大原優乃「A5ランクのお肉とスモア、キレイな富士山を楽しみにしています!」:ゆるキャン△

公開: 更新: テレ東プラス

キャンプブームの火付け役となった累計250万部を突破する人気コミック「ゆるキャン△」をドラマ化。主人公の女子高生・志摩リンを演じるのは福原遥、共演は大原優乃田辺桃子箭内夢菜志田彩良。ロケ場所にもこだわった本作は、見た人すべてが癒されるゆるゆる系のガールズキャンプドラマである。

yurucamp_20200116_01.jpg
そこで今回「テレ東プラス」は、なでしこ役の大原優乃にインタビュー。彼女が演じる各務原なでしこはリンがいる学校にやってきた転校生。リンと出会い、キャンプに興味を持つようになる女子高生だ。

──まずは「ゆるキャン△」に出演が決まったときの感想からお願いいたします。

「今回、私はオーディションでなでしこの役が決まったんです。原作を読んだことはなかったんですけど、『ゆるキャン△』が大好きな友だちがいて、その子からリンちゃんが使っているテントがすごく値段が上がっているという話は聞いていました。オーディションをきっかけに原作漫画やアニメを見て、私もこの作品が大好きになりました。今は、各務原なでしこという役を大切に演じたいなと思っています」

──各務原なでしこは、どんな女の子ですか?

「すっごくカワイイ子ですよね、なでしこって。5人の中ではムードメーカーで、何をするのも一生懸命な女の子。食べることも仲間を思う気持ちも、キャンプに対する思いも。ちょっとドジなところがあるけど、おバカっぽくしたくなくて、彼女のまっすぐで一生懸命なところを見せていきたいなと思います」

──ご自身と似ているところは?

「食べることが好きなところは一緒ですね(笑)。収録に入る前のキャンプリハーサルで食べた"カレーめん"や"スモア"(チョコビスケットではさんだ焼きマシュマロ)がとってもおいしくて、"撮影も頑張ろう!"と思いました(笑)。でも、なでしこに似ているのは私より福原遥ちゃんかも!」

──主人公・志摩リンを演じる福原さんですね。

「はるちゃんとは一緒にご飯を食べに行ったり、とても仲がいいんです。いつもキャンキャン言いながら焼き肉を食べているので(笑)、なでしこのイメージははるちゃんです」

yurucamp_20200116_02.jpg
──そういえば、ドラマ「3年A組―今から皆さんは、人質です―」(2019年)では、福原さん、そして犬山あおい役の箭内夢菜さんとも共演されましたよね。

「はい。またご縁があって、違う現場、違う作品で出会えることがすごくうれしくて。『3年A組~』のときにいただいた台本カバーをみんなで使いながら、今もあの頃の話をしています。ただ『3年A組~』の時は緊張感がある現場だったので、あまりみんなとも話さないようにしていたんです。今回、箭内夢菜ちゃんといろいろ話をして、"こんな子だったんだ~"という新しい発見がありました」

──キャンプリハでは、どんなことをされたんですか?

「タイムを測って、5人で5分以内にテントを組み立てられるか! みたいなことにチャレンジしました。リハが終わると、おにぎりを3つ食べたくなるぐらいヘロヘロになります(笑)。セリフがないところでも、なでしこは毎回"えっ!?"とびっくりしなきゃいけない。みんなの言葉を全力で聞いて全力で反応する子なので常にアンテナを張っているせいか、ものすごくエネルギーを使うんですよ。テントを組みながらふざけあったり、"ペグ(ロープを地面に固定する道具)はしっかり刺さないといけない"などキャンプの基礎を習ったりして...。ケガだけはしないように気をつけていますね」

──大原さんはどのように役作りをしていくタイプですか?

「用意スタートですぐ役に入れるタイプではなくて、考えに考えを重ねるタイプですね。現場にいるときもずっと役でいたいですし。例えば、"このお水をなでしこだったらどう表現するのかな?"とか"なでしこはどうやって電車に乗るんだろう?"とか、私生活でも役として生活をする時間を大切にしています。でも、セリフはちょっと違っていて、事前にこうやって言おうとかはあまり考えず、現場でのやりとりの中で作っていくことが多いですね」

──撮影で楽しみにしていることは?

「やっぱり、原作にも出てきたA5ランクのお肉とスモアですね。キレイな富士山も見られると思うので、それも楽しみです。あと"ちくわ"という犬と顔合わせをしたんですけど、"タレント犬ってこんなにおりこうさんなんだ!"とびっくりしました(笑)」

──冬のキャンプ場での撮影は、とても寒いと思いますが...。

「私、暑がりで寒がりなんですけど、衣装も原作通りのものを着ているので、きっと大丈夫だと思います。あとドラマのために、自分でもムートンブーツとダウンジャケットを買いました。はるちゃんとおそろいのメイクポーチも!」

yurucamp_20200116_03.jpg
──そういえば、大原さんはお洋服がとても大好きだそうですね。

「はい。自分のお小遣いはほとんどお洋服を買っちゃいます。小悪魔系と言いたいところですけど(笑)、カジュアル系のパーカーやスニーカーが好きですね。しかも黒が好きなので、気を抜くと全身真っ黒になっちゃうみたいな。下はパンツかロングスカートを履くことが多いです」

──服を買うときは悩むタイプですか?

「すぐ決めちゃいます。"ご飯はオムライスと焼き鳥、どっちがいい?"と聞かれたら、1時間は悩む自信があるんですけど(笑)、洋服だけは即決。友だちにもびっくりされます。スニーカーだけは、自分に購入禁止令を出していて...。好きなブランドを見つけると、いっぱい欲しくなっちゃうから。今は靴箱に収納できる分しか買わないと決めています。そうしないとお母さんに怒られちゃうので(笑)」

──「ゆるキャン△」はゆるゆる系ガールズキャンプドラマということですが、大原さんがゆる~くまったり出来る場所といえば?

「お風呂とベッド。お風呂は2時間入れるぐらい好きです。しかも全身浴。健康のためというより、ただ好きで入っている感じですね。ベッドでは映画を見たりゲームをしたり、携帯を見たり。ただベッドにいたらすぐ眠くなっちゃうんです(笑)」

──最後に「ゆるキャン△」の魅力を教えてください。

「登場人物の女の子たちはみんな個性的でとても可愛い子ばかり。そんな中でリンちゃんとなでしこの関係にも注目してほしいです。そしてこの作品を見て、キャンプのノウハウを知ってからキャンプ場に行くと、よりワクワクするはず。原作ファンの方たちにも認められるように頑張りますので、ぜひご覧になってください!」

(撮影・文/今泉)

yurucamp_20200116_04.jpg
そして1月16日(木)深夜1時放送! 「木ドラ25 ゆるキャン△」第2話の内容は...。

yurucamp_20200116_05.jpg
ソロキャンプが趣味の女子高生リン(福原遥)が高校の図書室で友人の斉藤(志田彩良)と一緒にいると、浩庵キャンプ場で出会ったなでしこ(大原優乃)の姿を目撃する。なでしこは、リンと出会ったことでキャンプに興味を持ち、転校して早々、高校の「野外活動サークル」(通称「野クル」)に入っていた。「野クル」部員の大垣(田辺桃子)と犬山(箭内夢菜)は、なでしこと校庭でテントを組み立てていたが、テントのポールを折ってしまう。その光景を見ていたリンは...。

1月16日(木)深夜1時放送! 「木ドラ25 ゆるキャン△」第2話をどうぞお楽しみに!

PICK UP