親友・小島よしおからの手紙で発覚! キングオブコント王者が不仲になった理由:ゴッドタン

公開: 更新: テレ東プラス

1月25日(土)の「ゴッドタン」(毎週土曜深夜1時45分より放送)は、現代のバラエティ番組に対応できず、心に闇を抱えた"腐り芸人"に苦しみを吐き出してもらい、新たな1歩を踏み出してもらう救済企画「腐り芸人セラピー」第6弾の後半を放送。

悩める腐り芸人にアドバイスを送るのは、"腐り"という芸人の新境地を切り開いた、平成ノブシコブシの徳井健太、インパルスの板倉俊之、ハライチの岩井勇気の"腐り芸人三銃士"。

今回は、結成13年目、「キングオブコント2013」王者のかもめんたる(岩崎う大、槙尾ユウスケ)が心の闇を吐き出したところ、コーナー史上最大の芸人ドキュメンタリーへと発展!?

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まず、悩みを口にしたのは槙尾。相方・岩崎が「劇団かもめんたる」を旗揚げして以来、劇団にばかり尽力し、「芸人というより劇団の座長としてやっていこうと思っているんじゃないかと心配」「僕としてはコントもやりたい」と、かもめんたるとしての未来を不安視する。

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そんな悩みに耳を傾けていた三銃士とおぎやはぎだが、まず板倉が「その間にかもめんたるのネタを考えてるんですか?」と切り出す。ネタ作りを担当していない槙尾は、「考えてないですね」と返答すると、「それはおかしいよね、筋として」「何もしていないんなら、お前には何も言う権利はない」「ネタ書いてねえからネタ書けやていう姿勢のやつは、俺は嫌いなんだよ」と一気に責立てる板倉。

さらに、槙尾も「劇団かもめんたる」の一員であることを知った徳井と劇団ひとりも攻勢に出る。

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すると槙尾は、「じゃあ皆様は、『かもめんたるとしてはコントやらなくていいよ』と。そういうお考えでいらっしゃる?」と、なぜか妙な口調に。劇団ひとりから「喋り方、なんなんだよ。マルチ商法とかやってた?(笑)」とのツッコミが入り、爆笑へと一変。

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それでもめげずに「夫婦でいうとセックスレスみたいな状態なんですよ」と、もっと2人での活動を増やしたいと訴える槙尾は、おぎやはぎの「ちゃんとカワイイ下着とかつけてる?」とのイジリ発言も、「そういうもんですか?」と真顔で鵜呑み。さらなる爆笑を誘った。

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そんな中、徳井は前回から引き続き熱っぽい口調で訴えるが、誰の心にも響かず華麗にスルー。

結局、かもめんたるの単独ライブの動員数が増えないこともあり、「劇団かもめんたる」に活路を見出そうとする岩崎の考えに、三銃士らは賛同。事実、「劇団かもめんたる」の動員数は徐々に増え、板倉も評判を耳にしているそうで、収録後には、昨年劇団かもめんたるが上演した「GOOD PETS FOR THE GOD」が、新人劇作家の登竜門とされる「岸田國士戯曲賞」の最終候補にも選出されている。

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岩井も「もともと『劇団かもめんたる』だったんですよ。2人になっただけで。劇団員が増えただけなんです」と結論づけようとしたところ、槙尾は現実を受け入れ難いのか、呆然とした表情で「夢みたい......」とひとこと。整形後に鏡を見たようなリアクションで、これまた爆笑に包まれた。

小島よしおの手紙で事態が急変

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これで一応の決着かと思いきや......学生時代、2人と同じお笑いサークルで、現在は同じプロダクションに所属する小島よしおからの手紙で、全てが明らかに!

かもめんたるのコンビ仲が悪く、「2人の間を取り持って欲しい」と担当マネージャーから依頼を受けた小島は、「かもめんたる会議」を始めようとした。すると、全員が揃っているのにも関わらず、岩崎が「グループLINEの電話で会議をやろう」と言い出し、「2人は、それほどまでに顔を合わせたくないのか」とコンビ仲を苦慮する小島からの悲痛なメッセージだった。

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これを受けて岩崎は、「ちょっと言うよ」と前置きし、槙尾と仲違いになった経緯を説明し始める。まず、槙尾と担当マネージャーがケンカした際、「マネージャーが辞めるって言ってるぞ」と伝えたところ、槙尾が「ラッキー」と言ったことが許せなかったという岩崎。槙尾は「劇団かもめんたる」の活動にも力を入れず、「かもめんたる会議」でも1時間半ひとことも発言しなかったことがあったのだそう。

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黙って聞いていた槙尾だったが、「僕側の立場の意見もいっぱいある」として、槙尾が怒る原因となったマネージャーの仕打ちを告白。「劇団かもめんたる」に関しては、当初、単発の企画公演みたいなものだと考えていたそうで、岩崎のコントに心酔する槙尾にとっては「コンビからイチ劇団員」へと関係性が変わり、劇団内で居づらさも感じるそうだ。

両者の胸中を聞いた面々は、ことの複雑さを知り、「双方の意見を聞くと、裁判所の重要性がわかりますね」としみじみ語る板倉。

しかし、いざこざの後、2人の関係は徐々に修復に向かっているそうで、岩崎は槙尾がかもめんたるを大事にする理由も理解し、そのためにも今は「劇団かもめんたる」に注力したいとの思いを語った。

話はこれで決着するも、岩井の「槙尾さんは、ピンでやればいいんじゃないですか?」との提案から、全員で槙尾のピン活動の可能性を模索することに。女装が得意なことから「メイクさんになったら。しゃべりがメイクさんの中で相当上手いから」、また丁寧な口調を活かして「物件紹介とか上手そう」「温泉とか入ってもいいしね」と提案。槙尾はどれに対しても「やりたいですね」と前のめりで頷くものの......

「他にすごい詳しいものあるの?」との質問には、「う~ん」としばらく考えた末に、「ないです」と回答。悪態をついてもどこか憎めない槙尾に、爆笑の結末となった。

今回の放送は、「ネットもテレ東」で限定配信中!

次回2月1日(土)深夜1時45分からの「ゴッドタン」は、「マジ歌ライブ最終トライアウト」を放送。2月13日(木)に開催が迫った「マジ歌ライブinさいたまスーパーアリーナ」への出演するマジ歌シンガーを決する企画で、予告編には、野呂佳代やハープを奏でるザ・ギースの高佐、ウソがつけないアイドル「Truth」の姿が!?

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