栄養満点! 美容効果も! 平均年齢63歳の男たちが山の中を猛ダッシュしてまで捕獲する生物:たけしのニッポンのミカタ!

公開: 更新: テレ東プラス

4月24日(金)夜10時からは、「たけしのニッポンのミカタ!傑作選【ビックリ仰天!ニッポンの㊙暮らしを一挙公開!】」を放送。これまで番組が取材した、その土地ならではの暮らしを紹介していく。

「テレ東プラス」では、番組の中から、長野県の「クロスズメバチと共に生きる人々」、沖縄県の離島で行われる「海の暴れん坊をやっつけろ!命がけの"捕獲"」の内容をピックアップしてご紹介する。

「クロスズメバチ」と共に生きる人々とは?

mikata_20200424_01.jpg
山の中で何かを追いかける男たち。ある生物をハンティングしているようだ。長野県伊那市に住むAさんが追うのは「クロスズメバチ」。クロスズメバチは、凶暴で毒性が強いオオスメバチやキイロスズメバチと比較しても、温和で毒性が弱いとされている種類のハチだ。

mikata_20200424_02.jpg
そこでAさんがハチの大好物である生イカを仕掛けに待つこと5分。

mikata_20200424_03.jpg
生イカと目印となる綿で作った仕掛けに見事くっついたハチ。そしてそのハチを、Aさんは再度山に放つ。目印をつけたまま巣に戻るハチを追いかける男たち...。平均年齢63歳の男たちが道なき道を猛ダッシュする!

mikata_20200424_04.jpg
失敗を繰り返しつつ、8回目の挑戦でついにハチが出入りする穴を発見。クロスズメバチの巣は地中にあるため、煙幕を穴の中に入れ、ハチを気絶させている間に巣を掘り起こす。1分後、掘り出すことに成功したのはめったに採れない特大サイズの巣。果たしてこのハチの巣をどうするのだろうか?

mikata_20200424_05.jpg
Aさん宅に集まったハンターたちは、ハチの巣から幼虫を1匹ずつ取り出す。この日の収穫は約800グラム。

mikata_20200424_06.jpg
採れたばかりの蜂の子は、Aさんの奥様によって佃煮や唐揚げに!

mikata_20200424_07.jpg
栄養満点! おいしい蜂の子料理を味わう男たちの顔は満足げ。毎年決まった時期にしか採れない蜂の子。山の中を走り回り、探し出す価値がある最高のごちそうなのだ。

海の暴れん坊をやっつけろ! 命がけの捕獲暮らし

沖縄・宮古島の北西1.5kmに浮かぶ池間島。漁師のBさんが沖合で釣り上げたのは、約2mのイタチザメ。イタチザメは大きいものでは全長が5mにもなる大型のサメ。鋭いノコギリ状の歯と強力なアゴを持ち、人を襲うこともある危険なサメだ。

mikata_20200424_08.jpg
同行した篠原信一も漁をお手伝いするが、なんとサメの尾びれが篠原を直撃! 思わずビビって船の舳先に退散してしまう(笑)。その後も次々とサメを獲るBさんだが、なぜ危険を冒してまで、凶暴なサメを獲るのだろうか。

mikata_20200424_09.jpg
Bさんによると、「(サメが)釣った魚を食べてしまい、相当な被害が起きている」とのこと。一本釣りの針にかかった魚はサメにとっても恰好の獲物であり、深海から船まで魚を引き揚げる際、サメに横取りされてしまうそう。沖縄県のサメによる漁業被害は1年間で約1288万円(平成26年度)にも上り、膨大な被害となっている。

漁師たちは漁の妨げとなるサメを捕獲。捕ったサメは解体し、「食べちゃおう!」と料理する。

mikata_20200424_10.jpg
目の前に並ぶのは、サメの味噌煮込み、サメのフライ、サメの刺身など、サメ料理のフルコース! その味は鶏のささみによく似ているという。「決して臭みなどはない」と、篠原も大絶賛だった。

番組ではこの他、

▽たけしも驚く!眠らない人たちの深夜の生態...茨城で24時間営業の美容室!田んぼの店の鉄人おかみ!?

▽大都会・東京にもある!都会の変な暮らし...世界屈指の繁華街・渋谷で築77年のアパート暮らし&日本一地価の高い銀座で一番安い部屋

などをお届けする。今夜10時放送! 「たけしのニッポンのミカタ!傑作選【ビックリ仰天!ニッポンの㊙暮らしを一挙公開!】」をどうぞお楽しみに!

PICK UP