「先生がキレてる後ろで(大量)失禁しちゃった...」あのタレントが鬼教師を大捜索:先生、、、どこにいるんですか?

公開: 更新: テレ東プラス

先生と会いたい芸能人が自らの手で探し出し、ガチで居場所を突き止める「先生、、、どこにいるんですか?~会って、どうしても感謝の言葉を伝えたい。~」(金曜夜7時)。今回は1月24日(金)の放送から、登録者数50万人以上を誇る大人気YouTuber芸人・フワちゃんが、自身のルーツとなった先生を探す。

「女の子でチ◯チ◯って言えるヤツが私しかいなかった(笑)」

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フワちゃんが会いたいのは、中学時代のバスケ部の顧問・高岡潔乃先生で、フワちゃんは勝手にオカピーと呼んでいたそう。「とにかくオニババだった! 木刀なんか持ってなかったのに、似顔絵描くときは、みんな木刀持たせてた(笑)」とのこと。

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中学時代は「女の子でチ◯チ◯って言えるヤツが私しかいなかったから、カリスマ的人気があった」というフワちゃん。中2でバスケ部に入り、その自由奔放さに先生は手をやいていたとか。しかし、大物芸能人にもタメ口をきく芸風は、この高岡先生にルーツがあるそう。

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みんなから怖がられる高岡先生にタメ口で接していると、先生は最初こそ言葉遣いを注意していたものの、いつしか「そのままで頑張れ」と言うように...。その一方で、「失礼にならないようにお互いに真心を持って、人と人との対話だということを忘れないように」と教えてくれたそう。フワちゃんは高岡先生のこの教えにより、「変に取り繕わず、今のまま愛されるようになれば最高だと思えるようになった」という。

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先生に、もう一つ感謝したいことがあるという。部活で先生に怒られている友達をこっそり笑わせていたフワちゃんは、自分も爆笑した拍子に失禁。しかし漏らしたことを言えずズボンが濡れたままで練習をしていたところ、先生は「今日は全然フォームができてないから帰れ」と言ってくれたそう。

フワちゃんは、先生が漏らしたことに気づいて、後輩がいる手前はっきりとは言わずに気を利かせてくれたのだとは思っている。「おしっこでビチョビチョのまま『めっちゃ粋なんだけど! 超感謝』と思いながら帰った(笑)」とのこと。

先生は、天真爛漫で破天荒なフワちゃんを正すのではなく(いいところを)伸ばしてくれた。厳しさの中にも優しさがあった先生に、もう一度会いたい......。

ベンチコートの中にパンツ一丁でコンビニにたむろ

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高岡先生の手がかりを求めてやって来たのは東京・八王子市。ここにはフワちゃんの母校があるが、なんと受験を控えた時期のため取材はNG。SNSのストーリーを使って23万人のフォロワーに情報提供を呼びかけるも収穫はなし。

そこで訪ねたのは、バスケ部のキャプテンを務めていた同級生。フワちゃんの中学時代の話を聞くと、冬にコンビニで友人同士集まるときは、ベンチコートスタイルだったそう。しかしその中は、なんとパンツ一丁! しかし、それを忘れてボウリングに行ってしまい、暑くてもベンチコートを脱げなかったとか。

ちょっぴりおバカな思い出話は尽きないが、先生の情報は得られず、今度はバスケ部の後輩に連絡してみると、先生の電話番号はわからないが、年賀状のやり取りをしているとのことで、住所が判明!

個性を大切に伸ばしてくれた先生

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早速高岡先生の自宅がある東京・町田市へ。マンションのエントランスで「フワでーす」と名乗るも、在宅しているはずなのに無言。怒らせたのかと心配していると扉が開いた。恐る恐る中に入り、先生の自宅のインターフォンを鳴らすと......やっと高岡先生が登場! 久々の再会にフワちゃんは「嬉しい!」と大興奮。

フワちゃんの中学生時代について聞くと「みんなから宇宙人って言われてました」と先生。黒板にグミを貼り付けるなどイタズラばかりしていたそう。それでも「お前はそのままでいい」と個性を大切にしてくれた...そんな先生がいたからこそ、フワちゃんは今、テレビに出られるようになったのだ。

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「先生は、最低限の礼儀や思いやりを持てば、"オカピー"と呼んでも許してくれた。だから今、大御所にタメ口をきくことができている。本当に私たちの指導をしてくれてありがとうございました」と感謝の言葉を伝えるフワちゃん。

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自分の個性を守ることも大事だが、ルールをしっかり守らないと認めてもらえない。「きちんとやらなきゃいけないところはやる。そこでできてくる繋がりを大切に、これからも頑張ってください」という先生。ただふざけているだけで、けじめのない人間はダメ。けじめがあってこそ信頼関係が生まれることを、先生はわかってほしかったのだ。

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ここで気になっていたあのことを。爆笑してお漏らししてしまったあの時、先生はそれに気づいて帰らせてくれたのでは? と聞くと、先生からは「違うかもしれない」とまさかの答えが。「言わなきゃよかった!」というフワちゃんに大爆笑する2人だった。

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高岡先生は、22歳の時から体育教師一筋で、都内5ヵ所の中学校に勤務していた。3年前までバスケ部の顧問を務め、両親の介護のため58歳で教師を退職。この日は再会を祝して記念撮影をし、連絡先も交換。年賀状のやり取りも約束した。先生の教えの数々は、きっとこれからも、フワちゃんの背中を押してくれることだろう。

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