「うるせーな、黙ってろ」「接客なってねーよ、ハゲ」コワモテ店主と客の丁々発止! 神楽坂「焼鳥 しょうちゃん。」:今夜はコの字で

公開: 更新: テレ東プラス

カウンターが"コの字"の店は、左右、斜め、人の顔が並び、上座も下座もないフラットな場。人と人が触れ合う"コの字酒場"を舞台にしたドラマ「今夜はコの字で」(毎週月曜深夜0時放送)が、BSテレ東にて放送中。

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第2話では、パンダの着ぐるみで風船を配る仕事を終え疲弊した吉岡としのり(浅香航大)が、憧れの先輩・田中恵子(中村ゆり)に教えてもらった神楽坂「焼鳥 しょうちゃん。」へ。三味線の音が聞こえる粋な街・神楽坂で、長年愛されてきたコの字酒場です。恵子が「ちょっとハードル高いわよ」というこの店、一体、どんな店!?

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昭和の香り漂う店内に、キレイな「コ」の字のカウンター。そしてこちらが、ちょっとコワモテの店主・しょうちゃん。

常連さん「しょうちゃん、お湯割り」
しょうちゃん「お湯沸くまで待ってろ」

常連さん「しょうちゃん、皮、まだ?」
しょうちゃん「うるせーな、黙ってろ」
常連さん「接客なってねーよ、ハゲ」

ぶっきらぼうなしょうちゃんとお客さんの丁々発止のやり取りも、この店の魅力。初めてのお客さんも、勇気を出して「しょうちゃん、○○!」と注文すれば、すぐに溶け込むことができます。

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まずは「ハツ」。小ぶりだが、噛むとタレの旨みが口の中に広がる。ビールに合う!

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網で丹念に焼いた「厚揚げ」は、外はカリカリ、中はふっくら。しょう油をたらし、ショウガを乗せていただきます。

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こちらが「皮」。皮は苦手な吉岡も「カリカリ! これが皮!?」と驚き、「プニプニのはずの皮が、まるでせんべいのような香ばしい物体に! すごいよ、しょうちゃん」と大感激。こんな皮、他にはない!

ただし、あまりの美味しさに「もう1本」と頼むのは、粋じゃない! しょうちゃんは、この皮の串を、丁寧に40分かけて焼くんです。口は悪いけど、丁寧な仕事ぶり!

そしてシメには、カリカリの「焼きおにぎり」に「和風ワンタン」がオススメです。

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皮も、厚揚げも、焼きおにぎりもカリカリ。硬いカリカリの奥には旨みがつまっている。一見、怖そうなしょうちゃんと一緒。一途に丁寧に仕事をすれば、人の心に響く――大事なことに気付かせてくれる、そんなお店です。

【お店紹介】
焼鳥 しょうちゃん。
住所: 東京都新宿区若宮町16番地
営業時間: 18:00~24:00
定休日: 祝日の月曜日
※店舗情報は2020年1月のものです。

最愛の人のために好きなものを断つことができる!?

1月20日 (月)深夜0時から放送の「今夜はコの字で」第3話は!?

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コの三
横浜「のんきや」
夕方、時計が気になり落ち着かない吉岡(浅香航大)。恵子先輩(中村ゆり)からコの字酒場に誘われたのだ。社長(堀部圭亮)に指摘され、山田(小園凌央)に冷やかされても、仕事をやっつけ、喜び勇んで横浜の「のんきや」にやって来る。恵子は既に来ており、常連客に紛れて飲んでいた。隣の初老の男性(綾田俊樹)は、古書店の主人で、先生。大工さん(岸端正浩)は日本家屋の先生。大将は酒場の先生。そう語る恵子は完全に酒場に溶け込んでいる。
〆のラーメンを食べずに先に帰った先生が、具合の悪い奥さんのためにラーメン断ちをしている話を聞いた恵子は吉岡に、最愛の人のために好きなものを断つことができるか尋ねる。逆に聞き返すとはぐらかす恵子はどこか寂しげ。その様子が気になりつつも注がれるままに飲んで酩酊状態になってしまう吉岡。半分夢の中で、恵子と若大将の気になる会話を聞いてしまい......。

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