「あれいらんわ」明石家さんまのありえない一言で収録中止...「恋のから騒ぎ」プロデューサーが裏話を暴露:じっくり聞いタロウ

公開: 更新: テレ東プラス

jikkuri_20200322_001.jpg【配信終了:2020年3月26日(土)】動画はこちら

売れっ子から懐かしのスターまで、芸能人が驚きの近況を報告する番組「じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告」(毎週木曜深夜0時12分放送)。3月19日(木)の放送では、「恋のから騒ぎ」や「世界まる見え!テレビ特捜部」など、数々の人気番組を生んだ元日本テレビのプロデューサー・吉川圭三さんが人気番組の裏側から、明石家さんまの今では考えられない行動などを大暴露!

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「『くだまき八兵衛』(本番組の前身)の頃から好きだった」と、当番組の10年来のファン"じっくり民"である吉川さん。1982年に早稲田大学を卒業して日本テレビに入社。当時のバラエティーは「オレたちひょうきん族」「笑っていいとも!」などフジテレビの番組が大人気。

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「いいとも!」金曜日にさんまとタモリさんとのトークコーナーがあり、「オープニングに遅刻した理由をしゃべるだけで30分の立派なコーナーができていて、呆然としたんですね。その日に起こったことを面白くしゃべていて、すごい人が出てきたな」とさんまへの印象を語る。

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そんな中、フジテレビに勝ちたい上層部から「明石家さんまを日本テレビにぶんどってこい」という伝令が下り、社運を懸けた一大プロジェクトがスタート。

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早速、吉川さんは、当時TBSラジオに出演していたさんまに毎週直談判に行くのだが「まったく目を合わせてくれないし、声も掛けてくれない。それが1年間続いた」と振り返る。

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そんなある日、さんまが「TBSは全自動麻雀機、フジテレビはアメリカ製の冷蔵庫、日本テレビはプール持って来ればええわ」と冗談交じり現場への差し入れの話を。すると吉川さんは、東急ハンズでアメリカ製の子どもが4人入れるプールと空気入れを買って持っていったのだそう。

その事をさんまがラジオでイジり、これを機に1989年に日本テレビで「さんま・一機のイッチョカミでやんす」が放送されることに。小堺一機と会った西麻布の店のセットを作って"初めての出会いコント"をしようということになり、お店の写真を撮り800万円かけてセットを作ったのだが......

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「撮影初日、楽屋にさんまさんが入ってきて『最初どんな感じ?』って言うから『店のセットができています』って言うと、3秒くらい考えて『あれいらんわ』と言われて。それでもう収録は終わりでした(笑)」と吉川さん。さんまのお笑いへのストイックな姿勢により800万円のセットは水の泡となったとか。まさにバブル時代ならではと言えるエピソードだ。

その後、さんまの信頼を得た吉野さんは1994年に「恋のから騒ぎ」をスタート。さらにさんまとはプライベートで一緒に旅行に行く仲にまでなったそうです。

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