アンタッチャブル復活前夜の食事会とは!? 伊集院光&柴田英嗣が裏側を語る:あちこちオードリー

公開: 更新: テレ東プラス

オードリー春日俊彰の店で、常連客の若林正恭と、今注目の有名人をゲストに迎えて送るぶっちゃけトーク番組「あちこちオードリー~春日の店あいてますよ?~」(毎週土曜午前11時3分放送)。ゲストに伊集院光柴田英嗣が登場した3月14日(土)の放送をプレイバック。アンタッチャブル山崎弘也、柴田英嗣)復活前夜に行われた伊集院の奥さんとの食事会とは? さらにアンタッチャブルのコンビ愛があふれ出す!

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オードリーがゲストに熱望した伊集院光と、伊集院を師匠と仰ぐアンタッチャブル・柴田英嗣の師弟コンビ。2人の出会いは、伊集院がMCを務めた番組「GameWave」(テレビ東京系)。アンタッチャブルが度々出演したことがきっかけで親しくなり、伊集院のラジオ番組にも出演するようになったことで、「お笑いのノウハウみたいなものをその場で学ばされた」と、柴田。当時、週2、3回は伊集院の家に行っていたそう。

早速、昨年11月の「全力!脱力タイムズ」(フジテレビ系)にて、柴田にはサプライズでザキヤマ(山崎弘也)が登場し、10年ぶりに復活を遂げたアンタッチャブルの話題へ。

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伊集院は、「月1でウチのカミさんとザキヤマのご飯会っていうのがある」とのことで、その場でザキヤマからアンタッチャブル復活劇を事前に聞かされていたそう。「ぶっちゃけ有田(哲平)くんがカッコイイんだよね。ハードルを上げ過ぎず、でいてギャグにもコントにもなってて」と伊集院。ザキヤマには「有田くんに甘えた方がいいよ。でなきゃ今後出れなくなっちゃうから」とアドバイスをしたことを明かした。

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そして、あの復活劇! 「ある意味スベッてもドッキリだからってことになってるのに、スゴかったじゃん!」という伊集院に、若林も「スゴすぎて呆れました」と興奮。

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しかし、伊集院の奥さんは「柴田、緊張してる」と見抜いていたそうで、図星をつかれた柴田は「めちゃくちゃ緊張したよ。スタジオ、誰も知らないんだもん、有田さん以外」と心境を。その瞬間は、「山崎が、みんなをビックリさせようと勝手に入ってきちゃったと思った」ため、どうやって収集させようかと焦っていたのだそう。

また、伊集院が売れると思った芸人についての話題では、「アンタッチャブルはぶっちぎりで面白かった」と。さらに法則があるそうで、「僕が面白いと思った人の上に、カミさんが一個乗っかったヤツは売れる気がする」のだという。

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例えば、小峠英二(バイきんぐ)は、伊集院がディレクターを務める番組用のオーディション映像の中から、奥さんが「この子がいいわ」と絶賛。そのポイントが、当時の小峠に対しては誰も思わなかった「笑顔がかわいい」だったそうで、伊集院も「今思うと、ちょっとわかるんだよね」と奥さんの審美眼に感心していた。

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ネタ作りの話題では、アンタッチャブルの漫才に台本がない理由が明らかに。初めは台本を書いていたもののザキヤマが覚えないため、アドリブで突っ込み、柴田もアドリブで振るようになったため、「キーワードだけ書いておいて、ここにいつか辿り着こう」「辿り着かなかったら終わろう」というスタイルになったそう。

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台本があると逆にできないという柴田は、「どのお客さんでも、どの現場に行っても、同じ漫才で同じ間で笑わせられる人の方が、俺としてはすごいのよ」と謙遜。アンタッチャブルのスタイルは「2人ともえげつない実力がないとできないですよ」という若林に、柴田は「その場合わせなんだから」と再び謙遜し、若林も思わず「何言っても鼻につくな!」。

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アンタッチャブルの漫才は「オーソドックスだと思ってる」という柴田に、若林は「結婚式の挨拶なんて1年目の芸人がやるやつで、あんな笑いとれるの化け物ですよ」と、反射神経だけで漫才のできる2人を絶賛。変わった設定など思いつかないという柴田は「次やるときはお医者さんコントって決めてるから」とドベタ設定を提案し、笑わせた。

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こうしたアンタッチャブルのスタイルに対し、伊集院は「今まで一回も理解出来なかった"ジャズ"って、アンタッチャブルなんだ」と確信。アンタッチャブルの漫才をジャズに重ね、「スタンダードのフレーズが決まっていて、ここに戻ってくればいいっていう安心感だけで、お互いが精一杯のアドリブを全部やっていい。でもギリのところで、これ以上、へんなことをすると歌に戻れないっていうところだけは行かないみたいな。それってアンタッチャブルだよね」と熱く語った。

アンタッチャブルMCの番組をやりたいかという話題では、「オファーが来たらね」と言いつつ、「来たら脅威だよ~!」と、自分で言ってしまう柴田に一同爆笑。伊集院は、「ザキヤマ、今、縦横無尽じゃん。柴田だけがギリ追いつめられると思うんだよね」と期待を。

しかし、柴田は、ザキヤマが10年前より強くなったため、「今までの手綱じゃダメ。新しいのつけないとどっか行っちゃう」と、不安もチラリ。

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若林の「関東の漫才師でアンタッチャブルより面白いと思う人います?」という問いには、しばらく考えた末、「レベルで言うと、エディ・マーフィとかになっちゃう」と柴田。さらにはMr.ビーン(ローワン・アトキンソン)やチャップリンを列挙し、事実上の最強宣言!? この傲慢さには伊集院も爆笑しながら「ひどいネットニュースになれ!」と。

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最後に、伊集院に「柴田にしか乗りこなせないと思われた不器用なザキヤマが、意外にポジション作っていったのは見てて焦んないの?」と問われた柴田は「俺の方が面白くする」と相方愛を見せた。

さらに、ザキヤマのある発言に、柴田「泣いちゃいそ~」!? この放送は「ネットもテレ東」で配信中です!

次回3月21日(土)午前11時3分からの「あちこちオードリー~春日の店あいてますよ?~」は、この続きをお届けする後編。伊集院がアンタッチャブル復活の本当の理由を初告白!?

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