「今でも父親だと思ってる...」スタッフを飲みに誘うおじさんが話してくれた感動秘話:チマタの噺

公開: 更新: テレ東プラス

街の人への何気ないインタビュー映像をきっかけに、笑福亭鶴瓶とゲストがよもやま話を展開するトークバラエティ「チマタの噺」(毎週火曜深夜0時12分~)。2月4日(火)の放送では、「チマタの噺 傑作選」をお送りしました。

もう一度見たい! チマタの方々大集合SPと題し、これまで街頭インタビューで出会った個性あふれる素人さんを一挙大放出!

こちらは、中央区人形町で雑貨屋さんを営むご主人。なんと500円以上買い物をするとご主人のピアノ生演奏が(強制的に?)聴けるという特典が!

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ご主人曰く、「今日は忙しいからまた今度聴かせて」というお客さんが多いとのこと。「日本人は褒めるのが下手」と話し、お客さんが褒めなくてもいいように、アメリカで購入した"自動喝采マシーン"を鳴らして演奏を締めくくるのでした。

夜の街で出会った男性(当時73歳)は、スタッフに「一緒に飲もう」と、フレンドリーに缶ビールを渡します。実は男性は、30年前に自身の浮気が原因で女優・橋本マナミ似の妻と離婚。3人の子どもたちは妻が引き取ったそう。

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長男は婿養子に行く際、"父親が変わる"ということで、男性に電話をくれたそうで、「今でも父親だと思ってるよ」との言葉に涙。感動に包まれる中、スタジオゲストの松重豊から「なんで女遊びしちゃったかなぁ」とキツイ一言が(笑)。

お次は、背骨が粉々になってしまったというこの男性(当時30歳)。なんとビルを拭く仕事の最中に8mの高さから落下し、普通なら即死のところ、かかとから仁王立ちで着陸して九死に一生を得たそう。

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宮崎の実家で1ヵ月療養して東京に戻ってきたばかりの男性。インタビュー中も動いた際に骨がゴリゴリと鳴り、「痛い痛い」と杖をつきながら座る男性の姿にスタッフもスタジオもハラハラ!

実家では両親に介護してもらっていたそうで、将来は自分が両親の介護をしたいと感謝を語ります...が、両親はまだ56歳と若く、トライアスロンをしているという情報に、鶴瓶から「お前より元気や!」とツッこみが。

続いては、世界初の「移動式銭湯」を作ったというこの男性(当時23歳)。はっぴに風呂桶を手にした独特のスタイルで、「お湯と皆の心を沸かして回っている」と巧みなコメント(笑)。

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実はこれまでに世界47ヵ国を巡った経験があるそうで、その際、提灯を貴重品入れにしていたという話にスタジオは爆笑。しかし、提灯に財布を入れることでスリ防止になり、国によっては提灯を爆弾だと思って近寄ってこない上に、現地語で「これは何ですか?」と聞かれることもあるそうで、語学にも役立つとのこと。

「東京オリンピック」を視野に入れ、海外でお世話になった人たちに恩返しをし、日本の文化を知ってもらいたいとの想いから「移動式銭湯」を始めたと話します。なんと入浴代はタダ! インテリジェンスな一面を持つピースフルな方でした。

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続いて登場したのは、東京・東大和市のスナック「忍」。気になるので撮影を申し込むと「いいわよ~」と快諾。客がカラオケを歌うと、店内のいたるところから「いいわよ~」とのかけ声がかかります。スタッフもリクエストに応えて1曲。すると、鶴瓶とゲストの小林聡美も「いいわよ~」と一言(笑)。思わず言ってしまいたくなる気持ちがわかるような...。

今度は、東京・品川区にある創業54年の中華料理屋さん。ご主人(当時77歳)にお話を伺うと、今月いっぱいで廃業するとのこと。「店の老朽化より人間の老朽化が酷い」と話す奥様は、「寂しいけど、とにかく忙しく体力的に限界だ」と本音を吐露。

営業最終日は大盛況! ついに最後のチャーハンを運ぶ瞬間が! いつも当たり前のようにあるお店だったということで、閉店しまうことを寂しく思うと涙を流す常連さんの姿も。閉店後には続々と常連さんたちがお礼に訪れました。

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「お疲れさまでした」と言う奥様に、頑固なご主人も「カミさんと2人だからやってこれた」と労いの言葉。そしてお客様への感謝を語ります。

現在この放送は、「ネットもテレ東」で配信中です。

次回は俳優・生田斗真をスタジオに迎える「チマタの噺」どうぞお楽しみに!

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