「深夜放送が怖い」「芸能界で生きていけるか不安」。生徒の本音に小峠「励まし先生」が最後に出した答えは！？：青春高校３年Ｃ組

「もっと青春を謳歌したい！」という生徒たちを募集し、お届けしている「青春高校３年Ｃ組」(毎週月曜～金曜夕方5時30分～)。ここではオンエアした内容をご紹介。教師は小峠英二（バイきんぐ）。副担任は中井りかが務める。男女共学か別学かで討論していたが、4月からも青春高校は共学でいくことが正式に決定。放送も4月からは月曜深夜枠に移動し、すべての先生たちとお別れになることも決まった。

そこで今回は小峠先生による「青春ドラマチック！ラスト！励まし先生」をお届けする。

まずは悩みのある生徒で手を挙げたのは河野紳之介くん。

「4月から放送の時間帯も先生方もスタッフさんも全部変わっちゃって、青春高校が別の番組になっちゃうんじゃないかなってちょっと不安です」と言うと「何が不安なんだよ」と小峠先生。

「慣れるのに僕、時間がかかっちゃうんで、また入ってきたころの素を出せない感じに戻っちゃうんじゃないか、オドオドしている感じで大丈夫かなって」と再び訴えると「深夜が怖えぇのか！？今これ夕方だろ。夕方っていうのはな、いろいろ放送コード的なものが厳しいんだよ。ただ深夜はさ、放送コードゆるゆるなんだよ。な！」

「好きなこと言えるぞ、深夜は。今、頭の中で思っている深夜で言いたいことを言ってみろ」と河野くんを挑発する小峠先生。そこで思い切って河野くんが「え～っと、××××××」と言うと生徒たちは大盛り上がり。だが、ガチNGなことを口走ったようで、放送することはできなかった。

河野くんが何を言ったのか気になるが、小峠先生は「今みたいの好き勝手いけるんだよ。いいだろ深夜。深夜最高って言ってみろ」と促され、河野くんも「深夜最高！」と、無理やり不安を払拭させられた。

続いては林優菜さんのお悩みへ。

「最近、公演とかほかのイベントとかでダンスがうまく踊れなくて。帰って動画とか見て落ち込んじゃいます。どうしたらいいですか？」という悩みに小峠先生は「そんな動画観るからダメなんだよ」と一括。

「元気がないときは、うちの相方の西村キャンプ動画見ろ。永遠と無言でたき火しているやつ見ろ。火は勇気とプライドをくれるんだよ。パチパチパチパチ。それを見て、リセットして英気を養え。西村動画キャンプを見ろ」と、なぜか相方の動画チャンネルをアピール。

さらに小峠先生は続けて「失敗したやつは見ないほうがいいよ。だってその場で反省できるんだから。見たところで新たに傷口に塩を塗るようなもんでさ。反省なんかはその場でできるでしょ。だから嫌なやつなんか見なくていいんだよ」。説得力のある励ましに勇気づけられた林さんだった。

黒木美佑さんは「青春高校のグッズでランダム販売のものがあって。この間、Twitterでエゴサしてたら"みゆぴが出た。ハズレだ"って書かれていました。励ましてください」と打ち明けた。

「それ書いてるヤツはさ、きっと若ぇんだよ。わけぇヤツを相手にするからダメなんだよ。俺な、単独ライブのお客さん、ほとんどハゲ狂ったオッサンしか来ねぇんだよ」と小峠先生。

「黒木さんなんか、若くてまだ可愛らしいからオッサンのファンをつけんだよ。わけぇやつなんかすぐ裏切るんだから。あんたが結婚とか彼氏ができたらすぐ裏切るんだから」。

すると中井先生が「ハゲ狂ったファンを作るコツはありますか？」と聞くと「アイツら俺のどこが好きなんだろうな？」と小峠先生自身もわからない様子。「カンニング竹山さんとかね、あの人も（ファンは）オッサンばかりだからさ。竹山さんのライブ行って研究しな。オッサンが何を見てるのか」とアドバイスを送るも、チャーリー（エゼマタ健太チャールズ）から「（黒木さんは）アイドルですよ。竹山さんとアイドルと全然違うじゃないですか」と至極まっとうなツッコミが入る。

それでも小峠先生は負けずに「竹山さん目指せ！アイドル界のカンニング竹山目指せよ」と強引に締めた。

持田優奈さんの悩みは...「自分はこの先も芸能界でやっていきたいなって思ってるんですけど、何もうまくこなせない自分が嫌になることが多くて。それに関してポジティブなことを小峠さんに言ってほしいです」。

すると先生ふたりがこんなやり取りを始めた...。「人気あんでしょ？」（小峠先生）「人気はありますね」（中井先生）「別にいいじゃない、それで。何が不満なのよ」（小峠先生）「ホントだよ。人気ないんだから、こっちは。37位だぞ」（中井先生）。

そこで、これから芝居やモデルでも幅広く活躍したいという持田さんに小峠先生は「（藤田）ニコルちゃんとかさ、りゅうちぇるとかさ、ビーム出してきたろ。にこるんビーム、ちぇるちぇるビーム。ビーム出せよ」とキレ気味なアドバイスをした。持田さんがさっそく「もっちービーム」を出してみたところ、「売れるだろ」とあっさり解決？

続いて本多睦くんは「最近、自分の良さがだんだんなくなっている気がします。どうすればもうひと皮むくことができますか？」という悩みを抱えているそう。

小峠先生はさっそく「良さがなくなったんじゃねぇんだよ。成長したんだよ。2年間ず～っと素人でやってきて、どんどんテレビのことなんとなくわかってきて。パターンだなんだ、テレビ業界、テレビの裏側もわかってきて。それはな、良さがなくなったんじゃなくて、あなたが成長したのよ。成長の証なんだよ。いつまでもさ、素人っぽいやつをさ、テレビで見たいか？テレビ見る人はプロが見てんだよ。今、やっとプロのスタート地点に立ったかもしれないね。だからここから駆け上がるしかねぇだろ。何をビビってんだよ！」と喝を入れた。

...と、カッコよく決まったはずだったのに「昼なに食った？」と、イイ話だったのが台無しになる予感。じつは本多くんの前に佐藤諒くんが「青春高校は理想のクラスになれたのか？」という難題を打ち明けていた。小峠先生は佐藤くんに対して声が小さいのはごはんを食べてないからだと絡み、佐藤くんは昼にサケ弁当を食べたと答えたところ...本当に食ったなら「鮭を出せ」と無茶苦茶なオチをつけていたのだ。