究極のDIY！アルプスの絶景が望める手作りハウス...その気になるお値段は？：カンニング竹山の新しい人生、始めます！

人生100年時代"となった今、長い人生を楽しく生きるために40歳代から知っておきたい「移住」「開業」「再就職」などの情報をお届けする「カンニング竹山の新しい人生、始めます！」（ＢＳテレ東毎週日曜夜9時）。1月26日（日）の放送では、前週に引き続き、ゲストに和田アキ子を迎えてお送りします。

テレ東プラス」では特別に、今回の放送内容を先取りでご紹介！

今回紹介する「新しい人生の先輩」は、長野県飯島町に移住した那須昌次さんと(62歳)と貴美子さん（59歳）ご夫妻。中央アルプスと南アルプスが見える町を舞台に、DIYで家を建てたご夫婦の日常と軌跡を追います。

愛知県豊田市に住む那須さんご夫妻は、2017年、長野県飯島町に土地を購入。その翌年から、定年退職した昌次さんがDIYで建築スタート。妻の貴美子さんは愛知県内に勤務しているため、「二拠点居住生活」を送っています。

いいね！ポイント「薪ストーブのある生活」
まずはお宅拝見。大きな土間には薪ストーブがあり、「これを置きたくて！」と那須夫妻。１月の平均気温がマイナス１度になる極寒の飯島町。部屋全体を温めることができる蒔ストーブを置きたかったそう。

いいね！ポイント「寝室から南アルプスの絶景」
南アルプスの絶景が望める寝室の上には、物置として利用できるロフトが作られています。

さらに、リビングの上に作られた４畳のロフトは客間としても利用できるようになっており、大きな窓からは中央アルプスの絶景が一望できます。

ロフト用のハシゴには、普段ははずして有効スペースにできるようなある工夫が。実は家のデザインは貴美子さんの担当！　貴美子さんが自分の希望を話し、昌次さんはその指示を受けて、作っていくそう。夫婦二人三脚で完成させたお宅なのです。

「既製品だとシンクの大きさや幅が理想とするものがなかった」と貴美子さん。昌次さんの手作りで、ウッディなキッチンが完成。

いいね！ポイント「夫が家具までDIY」

キッチンの棚から寝室のクローゼットなど、この家に置かれた家具のほとんどが昌次さんのお手製。驚きです！貴美子さんから手渡されたデザイン画をもとに、昌次さんが図面を引いて制作。わずか2時間足らずで棚を作ってしまう昌次さんの腕前は、ぜひ番組でご確認ください！

夫の定年退職を機に、DIYで家を建てた那須さんご夫妻、いったいどんな人生を歩んできたのでしょうか。

愛知県豊田市生まれの昌次さんの職業は小・中学校の先生。29歳の時、3歳下の貴美子さんと結婚し、一男一女を授かりました。39歳で実家の隣に一軒屋を建てます。

移住を考えるようになったのは、昌次さんが50歳の時。スキーや山登りなどアウトドアが好きな昌次さんは「今まで住んできた場所と違う場所での生活を体験できるなら、そういのもいいな」と思い始めたそう。そんな夫の思いに貴美子さんも「山が見えるところがいいね」と意見が一致！　昌次さんが57歳になった頃から、旅行を兼ねた移住候補地の視察をスタートさせました。

２つのアルプスを望める場所が気に入り、長野県飯島町に400万円で土地を購入すると、昌次さんの中で「与えられたものじゃなく、自分で住むところを自分でやれると良いな」という思いが生まれたそう。基礎部分と水回りは業者に依頼し、それ以外の部分は、夫婦二人で作ることに。貴美子さんは豊田市で仕事をしているため、週の半分は飯島町にやってきて家作りを進める「二拠点居住生活」を選択します。