街の人への何気ないインタビュー映像をきっかけに、笑福亭鶴瓶とゲストがよもやま話を展開するトークバラエティ「チマタの噺」（毎週火曜深夜0時12分～）。4月21日（火）の放送では、「VTR傑作選」をお送りしました。

珠玉のチマタの方々大集合SPと題し、これまで街頭インタビューで出会った個性あふれる素人さんを一挙大放出！

まずは兵庫県尼崎にある「尼崎えびす神社」で出会った男性。ベンチにうつ伏せになり、ぐったりしている男性にインタビューを試みるも、腰が痛くてあまり動けないと言う男性。「鉄棒はちょっとさばける」と話しながら起き上がると、「子どもたちに鉄棒を教えている」とおもむろに鉄棒をつかんだと思いきやグルグルと回転を始めました！　これにはスタジオの鶴瓶も「なんやこの人、寝てた人やで！ 嘘やろ！？」と大興奮！

華麗にフィニッシュを決めた男性ですが、「昔はもっと宙を飛んでた」とまさかの不満顔。体操をしていたがモノにならなかったそうで、実は20年前に事故に遭い、リハビリとして鉄棒を再開したとのこと。

事故の後遺症で今でも15分ほどしか歩くことができないそうですが、鉄棒の上では輝いていました。

続いては、大阪府・八尾で見つけたカラオケ喫茶「あいちゃん」。「八尾はカラオケの上手い人が多い」というママの言葉を受け、翌日スタッフが満員の「あいちゃん」を訪問。お店の常連たちは「八尾は大阪でカラオケが一番多い」と話し、天童よしみや大月みやこのような有名歌手を輩出している街だと教えてくれました。

また八尾は"河内音頭発祥の地"とのことで、お店にいた男性が踊りを見せてくれることに。軽快に踊りだす男性を見ると、すぐさまママもカウンターから出てきて踊りだします。いつの間にか座っていた女性も立ち上がり...。1人増え、2人増え、次々と伝染していく河内音頭。店内の全員が踊っているところへ、入店するなり踊りだす男性客の姿も。大団円を迎えたところで、実は沖縄出身のママだけが「カチャーシー（沖縄の踊り）」を踊っていたというオチがつきました（笑）。

足立区北千住で出会ったのは、自転車のカゴにバラの花束を乗せている男性。昔、自分が町会長をしていた頃、お世話になった女性に花束を渡しに行くとのこと。お相手の女性は100歳近いそうですが、毎年彼女の誕生日に赤いバラの花束をプレゼントしていると話します。ただ今回は、1年ぐらい連絡がとれていない状態で「（花束が）無駄になっちゃうかなぁ」と不安そう。目的地に到着するも、本人は不在。男性は、女性の留守電にメッセージを残しましたが、結局この日は会えませんでした。

翌日スタッフのもとに現れた男性は、「せがれさんが（留守電を聞いて）今朝うちに来た」と報告してくれました。女性は現在施設に移っており、花束は息子さんが届けてくれることになったそう。元気だったことに安心した男性は、「今までありがとう。これからも元気でいてね」とVTRで女性に声をかけました。

その他番組では、カツラ漂流おじさん、突然フリーズする声優志望の男性、コメント力100点満点の中学生、リアクションがあざとすぎるミュージカル好きなお姉さん、大好きな欅坂46を歌いたくても歌えない口パクおじさん、亡き妻との秘め事を思い出し目を潤ませる哀愁おじいさんなど、悲喜こもごものVTRが盛りだくさん！

この放送は、「ネットもテレ東」で期間限定配信中です。

次回は元アーティスティックスイミング（シンクロナイズドスイミング）メダリスト・田中ウルヴェ京さんが登場。お見逃しなく！