地方の名店の味を東京で提供「出前館」注目の新ビジネス:カンブリア宮殿

公開: 更新: テレ東プラス

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4月30日(木)夜10時放送の「カンブリア宮殿」は、出前代行ビジネスのフロンティア企業が挑む「出前改革」に迫る!

■「出前改革」で新たな市場を切り拓け!
外食不況が叫ばれて久しい今、個人経営、大手チェーンに関係なく、簡単に生き残れる時代ではない。「出前」はそんな外食不況の時代にあって、「飲食店の出前の代行」をベースに、「加盟店が多いから豊富なメニューを楽しめる」「配達時間が正確」という対ユーザーへのバリューと、「配達スタッフや出前向けメニューの開発のバックアップ」という対飲食店のバリューを組み合わせることで独自のスキームを生み出し、成長を続ける。

番組では、古くて新しい出前業界で奮闘する出前館に密着。業界をリードする「出前改革」に迫った。

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■月2万の売上からのスタート
インターネット黎明期の2000年にサービスを開始した出前館。インターネットで出前が注文出来るという利便性をウリにスタートしたが、創業当初の売上は月2万円。社員の給料遅配が続き、倒産も秒読みか...というタイミングで中村が経営に参画した。リクルートを経て飲食業界のコンサルタントをしていた中村は「出前市場は限りなくポテンシャルが高い」と、3億円近い負債があった出前館の社長に就任。「時間丁度に出前が届くインフラを整備する」「知られざる地元の名店に加盟してもらう」といった出前館ならではの強みを磨き、今や年商66億円の企業へと成長させた。

■地方の名店の味を出前で
出前館では今春、新たな試みを始める。これまでの事業モデルは出前代行のみだったが、今後は自ら商品開発に関わったメニューを出前する全工程を請け負うビジネスを展開する。しかも、地方の名店の味を東京で提供する、というもの。第一弾は仙台で人気の高い高級中華店「クロモリ」の料理人、黒森氏がプロデュースし、監修したメニューを東京で展開する。

【ゲスト】出前館 中村利江 社長
【メインインタビュアー】村上龍
【サブインタビュアー】小池栄子

番組関連情報
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@cambrian_palace

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