「紅白歌合戦」の司会を5回も務めた大物歌手が移住...芸能界を捨てて選んだ素晴らしい生活:カンニング竹山の新しい人生、始めます!

公開: 更新: テレ東プラス

"人生100年時代"となった今、長い人生を楽しく生きるために40歳代から知っておきたい「移住」「開業」「再就職」などの情報をお届けする「カンニング竹山の新しい人生、始めます!」(BSテレ東 毎週日曜夜9時)。

「テレ東プラス」では、3月8日(日)放送の内容を、先取りでご紹介します!

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今回の「新しい人生の先輩」は、「紅白対抗歌合戦」の司会を5回も務めた大物芸能人・佐良直美さん(75歳)です。佐良さんは「日本レコード大賞」の新人賞と大賞を同時受賞。女性歌手としては史上初の快挙を成し遂げた昭和の歌謡界を代表する歌手。歌手だけでなく、俳優として、バラエティ番組でも引っ張りだこだった佐良さんですが、1987年に芸能活動を休業。27年前に那須塩原にある教室を開業しました。

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佐良さんの教室名がこちら!「アニマルファンスィアーズクラブ」と書かれています。動物に関する教室のようですが...。

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建物の中に案内され、まず目についたのが環境大臣からの「表彰状」。佐良さんは「こちらは犬のしつけ教室です」と言った後、「表向きはね。本当は飼い主のしつけ教室」と笑顔でコメント。

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佐良さんが那須塩原で開いているのは「犬と飼い主のしつけ教室」。東京ドームより広い敷地には、「アジリティ競技(犬の障害物競走)」の訓練などができるトレーニングフィールドや全天候型の屋根付きフィールド、飼い主のための宿泊施設も完備しています。

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受講生から絶大な信頼を得ている佐良さんの教室。愛犬との絆を育みながら、飼い主も成長できるカリキュラムが用意されています。過去の受講生の中には、こちらの学びをきっかけに「犬ともっと遊びたい」と移住してきた方も。佐良さんのしつけ教室では、どんな教え方をしているのでしょうか。

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朝7時、施設内の食堂に赤い服を着た若者が続々と集まってきました。彼らは神戸のペットスクールの生徒で、佐良さんのもとに3泊4日で実習に来ているそう。佐良さんの教室では、将来動物に関わる若者たちの研修も受け付けています。

犬たちと一緒の実習で、佐良さんはお弟子さんが指導する様子を見守ります。しかし、途中からヒートアップ! 自ら実習に参加して、生徒たちにカミナリを落とすことも。カミナリを落とすのは人間だけ! 犬のことは叱りません。

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座学の授業で佐良さんは、「皆さんにとって、犬とか猫ってなんですか?」と学生たちに質問します。「癒しの存在です」と答えた生徒に、佐良さんはあえて厳しい言葉をぶつけます。
「彼らにとって、私たちが癒しにならなければいけない」。1000頭の犬や猫と暮らしてきた佐良さんだからこそ伝えられる言葉...生徒たちも真剣に向き合います。

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大学卒業後の22歳でデビュー。「紅白対抗歌合戦」の司会まで務めた佐良さんですが、増えすぎた犬たちのため、1983年に那須へ移住。そこで、佐良さんが直面した信じられない現実とは......。

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佐良さんの犬好きにつけこみ、多い時では1年間で30頭の犬が佐良さんの家に捨てられていたそう。そこで佐良さんは、「犬たちを救うためには人間を教育しなければならない」と一念発起。1993年に、日本で初めて飼い主を教育する犬のしつけ教室を立ち上げます。

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佐良さんは、40頭の犬と暮らしていますが、その中で一番大きな犬がボンドくん。この名前の由来には、佐良さんとの出会いが関係していました。これから、犬だけでなく動物を飼いたいと思っている中高年の方、佐良さんのアドバイスは必見です!

番組ではこの他、山のてっぺんに古民家を新築しちゃった夫婦に密着。

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さらに「SAMの人生100年ダンス」では、足首を鍛えるダンスをお届けします。3月8日(日)夜9時放送「カンニング竹山の新しい人生、始めます!」をどうぞお楽しみに!

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