「この店は私たちが生きた証...」老舗中華食堂を救う<驚きの方法>

公開: 更新: テレ東プラス

5月18日(月)夜10時からは、「行列の女神~らーめん才遊記~」第5話(主演:鈴木京香)を放送!

ラーメン業界を牽引するカリスマ・芹沢(鈴木)が、苦境にあえぐ店を驚きの方法で救うコンサルドラマ! 後継者問題を抱える老舗中華食堂を救う驚きの方法とは!?

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【第5話 あらすじ】
「清流企画」に、板橋区の中華食堂『おおひら食堂』店主・大平茂幸(螢雪次朗)・芳江(茅島成美)夫妻から依頼が舞い込む。

事の発端は数日前。ラーメン評論家の有栖涼(石塚英彦)が、20年間、月イチで通う『おおひら食堂』でタンメンを堪能していると、夫妻からまもなく店を畳むことを告げられる。
繁盛はしているが後継者がおらず、年齢を考えて引退したいと言うのだ。お気に入りの店を失いたくない有栖は、夫妻に後継者探しを「清流企画」に依頼するよう説得したのだ。

芹沢達美(鈴木京香)が考えたのは社員全員によるコンペの実施。夏川彩(高橋メアリージュン)、白坂隼人(小関裕太)、須田正史(前野朋哉)、そして新人の汐見ゆとり(黒島結菜)が、己の人脈で後継者にふさわしい人を探し出し、能力を見て1人を選ぶという。とはいえさすがにゆとりには不利ということで、芹沢は人材探しも兼ねて、『らあめん清流房』のアルバイト面接を任せることに。

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意気揚々と面接に臨むゆとりだったが、面接の時間にやって来たのは覇気のない若者ばかり。遅刻しておきながら逆ギレする青年、派手なデコネイル女子、面接中も電話を止めない男子、母親同伴のニート..."有望"からはかけ離れた希望者しか現れず、絶望感にさいなまれる。そんなゆとりに、芹沢は人材探しの難しさを説くのだった。

結局ゆとりだけ候補者を見つけられないままコンペ初日を迎える。後継者選びの方法は『おおひら食堂』の看板メニュー・タンメンなどのレシピを1日で習得し、各人3日間ずつ店で店主として働くという模擬営業。大がかりな内容だが、理想の候補者を見つけた夏川、白坂、須田は自信に満ちあふれている。

「この店は私たち夫婦の生きた証。出来るだけ今まで通りの味を残していきたい」――そんな茂幸の熱き言葉と共に、運命のコンペが始まった。不戦敗にはさせまいと、ゆとりはやむを得ず橋爪ようこ(高畑淳子)のクッキングスクール近くでスカウトを試みるが、ようこの部下に捕まってしまう。ところがコンペもまもなく終わろうとしていたある日、『おおひら食堂』で鷹野研次郎(音尾琢真)と名乗る酔っ払い客に突然「候補になってやる」と話しかけられる。ゆとりは無視しようとするが、鷹野が勝手に話を進めてしまい...。

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出演者
芹沢達美...鈴木京香
汐見ゆとり...黒島結菜
夏川彩...高橋メアリージュン
白坂隼人...小関裕太
須田正史...前野朋哉

汐見亮二...利重剛
有栖涼...石塚英彦
橋爪ようこ...高畑淳子
河上堅吾...杉本哲太

ゲスト出演者
鷹野研次郎...音尾琢真
大平茂幸...螢雪次朗
大平芳江...茅島成美

野崎の母...鳥居みゆき
塩崎...コージ・トクダ(元ブリリアン
山下...薄幸納言
島岡...土佐有輝土佐兄弟
野崎...竹内一希まんじゅう大帝国
畑中...佳久創

【早くも第6話・第7話のゲストを解禁!】

gyoretsu_20200818_04.jpg(写真左から)第6話/金井勇太、マギー 第7話/石黒賢

<第6話>
白坂隼人(小関裕太)の初めてのクライアントは、すでに店を売って消えてしまい...。一方、ゆとり(黒島結菜)はまたしても『味惑コーポレーション』とコンペをすることに!?

白坂隼人の大学の先輩で元クライアント・牧原弘貴役には、13歳で映画デビューして以降、映画やドラマなど数多くの話題作に出演、気の弱い青年役から猟奇殺人犯まで幅広い役をこなす実力派俳優・金井勇太。業界最大手チェーン店を経営する『楽麺フーズ』社長・蒲生博昭役に、俳優・脚本家・演出家・バラエティタレントなど幅広く活躍しているマギーが決定!

<第7話>
ラーメンニューウェイブの旗手として活躍した業界のスターが芹沢にコンサルティングを依頼。プライドの高い店主に対し、ゆとりを担当にした芹沢にはある思惑があって...。

芹沢と河上(杉本哲太)とは同じラーメン屋で修行した間柄であり、芹沢をライバル視する『麺房なかはら』店主・中原昌英役には、俳優として数多くの映画やドラマに出演するほか、キャスターや児童文学翻訳家としても知られる石黒賢が扮します。B級グルメ扱いだったラーメンを洗練された高度な麺料理に進化させようという職人が多く現れた1990年代のラーメンニューウェイブの頃に「丸鶏拉麺」で一世を風靡したラーメン界のスターが、なぜ芹沢にコンサルティングを依頼するのか? オンエアをお楽しみに!

【出演者コメント】
◆第6話
『麵屋まっきぃ』店主・牧原弘貴役/金井勇太
ドラマ Biz は「ヘッドハンター」「リーガル ・ ハート」と毎年呼んでいただいていますが、非常に見応えのある作品が多く、今回も初回から観ていました。制作陣も自分が中学生の頃からお世話になっているチームで、出演が叶い感無量です。古家和尚さんによる脚本は人間ドラマとラーメンの蘊蓄が見事にマッチしていて、ドラマを観終わった後にラーメンが食べたくなること必至だと確信しています。ちなみに好きなラーメンは東京都福生市「いぬい」の中華そばと並ご飯。ゆかりご飯と合うラーメンが大好物です。(金井演じる牧原弘貴は)女性にモテない、こだわりが強いなど、自分と似通った部分が多くとても自然体でいられた役でした。彼の抱える悩みは、モノづくりに関わる多くの人が共感出来るのではないでしょうか。ラーメンと人間への愛が詰まった素敵なドラマです。牧原くんの登場により、ドラマに良い出汁が出ますように。

『楽麺フーズ』社長・蒲生博昭役/マギー
常日頃からラーメン愛がほとばしる私、今回の蒲生役をラーメンに喩えるなら『見た目こってり?食べ進めたら意外としつこくない!でも後口にしっかりコクが残る!』そんなキャラを目指しました。視聴者の皆さんが、翌日、ボリューム系ラーメンを食べたくなるようなパワフルな作品に参加できて楽しかったです。ごちそうさまでした!

◆第7話
『麺房なかはら』店主・中原昌英役/石黒賢
淘汰の激しい飲食業界にあって、ラーメン職人としてのこだわりだけに固執していると、生き残ることができない。お客さんへ美味しいものを提供するという最低限の条件に、ある種のエンターテイメント性を加味する事の必要性が描かれていて、台本を読み、俳優という職業に照らし合わせた時に、主観と客観とのバランスが大切だと感じました。(中原昌英役を演じて、)職人気質の"匂い"をどういう風に表現したらよいのかというところが、難しくもあり面白かったです。また、現場へラーメン指導で来てくださった方が、昼夜逆転した撮影の合間に出演者やスタッフの皆さんに振る舞ってくださったラーメンの味は忘れられません。人生は選択の連続です。今回、ドラマで描かれている、鈴木さん演じる芹沢社長と杉本さん演じる河上、そして中原の3人それぞれの"人生の選択"を、楽しんでいただければと思います。

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