LiLiCoさんが語る「運命の人」に出会うための行動

公開: 更新: テレ東プラス

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【「私、この人と結婚する気がする」 小田井涼平。のちに主人となる、この男性を初めて見たとき、私は、こんな直感を覚えたのでした。】

これは映画コメンテーターLiLiCoさんの著書「遅咲きも晩婚もHappyに変えて 北欧マインドの暮らし」(講談社)に書かれている一文です。

その直感通り、LiLiCoさんは4人組男性歌謡コーラス・グループ「純烈」の小田井涼平さんと結婚します。LiLiCoさんのように運命的な結婚をしたい! と憧れる女性は多いと思いますが、その恋、待っているだけでは手に入りません。自分で手繰り寄せないといけないんです。ということでその方法をLiLiCoさんに語っていただきましょう!

「ご縁」は大切。そのご縁はコミュニケーションから生まれる

lilico_20200116_01.jpg▲著書「遅咲きも晩婚もHappyに変えて 北欧マインドの暮らし」(講談社)

運命の人と出会いたいけど、「新しい出会いがない」と嘆く方がいますよね。でも出会いは自分で見つけるものだと思っています。日々を振り返った時、会社から家まで毎日、同じ道を歩いていませんか? だったら今日は違う道を歩いてみてください。違う道を歩いた結果、パン屋さんを見つけ、お店に入ったら店員さんが素敵な人で、通い詰めた結果、知り合いになれて、結婚する、なんてドラマが生まれるかもしれません。だって人生にはいろんな出会いやドラマがあるから。いまならマッチングアプリで出会う方もいますし、使ってみたらいいじゃないですか。

lilico_20200116_02.jpg▲「純烈」の小田井涼平さんとLiLiCoさん

そして素敵な人と出会えたら、ご飯に誘いましょうね。仲が深まれば告白もしちゃいましょう。告白する勇気がないって人もいますけど、私は基本的に振られるものだと思っています。振られたら確かに傷つきますよ。家に帰って5分くらいは泣きます。でも振られたのは「ご縁」がなかっただけ。自分を磨いてもう一度、告白しようとは思わない。私は過去に離婚したこともありますし、両親も離婚をしています。だから合わないものは仕方がない。相手が自分のことを好きでないなら諦めるしかないんです。

先ほど「ご縁」と言いましたが、ご縁って恋愛だけでなく仕事でも大切なもの。いいご縁を作るための秘訣ってコミュニケーションをとることだと思っています。ある日スタッフと喋っていたら、サッカーの話題になり「私、若いころ女子サッカーをしていたんですよね」と何気なく伝えたんです。そのあと、サッカー経験があるってことで、サッカーのレポーターのオファーが! 多忙が理由でそのオファーはお断りしたんですが、スタッフとコミュニケーションを取ったからこそ生まれた仕事です。だから私、現場ではスタッフと喋るようにしています。

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「ご縁」が生んだ仕事は全力で取り組みますよ。全力で仕事をすると自分にしかできない仕事が形成されていくんです。私、「ニワトリ スター」という映画に出ているんですけど、その作品を観た俳優の加藤雅也さんから「LiLiCoみたいな女優っていないんだよね」って言われたんです。その言葉を聞いて嬉しかったですね。私、女優って背伸びして言えなんだけど、この作品では脱いでいて、それを観たうえで加藤さんから「脱ぎますとか、なんでもやりますとかいう女優はいるけど、実際は難しい。でもLiLiCoは大胆な演技をしていて、こういう女優っていないんだよね」と言われたんです。もし私に女優としてのオファーが来たら、大胆な演技を求められるんだなってその時に知りました。そしてLiLiCo以外、キャスティングできないって言われないといけない。そういうことが期待されているんですよ。

そうやって自分しかできないなにかを生んだ先に、運命の出会いがあるんじゃないかなと私は思います。だからみなさん、運命の出会いが欲しいなら、「ご縁」を生む努力をし、それに全力で取り組んでくださいね。

あっ、最後にこれだけは言わせて! 相手選びをするうえで条件リストを作ってしまうことってあるでしょ。このリストはなくすべきです。私も主人と出会う前はありました。1個だけだけど、「お酒を飲める」ことはマストでした。でも彼って、たくさん飲めるタイプじゃなかったんです。その時、気付いたんですよ、一緒にいたいという気持ちが大切で、条件リストってどうでもいいと。小田井涼平と出会い、このことを痛感しました。

【プロフィール】
LiLiCo
1970年生まれ。スウェーデン・ストックホルム出身。18歳で来日し、現在は映画コメンテーターのほか、女優・声優など多方面で活躍。2017年小田井涼平と入籍し、2019年に生まれ故郷のスウェーデンで結婚式を挙げる。著書「遅咲きも晩婚もHappyに変えて 北欧マインドの暮らし」(講談社)では自身の結婚エピソードや妻としての心得だけでなくライフスタイルについても綴られている。

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