春先は危ない!”一戸建て住宅に潜む危険”を防犯アドバイザーが検証!

公開: 更新: テレ東プラス

現代日本人の身近に起こるさまざまな社会現象をテーマに、"今"を捉える知的エンターテインメント「たけしのニッポンのミカタ!」(毎週金曜よる10時)。4月10日(金)は、ゲストに武井壮藤田ニコル、折元洋巳(防犯アドバイザー)を迎え、「春先が危ない!最新防犯対策教えます」を放送する。

「テレ東プラス」では、元警察官が伝授する「空き巣VS元警官!どうすればドロボーに入られない?空き巣対策」を先取りでご紹介。

社会に不安が蔓延すると増えるとされるのが犯罪。特に春に急増するのが、全国で1日に600件以上も発生している「空き巣」。

「留置場の看守を経験し、檻の中で犯罪者から(手口を)教えてもらうことにより、普通の警察官が知らない防犯上の大事なことを勉強した」と語るのは、元大阪府警の巡査部長・折元さん。キャリアを生かし、退職後は防犯をPRする一般社団法人を設立。いわば犯罪者の心理を熟知した「防犯のスペシャリスト」である。

現在は、防犯アドバイザーとして活躍する折元さんと共に都内の住宅街を歩き、街の中に潜んでいる危険について解説してもらった。どのような家が狙われるのか?

そこでここでは、一戸建て住宅に潜む危険について、実際に番組スタッフの自宅で検証することに。

【玄関】
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この家の玄関はピッキングに要する時間が通常の2倍かかる「1ドア2ロック」。また、突起部分がカギ穴に食い込み、バールなどの強引なこじ開けを防止する「鎌錠(かまじょう)」が使われ、しっかりと防犯対策がなされていた。

泥棒が避けるのは周りの家の第三者の目であり、「侵入に5分以上かかったら、約7割の泥棒があきらめる」そう。警視庁の調べによると、空き巣の侵入経路の約60%が「窓」。周囲の家から死角になっている大きな窓が侵入経路になるという。

【窓】
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最近のサッシには「補助錠」がついている住宅が多い。ワンタッチで窓が動かなくなるので、空き巣の侵入を妨げることができる。こちらはホームセンターなどで購入し、後付けも可能なアイテムだ。

また、窓ガラスに防犯フィルムを貼るのもおすすめ。ガラスが割れず穴が開かないので、泥棒が鍵を開けられなくなる。

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空き巣に狙われやすいのは、何といっても現金や貴金属、高級時計など。犯行に時間をかけたくない空き巣は2階に上がって物色することは少ないため、高価なものは1階に置かないことが鉄則だ。

最後に折元さんは「いろいろな防犯アイテムがあるが、最強の防犯アイテムはコミュニケーション」と語ってくれた。

近所付き合いが希薄になった今、積極的にコミュニケーションをとれば、空き巣を未然に防ぐ確率もアップするとのこと。「まさか我が家が...」となる前に徹底した防犯対策を!

この他番組では、「最新の犯罪と防犯...SNS、QRコード決済、フリーWi-Fiには落とし穴がある!?」「泥棒もお手上げ!?"あるモノ"がない、究極の防犯住宅」などをお届けする。

今夜10時放送「たけしのニッポンのミカタ!」をどうぞお楽しみに!

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