「リップの使い方が気になる」 唇で人を分析! サイレント・リップ 唇捜査官・白洲迅!?:サイレント・ヴォイス

公開: 更新: テレ東プラス

5月1日(金)より金曜8時のドラマ枠にて「サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻」(毎週金曜夜8時放送)がスタート! 本作は、BSテレ東にて2018年10月クールに放送され、人気を博したミステリードラマで、現在、毎週土曜夜9時よりBSテレ東にて続編となる「サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻 Season2」が絶賛放送中。今回は、地上波での放送を記念して、2018年10月放送時のインタビューを再び公開します!


唇が荒れている人は、〇〇な一面が!? リップクリームの面がガタガタになっている人は、○○らしい!?

人の些細な仕草から心理状態を見抜く"行動心理学"を駆使して事件の謎を解く本作に、なんと"リップクリームの使い方"で人を分析できる出演者がいた!?

今回は、若手刑事・西野圭介を演じる白洲迅を直撃。行動心理学を駆使して被疑者のウソを見抜く主人公・絵麻(栗山千明)の相棒的な存在となる西野を、どのように演じているのか聞いてみた。

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...と、普通のインタビューを装いながら、実は「テレ東プラス」記者が"行動心理記者"として彼の言動を注意深く観察。付け焼刃の行動心理学を駆使して、言葉の裏に隠された深層心理を暴く!?

これまでにない顔芸にも注目(笑)

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――常識外れで予想のつかない取調べをする絵麻の相棒・西野。どのようなキャラクターだと捉えていますか?

「西野は熱い若手刑事。若くして警視庁捜査一課に配属されているので優秀ではあると思いますが、いつも絵麻に振り回されていて、優秀な部分はまだ出てきてないです(笑)」

【行動心理記者は見た!】
この時、白洲さんは...!? インタビュー開始と同時にシャツの袖をまくり、ネクタイを触る白洲さん。行動心理学的には、袖をまくる行動は、積極的に取り組もうという「気合い」、ネクタイを触る仕草は、触ってもおかしくないファッションアイテムを触って「気持ちを落ち着かせたい」という心理の現れ(所説あり)。「どんなことを聞かれるのか?」と少し落ち着かない気持ちがありながらも、取材に気合いを入れて臨んでくれていると分析。

――そんな西野を、どのように演じていますか?

「絵麻に振り回されるポジションなので、どちらかというとかわいく見える芝居に寄ってしまうのですが、もう少しそこに何か違う味を付け加えたいと思っています。例えば、ただ振り回されるだけではなく、ちょっと反発するようなところが見えたり。絵麻と西野が良いバディになるように、二人のコミカルなやり取りも見どころになるように演じたいですね」

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――西野を演じていて、どんなところが難しいですか?

「西野はムチャクチャな取調べをする絵麻への気持ちを、口には出せないから表情で見せながら心の声でツッコむんです。その表情の芝居とモノローグが難しいですね。コメディ色も強くて、モノローグではエセ関西弁でツッコんだりして(笑)。その面白さを表情で見せないといけないので、顔芸の要素も求められるんです。かなりすごい顔をしているので、これまでにない顔芸にも注目してください(笑)」

――例えばどんな顔をしているんですか?

「それはお楽しみということで! 顔の筋肉が疲れるぐらいやってます(笑)」

【行動心理記者は見た!】
「顔芸」の話題になると、イスの背もたれに寄りかかる白洲さん。これは「リラックスして警戒心がない状態」の現れ。笑顔もこぼれ、リラックスして楽しんで話してくれていると分析。

――バディとなる栗山千明さんの印象は?

「同じ場面で一緒にお芝居をするのは初めてで。クールビューティーというイメージでしたが、実際にご一緒してみると、すごく気さくで、壁を感じさせない方です。周りへの気配りができる方なんだろうなと思います」

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唇を触る仕草は行動心理学的には...?

――このドラマのテーマになっている行動心理学には、これまで触れる機会はありましたか?

「行動心理学という言葉自体、初めて聞くジャンルでしたが、今回触れてみて、すごく興味を引かれました。それと同時に、役者としては怖さも感じて。ちょっとした仕草からウソを見抜かれてしまう"マイクロジェスチャー"のことを知ると、芝居も一種のウソなわけですから、もしかしたら芝居の中で知らないうちにウソのサインが出ているのかもしれないなと。特に今回はそれがテーマなので、ドラマを見る方はそういう視点からも見るだろうし、芝居する側としては気になりますよね。視聴者のみなさん、そこまでは見ないでください(笑)」

※マイクロジェスチャー=ウソをつく瞬間に0.2秒間だけ現れる、その人固有の動き。

【行動心理記者は見た!】
この辺りから、テーブルの上に両手を乗せ徐々に前のめりの姿勢に。これは「会話に関心・興味を持っている」あるいは真逆の「そろそろ帰りたい」という心理の現れ。白洲さんの場合は、「気分がさらにノッてきた」と分析。...したいところだが、実は「このインタビューつまんないから早く終わらないかな...」と思われていたとりたら、行動心理記者は大ショック!!!

――ドラマの中でも「接近性と好意は比例する」や「同時に同じ行動をする"ミラーリング"は好意のサイン」などの行動心理学が登場しますが、普段の生活で行動心理学を活用することはありますか?

「自分からというのは、あまりないですが...。接近性と好意の話だと、例えば、電車で隣に座った女性が眠って肩に寄り掛かってきたら、ちょっと意識しちゃいますよね(笑)。男なんて単純なので(笑)。実はそういう行動心理学を利用している女性がいたら、怖いなあ(笑)」

――白洲さんが、こんなことをされたらドキッとしてしまう女性の仕草や行動は?

「やっぱり、距離感が近い人は、ドキッとしますね。『なんだよ、いきなり?』って。でも、これも、計算してやっている女性がいたら、怖いなあ(笑)」

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――ちなみに、白洲さん自身がついやってしまう仕草やクセはありますか?

「クセはあまりないと思うんですが...唇はよく触るかもしれない。唇をすごく大事にしていて、リップ依存症なんです。唇が乾燥するとすごく気になるから、触っちゃうのかも。もちろん、リップクリームは常に持ってます」

【行動心理記者からのワンポイント】
唇を触る仕草は、行動心理学的には「他のことを考えている」「不安を和らげる」「ウソをついている」「落ち着こうとしている」など、人によって様々な心理を表す。また、唇をよく触る人は「甘えん坊」タイプが多いという説も。そこで行動心理記者は、白洲さんは甘えん坊と分析(笑)。

――お気に入りのリップクリームはありますか?

「ユリアージュというブランド。僕には、これが合ってます」

――では、やっぱり他人の唇も気になりますか?

「気になりますね。唇も気になるし、リップの使い方も気になる(笑)。ちゃんと塗り方があるんですよ。唇の縦ジワにちゃんと浸透させるように、リップは縦塗りが基本です。

雑に使ってる人は、リップの面がガタガタになってるんですよ。そういうのを見ると『なんだあれは!?』と、すごく気になって。『どうやって塗ればあんな風になるんだろう?』『もしかしたら食べてるんじゃないの?』というような人もいますね(笑)。ちなみに僕は唇に沿って使うから、リップの面は反り立っています(笑)」

――行動心理捜査官の絵麻は行動で人を分析しますが、白洲さんは唇で人を分析できそうですね。

「確かに! 人の唇に関するものは、気になって見ているかもしれないです(笑)」

――では最後にドラマを楽しみにしている方々へのメッセージをお願いします。

「行動心理学を応用した取調べにより事件を解決していくところが面白いドラマだと思います。行動心理学の面白い情報もたくさんあるので、そこも楽しんでもらえたら。

西野的には、やっぱり顔芸ですかね。顔芸って言っちゃうとハードル上がりそうなんですけど(笑)。コメディ的な要素もありつつ、面白い事件の謎が解き明かされるミステリー。被疑者のちょっとした動きの撮り方もヒントになっているので、そこに注目しながら一緒に推理して楽しんでいただけたらと思います」

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インタビューが終わったところで、実は行動心理学的に分析するため仕草を観察していたことを明かすと、「えっ! 怖い怖い!(笑)」と白洲さん。唇よりもネクタイをよく触っていたことを指摘すると、「よくやるかも。どこかしら、触りがちなんですよ。落ち着かないんでしょうね」とニッコリ。そのステキな笑顔にやられた行動心理記者としては、やはり「白洲迅 甘えん坊」説を押していきたい。

白洲さんの"顔芸"が放送まで待てない!という声に応えて、最後まで読んでくれた読者だけにチラ見せ!

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被疑者を追い込む絵麻の後ろの西野の表情に注目! 新境地開拓(?)となる白洲さんの顔芸にもご期待ください。

※2018年10月2日に公開した記事の再掲です。

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5月1日(金)放送の第1話は?

行動心理学という特殊な技術で相手の嘘を見抜き、表面からは読み取れない隠された真実を暴く美貌の女刑事、楯岡絵麻(栗山千明)。6歳の少女を誘拐した容疑で崎田(佐伯大地)という男が逮捕されるが口を割らない。捜査本部は同時期に発生したバラバラ殺人事件にも追われ行き詰まってしまう。絵麻は崎田の嘘を見抜き少女の居場所を突き止めるが......。

【番組名・放送日時】 金曜8時のドラマ「サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻」・2020年5月1日(金)スタート 毎週金曜夜8時~夜8時54分
【放送局】 テレビ東京・テレビ大阪・テレビ愛知・テレビせとうち・テレビ北海道・TVQ九州放送
【出演】 栗山千明、白洲迅、野村修一椎名香奈江宇梶剛士
【原作】 佐藤青南「行動心理捜査官・楯岡絵麻」シリーズ(宝島社)(「サイレント・ヴォイス」「ブラック・コール」「インサイド・フェイス」)
【脚本】 ブラジリィー・アン・山田/大浦光太/本田隆朗
【プロデューサー】 森田昇(BSテレ東)/岩田祐二(共同テレビ)/山内大典(共同テレビ)
【制作】 BSテレ東/共同テレビ
【製作著作】 「サイレント・ヴォイス」製作委員会2018

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