目指したのは”究極の銀シャリ” ギフトも米料亭も大人気! 京都の老舗のお米屋さん:カンブリア宮殿

公開: 更新: テレ東プラス

cambria_20200227_00.jpg
2月27日(木)夜10時放送の「カンブリア宮殿」は、「お米の美味しさをもっと知ってほしい」と立ち上がった京都の老舗のお米屋さん"究極の銀シャリ"を食べるために大行列ができる人気ぶり、その全貌に迫る!

町のお米屋さんが仕掛けた"究極のコメ"ブレンド米

cambria_20200227_01.jpg
ミシュラン三ツ星を獲得した京都の料亭や銀座の鮨店が絶賛、こぞって仕入れるのが京都の老舗のお米屋さん『八代目儀兵衛』のコメだ。美味しさの秘密は「ブレンド米」。橋本社長自ら探し出した美味しいコメ数種類を、店の要望に合わせた味になるよう独自の配合でブレンド、"究極のシャリ"を生み出しているのだ。

さらに「コメの美味しさをもっと知ってもらいたい」と銀座や京都に米料亭を開店、ランチ時になると「白いごはん」目当てに、連日行列ができていた。さらにギフト業界にも参入、「料理に合わせてお米も変えてみませんか」という提案をギフトにした「料理別お米12種類の詰め合わせ」を発売すると大ヒット。次々に新たな取り組みに挑戦、売り上げが10年で10倍を超えている。

どん底、兄弟の確執、全ては背水の陣から始まった

cambria_20200227_02.jpg
『八代目儀兵衛』の始まりは、200年以上前の江戸の寛政年間。八代目となる橋本隆志は25歳で、家業を継ぐ。しかし、コメの自由化で廃業の危機に追い込まれる。そんな家業に弟・晃治を入れるのはしのびないと、別の道を勧める。弟は「家族から外された」と思い込み、二人の間に確執が生まれる。

一方、橋本は生き残り策を模索するうち「ブレンド米」に行き当たる。様々なコメを組み合わせ、ようやく納得のいくものができると、京都の有名料亭の大将に売り込む。当時「ブレンド米」といえば国産米と安い外国産米を混ぜたものという印象を持たれていたため、大将は乗り気ではなかったが、口にするなり「明日から持ってきてくれ」と言う。これを機に、『八代目儀兵衛』のコメは、さまざまな有名料亭で使われるようになる。

橋本はこのブレンド米をさらに広めるため、飲食業への参入を決意、そこで呼び戻したのが疎遠になっていた弟の晃治だった。有名旅館や料亭で修行していた弟は、その腕を発揮、いまや行列のできる店となっている。

【ゲスト】
八代目儀兵衛 橋本隆志代表

【番組ホームページ】
【公式Facebook】
【公式Twitter】
@cambrian_palace

PICK UP