身分は曖昧。昇進も関係なし。再雇用警察官が刑事の勘と人脈を武器に難事件に挑む!:再雇用警察官

公開: 更新: テレ東プラス

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5月11日(月)夜8時からは「月曜プレミア8 再雇用警察官」を放送!

身分は曖昧。昇進も関係なし。再雇用警察官が刑事の勘と人脈を武器に難事件に挑む、"人生百年時代"ミステリー。

あらすじ

再雇用警察官とは、長年培った豊富な経験を生かして再スタートを切る警察官のこと。定年退職した安治川信繁(高橋英樹)は、再雇用警察官として、神奈川県警生活安全部・消息対応室に配属される。消息対応室は行方不明者を自発的か否か選別する部署だが、事件性のある案件は所轄が担当するため、主な仕事は行方不明者リストのデータ化。与えられた部屋は川崎中央署の倉庫。室員もある事情で県警から左遷された室長・芝隆之(石黒賢)に新月良美(本仮屋ユイカ)の2人という地味な部署だ。そこへほぼ逮捕したことがないというおじさんの新人がやってきたことに、良美はいたく不満そうだ。

そんな平和な部署が、ある事件を機に一変する。自発的蒸発者とされていた本間雅史(小野了)が、汐入川で遺体となって発見されたとの一報が入ったのだ。現場に駆け付けると、明らかに本間とは別人だったが、遺体のポケットには本間の保険証が...。「事件に関わっている可能性が出た以上調べ直すべき」という安治川の一言で、消息対応室は犯人の可能性が出てきた本間の再調査を始める。

被害者の死因は鋭利な刃物による刺殺で、死後10日が経過し指紋の判別ができない状態だった。捜査本部に顔を出した消息対応室の面々を捜査一課の佐久山明弘(林泰文)は邪険にするが、管理官の堂本雅也(諒太郎)はそれを制止。かつて一から捜査のやり方を教わった安治川を尊敬していたのだ。この安治川の人望・人脈は、その後も消息対応室への扱いを変えていくこととなる。

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安治川らは本間の行方不明届を出した妻・淳子(明星真由美)を改めて聴取する。調査中に愛人の存在が発覚した本間は、駆け落ちしたとされている。失踪直後に入った「ご主人を探せばあなたの命は保証しない」という淳子への電話も、愛人の自作自演を疑っているが、それよりも会社を辞めた本間が手にした退職金2千万円の行方が気になっている様子だ。

愛人を目撃した本間の大学時代の後輩・池原進(小林博)によると、相手は親子ほど歳の離れた美女で、本間が得意な絵を通じて知り合ったという。2人はどこに消えたのか...。

被害者がしていたベルトの特徴的なバックルに目を付けた安治川は、親代わりとして育ててきた姪・本条名保子(磯山さやか)の差し入れもヒントとなり、バックルを作った工場にたどり着く。すると幾つか作った試作品を、10日ほど前に辞めた男がすべて持ち逃げしたことが明らかに。しかも男は「本間雅史」と名乗っていたが、社長に写真を見せるとやはり別人だと証言。その後の捜査本部の調べで、その男が2週間前に起きた強盗殺人事件の重要参考人・下河内健(遠山俊也)で、汐入川の遺体も下河内であることが判明する。後日、下河内の引き取り手続きのため、息子の秋彦(伊藤祐輝)が消息相談室にやって来るが、過去に何かあったのか、父を見つめる目はかなり冷たく――。

愛人と駆け落ちした本間、本間の名を語った下河内...素性を知られないために2人は入れ替わったのか?2人の繋がりはなんなのか?徐々にそれぞれの行動が明らかになっていく中、なんと奥多摩の山奥で首を吊り自殺を図った本間が発見される。だが残された遺書に違和感を覚えた安治川は、事情を知ると思われる愛人探しに奔走。調べを進めるうち、事件に関わる第三の男の存在が浮上する――。

平和な部署に突如降ってきた難事件。果たして再雇用警察官と県警を追い出された2人による消息対応室は、事件の真相にたどり着けるのか?

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