4月3日(金)深夜放送のニッポン放送「三四郎のオールナイトニッポン(以下、三四郎ANN)」(毎週金曜深夜1時)で、三四郎(小宮浩信、相田周二)の2人にイジられ、#三宅さん が、まさかのトレンド入り!? "三宅さん"とは、三四郎も出演する「青春高校3年C組」の総合演出を務めるテレビ東京の三宅優樹ディレクター。三四郎いわく、B'zの稲葉浩志似のイケメンで、「青春高校」夕方枠の最終回では放送40分尺の収録に3時間半カメラを回して「5倍撮り」、収録開始直後から「すぐ泣く」というアツい男だそうだが......実際はどんな人? 「テレ東プラス」で、三宅Dを直撃した。
「三四郎ANN」を聞いてなかった方は、まずはこちらをチェック!
【#三宅さん トレンド入りの顛末】
「三四郎ANN」公式Twitter(@SanshiroANN)より
3月27日(金)の「三四郎ANN」にて、「青春高校」最終回の収録についてのトークで「三宅さんは5倍撮る」と話題に。その後、3月29日(日)に放送された「ガキの使いやあらへんで」三四郎・小宮 24時間ロングインタビューでの、小宮の「無能なスタッフほど長回しする」の発言に「自分のことでは?」と心配になった三宅Dは番組にメッセージを送ってきた。しかも、相田とLINE交換していながら、なぜか「三四郎ANN」公式TwitterのDMに。
4月3日(金)の放送で三宅Dのメッセージが紹介され、再び「5倍撮る」ことを話題にしながら、「メールも長い!」と小宮。その後、三宅Dは放送中に気になることがあるたびにDMで何度かメッセージを送った。
また、この日は、相田が、ANN仲間で親交のある俳優・菅田将暉から「ギャグつなぎ」(※注1)のバトンを受け放送中にギャグを披露。相田がアドリブで入れた最後の締めの言葉「ワァーオ」の是非について、小宮が「三宅さん、"ワァーオ"がいるかいらないか演出してくれ」と呼びかけた。
生放送の残り時間もわずか。返信を急かす三四郎だったが、三宅DはまたしてもLINEではなく番組TwitterのDMに返信(当然長い)。さらに、三宅Dが「"ワァーオ"は3回がいいと思います」と返答したため、これまで散々「5倍撮る」と繰り返してきた小宮は「3回じゃなく、せめて5回にしてくれよー」と嘆いたのだった。(※radikoにて放送1週間後まで聴取可能)
三四郎・相田周二(@SANSHIRO_AIDA)Twitterより 相田渾身のギャグ公開中!
※注1:品川庄司の庄司智春が、新型コロナウイルス感染拡大防止のために外出を自粛している人たちに向け、自身のTwitterから始めた「ギャグつなぎ」。芸人間でつないでいたが、4月2日(木)に芸人から俳優・菅田将暉へとつながり、相田へバトンが渡された。
「三四郎ANN」にDMでメッセージを送ったワケ
――まず、なぜ「三四郎ANN」にメッセージを送ろうと思われたんですか?
「先週のANNで、『青春高校』の最終回の収録が『40分しか放送がないのに収録が3時間半で5倍も撮った』『プロデューサーの佐久間(宣行)も、ちょっとあきれていた』という話があったんですね。僕も、もちろん(収束時間が)押してるなと分かってたんですけど、テンションが上がって。(『青春高校』が始まってから)2年間の最後で、僕が『OKです』というと終わっちゃうんで、感情のっちゃってちょっと長く撮っちゃいました。それをANNでイジってもらって面白かったんですけど......
その2日後の『ガキの使い』の小宮さんのインタビューをリアルタイムで見てたんですよ。面白かったんですけど、その中で長時間のインタビューに疲労困憊した小宮さんがポロっと『なんでこんなに,回すんだよ。どんだけ無能なんだよ』とこぼして。『長く回すヤツは無能』って言われたときに、俺の収録のときも思ってたのかな、みたいに結びついちゃって。傷つくというか......
普段、番組の演出や生徒のことを考えて #青春高校 で検索することはあるんですけど、僕のことをつぶやいてる人なんていないんですよ。今回、#ガキ使 で『これって三宅のことだよな』というツイートが目に入ったから、#三宅 で検索したんです。そしたら心無いネットの民たちの攻撃的な言葉が(笑)。イジリなんですけど、受け取り側によっては傷つくような発言が多数見受けられたんですよ」
――相田さんのLINEはご存知なのに、なぜ「三四郎ANN」公式TwitterにDMを送ったんですか?
「相田さんじゃないんで。ちょっとモヤモヤするけど、小宮さんの連絡先は知らないし相田さんに送ってもあれだから、番組のTwitterに。『悪ふざけしてるだけかもしれませんが、あなたたちが面白がってる一方で、傷ついてる人がいるかもしれませんよ』と、世直しというか(笑)。
『三四郎ANN』というコンテンツに対してのアンチテーゼというか、三四郎もそうだしリスナーのみなさんも普段何気なくつぶやくことが誰かを傷つけていることがある、ということをいいたかったので番組Twitterにメールさせていただきました」
――あの後、三宅さんのTwitterにリスナーの方から「私が失礼な発言して傷つけちゃってすみません」みたいなコメントきてましたよね。
「そうなんですよ。それも面白かったですね」
――「三四郎ANN」の生放送中も、三四郎さんの発言に反応して何度かDM送ってらっしゃいましたけど。
「僕もラジオ好きなので、悪ふざけというか(笑)。最初に『傷ついた』ということは伝えましたし、三四郎好きなので、ちゃんと対応させていただきました。まあLINEで送れって言われましたけど(笑)」
――残り時間も少ない中、三四郎さんが相田さんのギャグに対する返信を待ってるのに、やっぱりDMで送ってましたね。あれは狙いですよね?(笑)
「そうですね。嫌ですけどね、狙いとか言われるの(笑)」
――ギャグに対して、最後の「ワァーオ」を3回重ねた方がいいという三宅さんからのアドバイス、5回ではなくて3回にしたのは?
「あれは、三四郎が面白くしてくれましたけど、本当に3回と思っただけです(笑)。『長い』って言われるから意図的にメールは長くしましたが、5を引き出すための3という、そこまで天才的なロジックはないです(笑)」
――小宮さんから風俗に誘われてましたけど、三宅さんのお好きなジャンルは?
「風俗行かないですから(笑)。僕、割とシュッとしてるんですよ。だから風俗行くとかいうイメージはつけられたくないです。書いておいてください。『断固、行きません』と(笑)」
――この日のANNは三宅さん一色で(笑)。オンエア後に #三宅さん がトレンド入りしましたよね。
「オンエア後に、またエゴサしたんですよ。ちょうど森三中の黒沢(かずこ)さんがコロナ感染を発表されたタイミングで、『トレンドに三宅ってあるけど、V6の三宅(健)くん?』『誰こいつ。まぎらわしいんだけど。マジ迷惑』みたいなツイートがあって。夜中の3時にそれ見て、めちゃめちゃショックだったんです(笑)」
三宅DのTwitter(@agumi21)より
――さらにオチがあったんですね(笑)。ここで事実確認をさせていただきたいのですが。本当にいつも5倍撮るんですか?
「ははははは(笑)。撮るわけないじゃないですか。バカじゃないですか(笑)。普通に考えて、収録のスタンダートは1時間の番組を2時間撮るというくらいじゃないですか。毎回5倍撮ってたら、スタッフ全員総スカンくらう、ただの空気読めないヤツになっちゃいますよ
――じゃあこれは風評被害ということで(笑)
「三四郎がラジオで話してから、『青春高校』の生徒たちもイジってくるんですよ。一応、演出っていう立場で接していかなきゃいけないのに、『三宅さんて、無能なのか?』みたいな感じでザワザワして(笑)。それは遺憾ですよね」
――もうひとつ確認なんですが。すぐ泣きますか?
「これはね、マジでめちゃめちゃ泣きますね。『青春高校』最終回の収録始まって、ほぼ一番に泣いてんじゃないですかね(笑)」
――それは、思い入れがある「青春高校」だからですか? それとも普段から涙もろい?
「いや、『青春高校』に入る前に泣いたの小学生ですもん。中学、高校、大学、社会人の10年間、泣いたことないです、一度も。映画とか何か見てというのも、一回も泣いたことないですよ」
――それだけ「青春高校」という番組は、三宅さんにとって大きなものなんですね。
「そうですね。編集しながらもツーっと涙が出て。現場で泣いて、編集しながらもう一回泣いてるの、やっぱり自分でもちょっと頭おかしいかなと(笑)。
やっぱり一番のファンというか、生徒の子たちはいいところも悪いところも知ってますし、一緒に過ごす時間がすごく長いので、ダメなんですけど、家族とか身内みたいな感じにはなってしまいますよね」
――その「青春高校」で2年間、番組MCとしてご一緒された三四郎さん。三宅さんの思う三四郎さんの魅力は?
「三四郎は『青春高校』で初めてガッツリお仕事させていただいたんですけど、年が僕より2つ上でほぼ同世代で。番組を作っていくときに、気兼ねなく同じ立場でちゃんと言い合えるというのがありますね。
『青春高校』は、やっぱり佐久間の番組というイメージがあって。おぎやはぎさん、千鳥さん、バカリズムさん、日村(勇紀)さんというトップクラスの芸人さんと、僕は演出という立場で向かい合わせていただいていますが、日々番組を作りながらも、やっぱりすごいなと圧倒されるところがあって。
もちろん三四郎にもあるんですけれども、他のMCには勉強させていただいてるという気持ちが強いですが、三四郎に対しては"ライバル"というか。自分が作った企画とか台本で面白いものを持っていく、三四郎がもっと面白いものを作ってくる、そして僕も現場でさらにカンペでぶつけ合う。"笑い"というところを目指している現場なので、同志ではあるけれど負けたくないというライバル関係。切磋琢磨していければいいなというのがありますね」
――三宅さんからみて、相田さん、小宮さんはどんな方ですか?
「相田さんは連絡先も交換させていただいて、お食事とか飲みに行くこともあるんですけれども。小宮さんとは番組や生徒の話をすることはありますが、プライベートな話はしたことがないですね。それで(「ガキ使」の)小宮さんのインタビューに興味あったっていうのもあるんですよ。
僕の中では、小宮さんは笑いにストイックなイメージがすごくあって。いろんなタレントさんと仕事してますけど、ちゃんと台本打ち合わせして『これでお願いします』というよりは、小宮さんには『ここをこうしたいんですけど、これしていいですか』とか『ここは相田にやらせたいです』とか、自分の中にしっかりあるんですよね。ちょっと松本人志さん的なというか。自分で企画とか監修とかもやりたいというか、全部笑いを作りたい人っていうのは、すごく感じます。
相田さんは、本当に"すごくいい人"というのが一番で、あんまり"面白いな~"とかはそんなにないんですけど(笑)。でも『青春高校』という番組にはすごく向いてて、生徒の子たちをご飯に連れてったり、そういう面倒見のいいところがありますね。番組内で生徒とコミュニケーションとって彼らの魅力を引き出すみたいなことでいうと、MCとしてはすごく向いてますし、信頼してますね」
本当にB'zの稲葉似? どんな番組を作っているの?
――三四郎さんは、三宅さんのことを「B'zの稲葉(浩志)似」とおっしゃっていますが、ご本人はどう思われますか?
「似てるかな? 昔は言われてましたけど、僕、34歳でちょっと太っちゃったんで、もうイケメンキャラみたいなのはないんです。佐久間のANNでもイジられましたが、昔は相当イケメンADとして、テレビ東京では言われてましたけどね。入社前の内定者がそろったときも、アナウンサーの子は別にいるのに『アナウンサーですか?』みたいなことを聞かれて。スーツ着て、背が高くて、シュッとしてたんで」
――身長はおいくつですか?
「184cmです」
――高いですね。ご自身では、どなたに似てると思いますか?
「ちょっとしゃくれてるんで、阿部寛さんに似てるんじゃないかなと」
――ちなみに、どのくらいモテました? モテ自慢は?
「また悪い質問だな(笑)。高校時代に知らない子たちからバレンタインチョコをもらったり、下駄箱に手紙とか、呼び出されるみたいなのもいっぱいあったし。バスに乗ってて知らない子からとか、塾が一緒のしゃべったことない子から告白とかもありましたね。でも、高校から9年間、一人の子と付き合ってたので、別にその子たちにどうこうということはなかったです。でも、結構モテる方だったと思います」
――社会人になってもモテは止まらない?
「ぶっちゃけモテましたね(笑)。『青春高校』って、青春を過ごせなかった子が多いんですけど、僕、めちゃめちゃ青春充実してて。女の子と坂道をニケツで下ったりとか、林間学校の時に2人で抜け出して星見ながらキスするとか、ドラマみたいなことしてきてるんで。社会人になってからも彼女がいましたし」
――今は、ご結婚されているんですか?
「してないです。今年35歳なんですけど、独身でマズイんですよ」
――彼女はいらっしゃるんですか?
「いないんですよ。生徒にも言われてるんですよ。『私たちの面倒見てるよりも、三宅さんには結婚して欲しい。心配だ』と」
――どんな方がタイプ?
「30半ばで、こんな子がいいとか言えないですけどね。やっぱり家庭的な子がいいですかね
」
――ルックスとかは?
「特には......」
――テレビ局員で、背も高くてかっこよくて、でも彼女いないっていうことは、とんでもなく理想が高いか、ご本人に何かしら問題があるとか?(笑)
「後者だと思いますね(笑)。見た目は、透明感のある子の方がいいですけどね」
――例えば?
「これ大喜利ですか?(笑)。怖いよな~石原さとみって言うわけにはいかないもんな~(笑)。
麻雀やってる女の子がすごい好きで。今、Mリーグ(麻雀リーグ)が流行ってるんですけど、そこに出てる女性プロの瑞原明奈さんが好きです。麻雀やってて上がれそうなのに上がれなくて、ちょっと悔しそうな感じとか、いい牌を引きたいときの表情がめちゃめちゃかわいいんですよ。あと日向藍子さんも好きですね。1回の勝負に喜怒哀楽が入ってるんで、そこがすごい好きです」