北朝鮮サイバー部隊の新事実! 2100億円...巨額の外貨を強奪、その方法とは!?:じっくり聞いタロウ

公開: 更新: テレ東プラス

売れっ子から懐かしのスターまで、芸能人が驚きの近況を報告する番組「じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告」(毎週木曜深夜0時12分放送)。3月11日(木)の放送では、ジャーナリストの吉野次郎さんが、謎に包まれた北朝鮮のサイバー部隊の新事実を大暴露!

核やミサイル開発などに邁進する北朝鮮が最近力を注いでいるのがサイバー部隊。ハッキングで他国から巨額の外貨を稼いでいるとの噂だが、その全貌は決して明かされない。その噂は本当なのか? 吉野さんは真相を暴くためにサイバー部隊を育成した人物に取材をしたという。そこから北朝鮮の新たな事実が判明してきた。

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サイバー部隊の主な拠点は、首都の平壌ではなく中国との国境沿いの村だそう。「なぜかというと、中国の村からWi-Fiが漏れてきて、その電波を勝手に使っている。そうすることで、どこからサイバー攻撃が発信されているのか分からなくする」と吉野さん。

では、実際にどのような活動を行っているのか?

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サイバー部隊は全部で4つ。最も大きいのが4500人を擁する121部隊で、主な任務は非友好国に対して通信や交通などのインフラシステムに障害を引き起こす破壊工作や諜報活動。その他に、サイバー技術の開発を任務とするラボ110、先端科学の情報を盗み出す91号室があるが、最もヤバイと言われている部隊が"180部隊"だという。

180部隊の任務は「外貨獲得」。その方法は2つ。

【外貨を獲得する方法1】ハッキング
銀行や仮想通貨交換会社のシステムに入って、お金を盗み出す。実際に、クウェートの金融機関から54億円を強奪。さらに韓国の仮想通貨交換会社から57億円分の仮想通貨を強奪など、次々に発覚。これまで約2100億円奪ったと国連から公表されている。

【外貨を獲得する方法2】ソフト開発
オンラインカジノのシステムや炊飯器などに組み込まれているソフトの開発し、それを売って外貨を獲得する。北朝鮮であることを隠すためフロント企業を立てているのだが、そのターゲットにされている国が日本だという。

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「間違いなくソフトに不正なプログラムを仕込んでいるだろうと。何か緊張関係が高まったら工場のシステムを止めちゃうとか、銀行を止めちゃうなど、破壊工作を始めるための罠を日本中に仕掛けているんじゃないか」と吉野さんは予想している。

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