30年以上経過した缶詰は食べられる? 知られざる缶詰の真実:たけしのニッポンのミカタ!

公開: 更新: テレ東プラス

現代日本人の身近に起こるさまざまな社会現象をテーマに、"今"を捉える知的エンターテインメント「たけしのニッポンのミカタ!」(毎週金曜夜10時)。1月24日(金)は、ゲストに古坂大魔王市川紗椰を迎えて、「備えあれば憂いなし!? 保存食大好きニッポン人」を放送する。

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「テレ東プラス」では、その中から「こんなものまで!? 知られざる缶詰の世界」を先取りで紹介。最も身近な保存食のひとつだが、知っているようで知らない缶詰の真実に迫る。

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番組スタッフが向かったのは東京・上野にある缶詰の酒場。店内にはおよそ200種類以上の缶詰が並び、好きな缶詰を選んで食べることができる。

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京風だしの風味が豊かであっさりと上品な味わいのだし巻き缶詰や、しっかりとタコが中に入っているたこ焼き缶詰など、変わりダネも!

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缶詰の種類は世界で約1200種類以上、そのうちの約800種類は日本で生産されているという。ちなみに日本で最も多く製造されている缶詰はツナ缶。しかし近年、ツナ缶を脅かす空前のサバ缶ブームが到来中。

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缶詰専門店においても、サバ缶だけで22種類が並ぶ。生のサバを缶に詰めて密封し、加熱と殺菌を経て商品となるため、サバの栄養素がまるっと缶に閉じ込められ、生のサバよりも栄養価が高いそう。その上、加熱することで骨が柔らかくなるので、カルシウムも豊富! サバ缶の快進撃はこの先も続きそうだ。

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続いては、気になる賞味期限「缶詰が永久に腐らないってホント?」という疑問を検証していく。一般的に缶詰の賞味期限は製造後2~3年とされるが、これはあくまでも美味しく食べられる期限であり、本当はいつまで食べられるのだろうか。

そこで手にしたのは、なんと賞味期限が30年以上過ぎたコーンの缶詰。缶の底の日付は「890922(1989年9月22日)」。怖いもの見たさで開封してみると...。なんと! 中身はそのまま。匂いも通常のコーンと同じ。

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缶詰の専門家「日本缶詰びん詰レトルト食品協会」の方いわく、「密封されていれば食べることはできる(ただし推奨はしない)」とのこと。ただし、錆びつきがあるものや膨らんだ缶詰は微生物が混入している可能性が高いので注意。やはり缶詰は驚きの保存食なのだ。

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他にも、緊急災害時に使える缶詰の開封方法や、秋田県に多く存在する缶詰加工所を訪問し、魅惑の缶詰の世界をたっぷりと紹介する。

スタジオでは、ゲストおすすめの缶詰を試食。果たして、どんな缶詰が登場するのか。さらに番組では、「フリーズドライ最前線!業界最大手『アマノフーズ』の匠が手掛ける最新作」「レトルトの女王! 驚きの時短と美味しさを実現...(秘)アイデア術」などをお届け。新コーナー「ちょっと気になることからニッポンが見えてくる!『気になる人に聞いてみた』」もスタート! どうぞお見逃しなく!

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