街の人への何気ないインタビュー映像をきっかけに、笑福亭鶴瓶とゲストがよもやま話を展開するトークバラエティ「チマタの噺」(毎週火曜深夜0時12分~)。5月12日(火)は、ゲストの熱い想いが溢れだした「涙の会いたい人スペシャル」をお届け。
幼稚園時代の恩師:伊藤健太郎
まずは俳優・伊藤健太郎が登場。幼稚園時代に通っていたスポーツクラブの先生に会いたいと話します。アクションなどを演じる上で、体が自由に動くのはその先生のおかげと語る伊藤。当時両親が共働きだった伊藤は、先生と過ごす時間が長かったと話し、いつも熱心に生徒に向き合う先生を大リスペクトしているようです。現在でも付き合いは続いており、「先生と呼べる人で、初めて一緒にお酒を飲んだ人」だと紹介します。
伊藤が"ファンキー"だと話す先生は、伊藤のことを「負けず嫌いで必ずやり遂げる」と評価。先生は、伊藤が初主演した映画を観に行き、頑張っている伊藤の姿に思わず泣いてしまったとのこと。鑑賞後すぐに伊藤と会い、抱き合って号泣したという熱いエピソードを披露します。
養成所時代の恩人:つるの剛士
俳優、歌手、タレントとマルチな才能で活躍するつるの剛士は、芸能界に入るキッカケとなった恩人がいるとのこと。養成所時代、演出家の先生に事務所を紹介してもらったことがきっかけで、現在のキャリアに繋がったと振り返ります。その後恩返しをしようと先生をご飯に誘いますが、つるのが高校生だったということもあり、「もうちょっとご飯食べられるようになってから奢ってくれ」と断られたそう。「どうしても"つるの恩返し"がしたい」と熱望します。
先生は、当時のつるのはすでに存在感を放っていたと話しますが、ある日つるのから、「向いてない気がする」と相談されたとか。「(このまま辞めるのは)惜しいな」と思った先生は、芸能関係の知人につるのを紹介し、そこから事務所入りが決まったと話します。
最後につるのと食事をした際、「ビッグになって"つるの恩返し"でもしちゃえば?」と軽い気持ちで言ってしまった先生。「(それが)彼の重荷になっているのでは?」と少し後悔の念を見せますが、スタッフが「むしろその約束が(つるのの)励みになっているそうですよ」と話すと、「25年そんな感じで思ってくれたと思うと嬉しいですね」と目を潤ませます。