養鶏場ならでは! 計14個の新鮮な卵を使った豪快カツ丼&ポテトサラダ:昼めし旅

公開: 更新: テレ東プラス

ニッポンの「リアルなご飯」にスポットをあて、「あなたのご飯見せてください」を合言葉にリポーターが旅を敢行する「昼めし旅」(毎週月~金曜 昼11時40分)。その土地ならではのお昼ご飯や人気店、魅力的なご飯を紹介します。

hirumeshi_202000419_01.jpg
4月6日(月)の放送は、神奈川県川崎市で昼めし旅。東京との県境に多摩川が流れるこの街で、最近話題の名物が「かわさき餃子」。特徴は、醤油やお酢などではなく味噌ダレで食べること。そのため、お店には神奈川県産の味噌を使った専用のタレが。じつは川崎市、外食の中華食に対する支出額が全国1位になったことがあり、それを機にかわさき餃子を考案。

hirumeshi_202000419_02.jpg
味噌ダレをつけると餃子にコクと甘みが加わり、醤油ダレとはまったく違った味わい。現在、川崎市内の19店舗で楽しめます。そんな川崎市でご飯調査するのは、川崎餃子初体験の安田大サーカス・団長安田さんです。

幸せ家族のピクニックご飯にほっこり!

この日は晴天。多摩川沿いを歩いていた団長さんが発見したのは、保育園のお友達同士でピクニックを楽しんでいた家族連れ。田中さんと安田さんご家族です。さっそく、ピクニックに持参していたご飯を見せてもらいました。

hirumeshi_202000419_03.jpg
昨日のご飯だったというおいなりさんに、錦糸卵とでんぶ(魚肉をほぐしてつくる水産加工品)を詰めたもの。

hirumeshi_202000419_04.jpg
大型スーパー・コストコのトルティーヤにチーズをのせてフライパンで焼いたアレンジ料理。

hirumeshi_202000419_05.jpg
鮭・ゆかり・ツナマヨのおにぎり。

hirumeshi_202000419_06.jpg
なめらかな食感が特徴の、シルクスイートの焼き芋。

hirumeshi_202000419_07.jpg
厚焼き玉子・海老フライ・ポテトサラダ・ブロッコリーも。

hirumeshi_202000419_08.jpg
まさに河原のピクニックにぴったりの、仲よし家族のご飯が並びました。

hirumeshi_202000419_09.jpg
団長さんも、トルティーヤといなり寿司、焼き芋をいただきました。シルクスイートの、天然の甘さにびっくり! 晴天の下で食べるご飯、おいしいですよね。ごちそうさまでした!

川崎の伝統野菜&卵を使った栄養満点ご飯!

引き続きご飯調査。今度は山側の住宅地のほうに入った団長さん。

hirumeshi_202000419_10.jpg
"モリモリタマゴ"という看板に誘われて訪れたのは、卵と野菜の直販をする創業約60年の「森正 養鶏場」。直売店は、森誠さんと真梨さん夫婦が切り盛りしていました。
ご夫婦のなれそめなどを伺ったところで、さっそく例のお願いを...。

「あなたのご飯、見せてくださ~い」

交渉成立! 団長さんは、明日店頭に出すという野菜の収穫作業をお手伝い。

hirumeshi_202000419_11.jpg
畑で栽培している野菜は、タマネギ・ニンジン・キヌサヤ・ブロッコリー・ネギ・キャベツ・春菊のほか、のらぼう菜という、約800年前から伝わる川崎の伝統野菜も。

hirumeshi_202000419_12.jpg
この日収穫するのは、春が旬の新タマネギ。

hirumeshi_202000419_13.jpg
そして、通常のブロッコリーを収穫したあとに脇から出てくる小さなブロッコリーも、森さんのお店では収穫して販売しています。森さんは、こちらのブロッコリーのほうが「100%うまい」と断言! 茎が柔らかく、味が凝縮しているのだそう。

収穫してきた野菜と自慢の卵を使って、ご飯作りを開始します。ちょうどいただきもののカツが大量にあるということで、そこに卵とくればカツ丼しかありません。

hirumeshi_202000419_14.jpg
売り物にならない卵をたっぷりと割り、そばつゆで味付けして煮込んだカツに溶き入れます。フタをして軽く煮込み、3分で完成です。

hirumeshi_202000419_15.jpg
ブロッコリーは、素材の味を活かすためシンプルに3分ほど茹でるだけ。

hirumeshi_202000419_16.jpg
続いて作るのは、ポテトサラダ。畑で収穫したジャガイモ・ニンジンを蒸します。

hirumeshi_202000419_17.jpg
その間にゆで玉子も。卵農家の知恵で、卵の下に軽くひびを入れると、ガスが抜けて殻がむきやすくなるそう。卵が半分浸かるくらいの水量で茹で、茹であがったら最後に氷水にさらして白身を収縮させると、さらにむきやすくなるそうです。

具材は食感を残すため粗めに切り、マヨネーズ・酢・塩コショウを入れて混ぜ合わせたら完成。

hirumeshi_202000419_18.jpg
こちらが、森家の晩ご飯。

hirumeshi_202000419_19.jpg
養鶏場の卵を8個も使った贅沢なカツ丼。卵のまろやかさと、豚肉のジューシーさが相まって、ご飯が進みそうです。

hirumeshi_202000419_20.jpg
卵を6個使ったポテトサラダ。ホクホクのジャガイモと、新タマネギの食感がたまらない!

hirumeshi_202000419_21.jpg
新タマネギの葉のぬた。

hirumeshi_202000419_22.jpg
のらぼう菜のおひたし。

hirumeshi_202000419_23.jpg
茹でたブロッコリー。

hirumeshi_202000419_24.jpg
大根のなます。

養鶏場らしい、卵が主役の料理が並びました。団長さんもご厚意でいただき、どれも「おいしい」と大満足! 現在、2人の子どもに恵まれているご夫婦。真梨さんは3人目を妊娠中なのだとか。おいしい卵と野菜を食べて、元気なお子さんを産んでくださいね!

「テレ東プラス」では、毎週1回、「昼めし旅」から学べるまかない飯を紹介していきます。ルーティーンばかりで昼飯、夕飯に悩んだら...ぜひ一度、「昼めし旅」をのぞいて見てくださいね。

PICK UP