拒食症、死を覚悟したことも...借金1億円生活を這い上がった”元パリコレモデル”のいま：カンニング竹山の新しい人生、始めます！

"人生100年時代"となった今、長い人生を楽しく生きるために40歳代から知っておきたい「移住」「開業」「再就職」などの情報をお届けする「カンニング竹山の新しい人生、始めます！」（ＢＳテレ東毎週日曜夜9時）。「テレ東プラス」では、2月9日（日）放送の内容を、先取りでご紹介します！

今回紹介する「新しい人生の先輩」は、元パリコレモデルで、バラエティ番組でも活躍していたタレントの林マヤさんと(61歳)と夫の笛風呂タオスさん（59歳）ご夫妻。茨城県に移住して、野菜作りにいそしむマヤさんの生活を紹介します。

いいね！ポイント大地の恵み
11年前に東京から茨城に移住、筑波山を見ながら夫のタオスさんと共に農業にいそしむマヤさん。つくば市に4カ所2400㎡の畑を借りて、自給自足生活をおくっています。

いいね！ポイント 120種類のレアべジで楽しい自給自足
スーパーではほぼ売られていない、珍しい野菜を食べることができるのも自給自足ならでは。

冬の時期は全部で11種類の野菜を栽培。外側は真っ黒、中身は白い「黒大根」や、食べる輸血と言われているスーパーフード「ビーツ」、カブのごとく真ん丸な「紅芯大根」などを栽培しています。

夏にはこんなに珍しい野菜も作っているそう。

見た目がカワイイ野菜が好きと言うマヤさんの夢は「畑をパリコレ」にすること。無農薬で野菜を作ることにこだわっているお2人は、米ぬかやカキガラなどを混ぜて1カ月発酵させた「ボカシ肥料」を自作するなど、肥料にも工夫が施されています。タオスさんは、オーガニック農家に弟子入りして肥料づくりを覚えました。

タオスさんがこれほどまでに肥料にこだわる理由は「マヤマヤに良いものを食べてほしいから」。さらにタオスさんは「土にも手間をかけないと、美味しい一皿はできないことに気づいた」と語ります。

いいね！ポイント夫婦で楽しく料理
収穫した野菜を使って、料理をするのも2人一緒！若い頃フレンチのレストランで修行をしていたタオスさんは、レアべジのメニューを考えるのもお手のもの。

2人が作った料理はこちら！

収穫したばかりの黒大根と、ハーブ、ニンニク、アンチョビ、エビをオリーブオイルで煮込んだアヒージョ。

採れたてのビーツを白ワインで3時間煮込み、そのスープをパスタに絡ませます。

いいね！ポイント夫婦で楽しく食事
「甘い！」「カワイイ！」「美味しい～」と嬉しそうに話すマヤさんを優しい眼差しで見守るタオスさん。

しかしなぜマヤさんとタオスさんが自給自足生活を始めたのかが気になります。その理由は......。

ファッションモデルとして活躍後、タレント活動をスタートさせたマヤさん。数々のバラエティ番組に出演していたマヤさんは28歳でタオスさんと結婚しますが、その時タオスさんは、マヤさんの食生活にびっくりしたそう。タオスさんが「ほとんど食べなかった」と言うように、当時過激なダイエットをしていたマヤさんは、身長171センチで体重が40キロ台前半だったそうです。ちょうどその頃、自費でCDをリリース。さらにコンサートを開催するなど、身の丈に合わない出費がかさんだ結果、マヤさんの借金は1億円に！！

追い詰められた2人は死をも覚悟したそう。その後、ポスティングのアルバイトや日雇いの仕事、内職などもして必死に働き、16年で借金を完済。ほっとしたのもつかの間、マヤさんは働き過ぎが祟って、体を壊して拒食症に......。