頼が来なくなったという。

ここから清水の波乱の人生が始まる。

昨年、40年以上連れ添っていた妻から離婚を切り出され、それを承諾。3人の子どもは奥さんが引き取ることに。

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仕事も家庭も失ったこの時が絶望の淵だったという彼は、自殺をはかる。「僕がこんなにつらいんだったら消えちゃおうと思った。もう消えちゃいたいなって。遺書を書いて、きちっとベッドを整えてサヨナラって、本当に消えようと思った」と、当時の心境を吐露する清水。

睡眠導入剤を40錠ぐらい飲んで意識を失っている彼を家族が発見して病院へ。「(3日後に)気が付いた時には救急病院でICUに入っていた」と語る。

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退院後、住む家のあてがなく市役所の福祉課に紹介してもらったという清水は「役者としていい経験をさせられた。こういう事もあるんだ。またやれよって事なんだなと」と振り返る。

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現在、家賃3万5000円のアパートで1人暮らしをしている彼は「そこら辺のおじさんの役でいいからやってみたい。役者をやってみたい。あと3年くらいはやりたいです」と、芝居への思いを語った。

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