癒しの連続!アドベンチャーワールド内には「かわいい」が溢れていた!

公開: 更新: テレ東プラス

風光明媚な和歌山県。その南西部に位置する白浜町は、約1300年前、万葉の頃から温泉地として知られ、日本三古湯のひとつとされてきた人気の観光地です。羽田空港から和歌山・南紀白浜空港までは飛行機で約70分。昨今ではアクセスの良さも注目され、週末を利用して、南紀白浜へ小旅行する人たちが急増中!

南紀白浜空港からバスで約5分「アドベンチャーワールド」に行ってみた!

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そして和歌山県白浜町の観光スポットとして高い人気を誇るのが、動物園、水族館、遊園地を併せ持つ日本でも珍しい一体型テーマパーク「アドベンチャーワールド」。"パンダの繁殖に成功した和歌山の動物園"と言われるとピンと来る方も多いはず!

「アドベンチャーワールド」は南紀白浜空港からバスで約5分。東京ドーム約17個分という広大な敷地は、サファリワールド、マリンワールド、ふれあい広場、ファミリー広場、プレイゾーンと5つのエリアで構成され、陸・海・空の約170種、1700頭の動物たちが生活しています。そこで今回「テレ東プラス」編集部が、ファミリーでたっぷりと動物や自然を満喫できる「アドベンチャーワールド」をリポートします。

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日本を代表する和歌山のパンダファミリー

現在「アドベンチャーワールド」では、6頭のジャイアントパンダ一家が、園内にある「パンダラブ」「ブリーディングセンター」で元気に暮らしています。

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一家の大黒柱! お父さんパンダの永明(えいめい)、9頭のパンダを産んだベテランお母さんの良浜(らうひん)、2014年に誕生した双子の桜浜(おうひん)と桃浜(とうひん)、好奇心旺盛でおてんばな妹の結浜(ゆいひん)。

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そして、2018年8月に誕生した彩浜(さいひん)も、誕生当時は75gとアドベンチャーワールドのパンダの中では最も小さいサイズで誕生しましたが、現在スクスクと成長中。この日も運動場でのびのびと過ごしていました。

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パンダの生活は、ほぼ「寝ているか何か食べているかのどちらか」とのこと。常に何かに追われ、ストレスをためてしまいがちな人間からしたら実にうらやましい! 気になる食事はメインに竹、おやつに果物などを食べています。

1日に約20~30㎏の竹を食べるパンダですが、お父さんの永明は、気に入った竹しか食べないという"グルメなパンダ"。自分が食べる笹を選り好みするそうです。パンダにもしっかり個性があるのですね。

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続々誕生! 動物の赤ちゃん

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海の動物たちが生活する「マリンワールド」では、8種類、約450匹のペンギンが暮らしています。海獣館で遭遇したのは、2019年10月に誕生したエンペラーペンギンの赤ちゃん。

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ペンギンの中でも最大の大きさとなるエンペラーペンギン。日本国内では、「アドベンチャーワールド」と愛知県にある「名古屋港水族館」でのみ会うことができる貴重なペンギンです。キングペンギンの赤ちゃんも誕生。キングペンギンの赤ちゃんは保育器で育てられ、しっかりと体力をつけてから親鳥のもとへ返す「初期人口育雛(いくすう)」という方法で育てられています。

「マリンワールド」内のスタジアム・ビッグオーシャンでは、イルカやクジラたちによるマリンライブ「スマイルズ」が1日に2~3回開催されています。イルカとトレーナーたちが繰り広げるダイナミックなパフォーマンスは圧巻。このまま空を突き抜けてしまうのでは? といわんばかりのジャンプの高さに思わず感動!

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「サファリワールド」でも動物の赤ちゃんに遭遇。サファリワールドは肉食動物と草食動物のゾーンから成り、多くの動物たちを見学することができます。約25分で「サファリワールド」を一周する列車タイプの専用車・ケニア号をはじめ、ウォーキングサファリ(徒歩での見学/草食ゾーンのみ)やカート、2階建てバス、ジープでのサファリ体験が可能(※一部有料)。この日は自然の風を浴びることができるカートで草食動物ゾーンを見学しました。

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ここで遭遇したのは、2019年10月に誕生したアミメキリンの赤ちゃん。赤ちゃんとはいえ、誕生した時点で既に大きさは1m70cmとビッグ! この日もキリンファミリーたちと楽しそうに草食動物ゾーンのサバンナエリアを駆けていました。

ゆったりと「サファリワールド」を回るケニア号に乗れば、ライオンやトラ、クマなどの肉食動物と出会うことができます。迫力あるライオンの姿を、間近で楽しむことができるかも!

「カバ地上最強説」は本当?

「ふれあい広場」では、巨大なカバとカバの祖先といわれるコビトカバが生活中。「カバフィーディング」では、大きな口を開けておやつを食べる迫力あるカバの姿を見ることができます。

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ライオンやトラなどの肉食動物を差しおいて、「地上に生息する動物の中で最強」と言われるカバ。実際のところはどうなのか伺ったところ...。「正直、動物同士が戦うことはないので...」というお答えが(笑)。とはいえ、陸上動物の中でゾウやサイに次ぐ大きな体をしているカバは、地上でも水中でも敏速に動くことができる生き物。陸上では時速40kmで走り、水中でも4~5分間潜ることができるそう。水陸どちらでも圧倒的な力を発揮するカバは、やはり最強と言えるのかもしれません。

「ふれあい広場」では、他にも、世界最大のネズミの仲間といわれるカピバラやマーラ、コツメカワウソなどの小動物と接することができます。その愛らしさに思わず"キュン"としてしまいそう。

ツアーやアトラクションも充実! 様々な角度から動物の生態に触れることができる「アドベンチャーワールド」は、南紀白浜空港からバスで約5分。イルカたちが華麗なライブを見せてくれた「ビッグオーシャン」の客席からは空港が見えます! 羽田空港から南紀白浜空港までは飛行機で約70分なので、昨今では、アクセスの良さでも注目されているのです。

週末は飛行機で南紀白浜へ...。「アドベンチャーワールド」へ可愛い動物たちに会いに出かけてみませんか? 大人も子どもも笑顔になること間違いなしです!
※もっと「アドベンチャーワールド」が知りたい方はコチラ

BSテレ東では、今回ご紹介した和歌山県を始め、日本全国の市町村の中から、ニッポンを元気にする地方の星を紹介する「羽田土曜会~ニッポンを元気にする地方の星~」(毎週土曜朝7時30分)を放送中!

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日本には、全国的には知られていない魅力的な場所、風景、文化、産品などがたくさんあります。番組では、地方創生につなげるべく、日本全国の市町村の中から元気な地方自治体を取材。その街に日本全国から観光客が押し寄せ、また世界のインバウンドが訪れる理由は何か? 地方ならではの産品が大ヒットしている訳は? 移住者が増え、人口が急増した戦略は何か? など街おこしの「キーワード」を紹介していきます。毎週スタジオに招くのは、街のキーマンや自治体の首長たち。どんなリーダーシップで街を元気にしてきたのか、成功の裏にある知られざる苦労のエピソードにも迫ります。キャスターは伊藤聡子が担当。

こちらもどうぞお楽しみに!

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(取材・文/水野春奈)

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