【配信終了：2020年3月14日（土）】動画はこちら

2月29日（土）放送の「ゴッドタン」（毎週土曜深夜1時45分）は、「お笑いを存分に語れるBAR-若手SP-」をオンエア。

芸人たちが、普段は恥ずかしくて敬遠される「お笑い」の話を思う存分語り合うBARに、第7世代の若手コント師4組が来店する特別編。かが屋（加賀翔、賀屋壮也）、ハナコ（菊田竜大、秋山寛貴、岡部大）、ゾフィー（上田航平、サイトウナオキ）、ザ・マミィ（林田洋平、酒井尚）が、店のボーイ・劇団ひとりと、常連客のおぎやはぎ（矢作兼、小木博明）、飯塚悟志（東京03）に熱いコントへの思い入れをぶつけ、語り合った。

まずは、今回の企画の元になった上田、加賀、秋山、林田によるチケット即完の人気ライブ「コント村」の話題から。「コント芸人がもっと食えるようにするには」ということをよく話しているそうで、コント村・村長を務める上田が「みなさんコントは僕が守ります」と力を込めるが、飯塚からは「お前誰だよ！」とツッコミが。上田は「コントだけで食っていける方法」を見つけたというのだが......これは番組の最後に。

最初のテーマは「好きなレジェンドネタ」。
バナナマン好きという共通点をきっかけにコンビを組んだかが屋は、バナナマンのコント「a scary story」をあげる。怖い話をしようとするも、設楽統がめちゃくちゃ怖い話が下手というコントなのだが、賀屋が「面白くない人を面白く見せるというコントを初めて見た。それがすごくカッコイイ」と好きなポイントを解説。母親から「あんたは話がつまらない」と言われてきた加賀は「話が上手くなくてもいいんだ」と勇気をもらったというが、矢作は「そういうことじゃないんじゃないの」を首をかしげる。

ハナコは、シソンヌのつながりのあるコント2本を。1本目「閉めたのに」は洋食屋が閉店する切ないコントで、2本目をはさんで3本目「キッチンようこ」に同じ洋食屋が登場し、居抜きで別の人が営んでいるという設定になっている。秋山は「コントの先を見たのが初めてで。コントの先にはコントがあるんだ！」と目を輝かせ、岡部は「じろうさんが（キャラクターを）やると、この人が本当に存在するんだと思っちゃう。その再現力、最高ですよね」と興奮。

しかし、菊田は「僕は見たことないんで」と無関心。「漫才師になりたかった」ということで、コントではなく好きな漫才ネタについて聞くが、それすらも出てこなかった。

ザ・マミィは、「キングオブコント2014」で巨匠（2016年解散）が披露した、競馬新聞にパチンコ玉を包んでおじさんを作る「おじさんを作るおじさん」というコントをあげる。しかし、コントの内容よりも酒井の独特な口調ばかりが注目されてしまうという結果に。

ゾフィー・上田は、シティボーイズの「灰色の男」をあげ、詳しく内容を解説。飯塚も前のめりで「名作だもんね。きたろうさんが本当クズなんですよ」と同調した。

また、第7世代にとって、東京03もレジェンド的な存在であり、昨年、東京03の単独ライブにハナコとかが屋が日替わりでゲスト出演した際の話題に。岡部は「あの日がコントやってて一番楽しくて」と感激。その日は浸りたいため歩いて帰ったそうで、目黒通りを歩いている途中で自然と涙がツーっとこぼれ、「今日はなんて体験したんだ」と感動したというエピソードを披露した。

加賀は東京03とのコントの練習についての話を。「ちょっと軽くやる？」と飯塚がもみあげ付近をかきながら稽古に誘う姿から、2度目の練習に誘いたいのに誘えなくてモジモジしている姿など、一部始終を細かく再現して笑いをとりつつ、東京03の中でも飯塚に褒められると「一番うれしい」と思いを口に。

一方、賀屋は角田晃広（東京03）から「お前は俺と同じ匂いがする」と言われて「めちゃくちゃうれしかった」と振り返るが、矢作は「（角田に）そんなこと言われたら絶望的だけどね」とバッサリ切り、笑いを誘った。

2つ目のトークテーマ「好きな同世代ネタ」では、ハナコは「妙に上手い」とロングコートダディを。ザ・マミィが大阪の男女コンビ蛙亭のコント「マッチングアプリ」をあげると、ゾフィー、かが屋も同調。飯塚も「生々しい女性を女芸人が演じて笑えるって、なかなか稀有だね」と高評価を。

最後に、コント村・村長の上田が「コント業界の未来」と題した持論を発表。
やりたいことを次々にあげ、最終的には「コント国を作る」と熱弁。しかし、飯塚が「村長以外、みんな引いてるってところない？ 温度差感じるんだけど」と指摘すると、「（上田は）村八分にされてるんじゃない？（笑）」と劇団ひとりも続き、爆笑が生まれた。

この放送は、「ネットもテレ東」で期間限定配信中です！

次回3月14日（土）深夜1時45分からの「ゴッドタン」は、今年2月13日(木)に開催した「マジ歌ライブinさいたまスーパーアリーナ」の様子を2週連続でお届け。17000人が熱狂した過去最大規模となった「マジ歌ライブ」。おなじみのマジ歌シンガーに加え、サプライズ連発もあり、大盛りあがり！ お見逃しなく。