家の中にあるモノをぜ~んぶ可視化! プロ集団のアドバイスで、「いるモノ」「いらないモノ」を徹底的にふるい分け、モノであふれた"太ったお家"を3日間でダイエット! さらに不要品は処分するだけでなく、キレイで売れそうなモノは、その場でフリマアプリにどんどん出品して売却していく...。
そんな斬新で画期的なお片付け番組「お家を丸ごとダイエット~家のモノぜんぶ出す!~」第3弾を、3月20日(月)よる6時55分から放送。家にいる時間が増えた今だからこそ、暖かくなった春だからこそ、
「テレ東プラス」では、前回(2019年12月2日放送)好評だった「95歳おばあちゃん 1人暮らし実家の片付け」の内容を振り返ります。
お家ダイエット10日前。ミリ単位でこだわる仕事人・安東英子(美しい暮らしの空間プロデューサー)が、とあるお家を訪問。前回の放送で「一生片付けは続くから、死ぬまで!」という名言を残した安東は、これまで5000軒以上のお家を片付けてきた収納のプロ。モノの処分に悩む人たちに「『使えるか』じゃなく『使うかどうか』」とアドバイスをし、小気味よくテキパキとお片付けする姿は、片付け下手の人から見ると救世主のよう。
今回の依頼主は東島清二さん(44歳)で、安東が訪れたのは清二さんのおばあさんにあたる菊さん(95歳)のお家。モノが捨てられない菊さんを心配し、孫の清二さんが立ち上がったのです。玄関に入っていきなり目につくのは、手すりに取り付けられたS字フックの山。その数なんと20個以上!
フックにはビニール袋や小さな布製ポーチなどがかかっており、もはや手すりとしての機能をはたしていないことは一目瞭然です。
家主の東島菊さんは大正13年生まれの95歳。昭和44年に建てたこちらのお家で家族4人が暮らしていましたが、お子さんたちが巣立ち、10年前にご主人を亡くしてからは1人暮らし。1人になると片付けも億劫になってしまったのか、徐々に荷物が増え始めてしまいました。
そんな菊さんを心配した清二さんを中心に、今から3年前、荷物を処分してバリアフリー化、リフォームしたはずなのですが...あっという間にリバウンドしてしまったよう。
早速安東がお家を健康診断することに。菊さんに「いつもどうのように動いているのか見せてください」と声をかけると「実験ですか?」と95歳とは思えない切り返しの速さを見せ、清二さんと安東はタジタジ(笑)。家の中を歩く菊さんを見た安東は、床に置いたままの新聞や寒さ対策のマットに反応。「ステンといっちゃいそう...」危険な動線を見逃しません。
一通りお部屋を案内してもらった後、改めて家族の方の要望を聞くと「安全な動線」「身の周りのモノは残す」「家族が集まれる空間を作る」とのこと。最初は「作ったモノを捨てるのは、製造した人に申し訳ない」とお家ダイエットに躊躇していた菊さんでしたが、安東から「残りの人生楽しく生きたいじゃん!」と背中を押されると、「そうだね! お願いします」と快諾してくれました。
お家ダイエット1日目。「引越革命」の皆さんが、9人体制で菊さんのお家にやってきました。菊さんの生活拠点だった和室の天袋からは、何年も手付かずだった謎の箱が続々と出てきます。作業開始2時間で1台目のトラックが出発、東京・六本木にあるテレビ東京のスタジオへ向かいます。そして作業開始から5時間で、すべての荷物が部屋から運びだされました。
50年ぶりに空っぽになったお家を見た菊さんは「いろいろご厄介になって嬉しいです。涙が出るくらい...」とすでに感動スイッチが入りますが、まだまだ序の口!
とここで運びこまれたタンボールの数が判明。その数はなんと298箱。気になる総重量はなんと、5.045トン! 「うちがひっくりかえっちゃうな~」と菊さんもびっくり!
そしてお家ダイエット2日目。運び出した荷物をドンドン仕分けしていきます。まずは山ほどある洋服を前に、安東が菊さんに「使えるものではなく"使うもの"を残す!」とアドバイス、取捨選択を迫ります。
週3日デイサービスを利用している菊さんは、「おしゃれして行きたい!」とかわいらしいコメントを。たくさんの服の中から上着を6着選びます。男性スタッフが「週3日なのに6着もいるの?」と聞くと、「年取ったって女だからよ!」とピシャリ(笑)。
続いてはキッチンをお片付け。「メルカリ」の鈴木万里奈さんが最初に目につけたのは、ナショナル製、昭和39年発売のスチームアイロン。アイロンとしては使用できなくても、ディスプレイとして需要があると鈴木さん。さらに昭和39年に発売された吉永小百合のソノシートなどを集め「昭和歌謡セット」を作ります。
テーマを決めてセット売りすると売れやすいとのこと。これらの品々を、次々にメルカリに出品すると、「昭和歌謡セット」は1300円、レトロな石鹸は1199円、ウィスキー1500円などが売れました!
菊さんと安東さんの間で巧みな攻防が繰り広げられた結果、半分以上のダイエットに成功!
3日目。いよいよ安東が本領発揮! 仕分けたものを収納していきます。
玄関にあえてタンスを置くことで、菊さんの手の置き場を確保。引き出しの中には、外出に必要な帽子やトイレットペーパーを収納しますが、菊さんの力を考え、100均グッズを引き出しの代わりに。これなら菊さんでも楽に出し入れができます。
続いてはキッチン。使われていなかった衣装ケースを中央に2つ並べてアイランドキッチン仕立てに! 引き出しの中には、調味料やインスタント食品を収納します。
菊さんの生活拠点になるお部屋では、縦長のケースを採用。養生テープに中身を書くことで、一目で何が入っているかがわかります。
そしていよいよ、ダイエットしたお家と菊さんがご対面!
●寝室
●キッチン
●玄関
5トンあったものを半分にダイエット! 菊さんが動きやすい導線を確保しつつ、床や棚の上からはモノをなくし、安全な生活が送れるようになりました。
「トイレに行くのも近いし、お勝手にも近いし、良かった...。こんなにキレイにしてもらって」と菊さんも大満足。菊さんの言葉に、安東の目から、涙がポロリとこぼれ落ちます。
そして、3月20日(月)よる6時55分放送「お家を丸ごとダイエット~家のモノぜんぶ出す!~」第3弾では、安東が菊さんのお宅を再訪! そこで安東が目にしたものとはいったい......。
▼総重量約7トン!実家から持ち帰った両親の遺品が片付けられない!結婚して独立した長男の荷物もそのまま!埼玉県春日部市で暮らす3人家族がお家を丸ごとダイエット!
▼前回12月の放送でお家のダイエットに成功した「8人大家族」と「95歳おばあちゃん」のお宅の"3カ月後メンテナンス"を実施! リバウンドせず暮らせているのか!?
すぐに役立つお片付けのヒントが満載です。番組をどうぞお楽しみに!