宇垣美里も絶賛! TV取材お断り! ビートたけしが40年通う店

公開: 更新: テレ東プラス

現代日本人の身近に起こるさまざまな社会現象をテーマに、"今"を捉える知的エンターテインメント「たけしのニッポンのミカタ!」(毎週金曜よる10時)。2月21日(金)は、ゲストに、角野卓造宇垣美里を迎えて、「ブームのウラ側に密着!鍋大好きニッポン人」を放送する。

「テレ東プラス」では、その中から「TV取材お断り!巨匠が40年通う店」を先取りで紹介。グルメ通な多くの著名人に愛されつつも、長きに渡り"取材拒否"を貫いてきた名店を、今回特別に取材! その秘密と、驚きの仕込みに迫る。

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東京・台東区。上野に程近い鶯谷に食通が絶賛する鍋の名店がある。1958年創業の「玉勝」。実はこの店、普段は取材拒否の店だが、今回特別に撮影許可が下りた。

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「たけしさんの番組なら断るわけにはいかない」と語るのは、たけしと40年来の付き合いがあるご主人。「玉勝」は、浅草時代からたけしが長年に渡って通い続ける店なのだ。

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早速お店に潜入! 午後6時、開店直後の店内をのぞくと、すでに7卓のテーブル席は満席。メニュー表はなく、注文できるのはちゃんこ鍋のコースのみ。予約は1カ月先まで埋まっているとのこと。

多くの謎に包まれている「玉勝」のちゃんこ鍋とはいったい...。そこで、40年間通うたけしのために、なんと「玉勝」がスタジオに出張! スタジオ内で鍋を囲むことに。店でも見ることができない調理の一部始終を大公開する。

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特製スープを鍋に注ぎ、白菜などの野菜は、すべて手でちぎって入れる。豆腐や鶏もも肉、春菊などの具材を山のように積み、最後に柔らかくて風味の強い一番ニラをのせ、フタをして約10分加熱。グツグツ煮込む。完成までしばしの間、「玉勝」のちゃんこ鍋の秘密に迫る。

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【特製スープ】
「玉勝」のちゃんこ鍋で誰もが絶賛する黄金色の特製スープは、毎日閉店後にご主人が一人で仕込んでいる。その様子を撮影したいとお願いするも「ダメ、絶対ダメ」とのこと。スープのレシピを知るのはご主人のみ。ご主人のお父様にあたる元力士の先代店主から伝授したそう。

粘りに粘った結果、教えていただけたのは「何らかの下処理を加えた丸鶏1羽を14~15時間、弱火でコトコト煮る」ということ。閉店後の21時から仕込んだスープが完成するのは翌日の15時。仕込みに時間がかかるため、店の営業はたった3時間のみだという。

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【秘伝のつけダレ】

40年通い続けているたけしですら「味の決め手がわからない」という秘伝のつけダレ。ご主人は「つけダレが命ですよ」と語る。先代女将が考案した秘伝のつけダレには、醤油状のたれ、ゆず、生卵、長ネギ、一味唐辛子、青のりが入っている。

味の決め手となるのが、最初に入れる醤油たれ。独特の甘みが広がるつけダレの製法も、スープ同様、門外不出。「お酢やお酒をはじめとするさまざまな調味料を配合し、半年熟成させる」という情報のみ教えていただけた。

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そしてついに完成! スタジオでちゃんこ鍋を実食する。もちろん、全員が「うまい!」と大絶賛。どの味も勝たないように絶妙に味付けされているそう。鍋に相当なこだわりがある美食家・角野卓造も「これはうまい!」と納得。

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常連客がおすすめするのは、煮汁とつけダレを混ぜたスープ。宇垣は「水筒に入れて持ち歩きたい!」とコメント。

「玉勝のちゃんこ鍋は、自分の芸人人生にとってひとつの目安だった」と、たけしが初めてお店を訪れた時のエピソードを披露し、若手時代を懐かしむひと幕も。

さらに番組では「ブームの火付け役!? 鍋開発の舞台裏」「今日から作れる! 名店に習う㊙鍋のシメ」などをお届けする。どうぞお楽しみに!