<コロナに思う>YOSHIKI「エンターテインメントはどの時代にもなくならない。それは衣食住と同じ必要なもの」

公開: 更新: テレ東プラス

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新型コロナウイルスの感染拡大、外出自粛による経済へのダメージ...。未曾有の事態に日本国内だけでなく世界中が不安に包まれる中、『ワールドビジネスサテライト』では、現在「コロナに思う」と題し、各界の著名人によるリレーメッセージをお伝えしています。

18日の放送はロックバンド「X JAPAN」のYOSHIKIさんのメッセージです。世界中を飛び回る生活から一転、コロナでロサンゼルスにとどまり続けているというYOSHIKIさんは、コロナ以後のエンターテイメント業界について、変化しなければいけないと語ります。


YOSHIKIです。

いま世の中はこういう事態になっていますが、ここ数年は世界を飛び回っていました。1週間に1回飛行機に乗らない日はなかった気がします。

ただ、こういう事態を迎えて2月からロサンゼルスにとどまっています。

辛くないと言ったら嘘になりますが、自分が今ここにとどまっていること。それは社会に対して貢献をしているんだと。医療崩壊を防ぐ意味でも。そういったモチベーションをもっていると前向きになれます。

コロナの前と後、僕は時代が変わると思います。僕に限らず、みなさんそう思っていると思います。じゃあどのように変わるのだろう。

音楽業界に僕はいますが、こういう状況を受けてエンターテインメント業界も変わるべき、または変わっていかなければいけないのかなとも思っています。

それがどのように変わるか。まずオプティミスティック(楽観的)、そしてペシミスティック(悲観的)、希望と楽観視、そして最悪の状況を考える。そのどこかに僕らはポジションを持っていかなければいけない。そういうところで僕らはどういう行動を今とるか。

ただエンターテインメントはどの時代にもなくならない。それは衣食住と同じ必要なものである。そこは自信を持って言えると思います。そうした中で 僕らがどのように皆さんをエンターテインすることができるのか。

今後 それをみなさんと一緒に考えていければと思っています。

必ず明るい時代は来ると信じて。今、この時だからこそできる曲を作りたいと思いますし
できることをしたいと思っています。みなさんの健康と安全を心から祈っています。

YOSHIKIでした。



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