男女共学から別学へ！？ 生徒たちが徹底討論のすえ重大発表が...：青春高校３年Ｃ組

「もっと青春を謳歌したい！」という生徒たちを募集し、お届けしている「青春高校３年Ｃ組」(毎週月曜～金曜夕方5時30分～)。ここではオンエアした内容を紹介。

今回は先生たちが誰もおらず、生徒たちだけ。しかも先生の代わりに前に立って進行役を務めるチャーリー（エゼマタ健太チャールズ）と日比野芽奈さんも何をするのかまったくわからない状態。そんな中、登場したのは佐久間宣行プロデューサー。佐久間Pが生徒たちに聞きたいことがあるという。それは...

そう、本日の授業は視聴者からのご意見「男女共学か、男女別学」かについて徹底討論するというもの。昨年の9月に3日間限定で行われた男女Week＆女子Weekは青春高校が始まって以来、初の試みであった。そして男女別スタジオ公演は即完売。放送後も「もう一回見たい」という意見が視聴者の方から数多く寄せられているという。そこで生徒たちの意見も聞くことになったのだ。

ということで今回のテーマは「青春高校緊急討論！男女共学か！？男女別学か！？」。まずはおばちゃん（宇都木彩乃）が「男女の良さもあるグループはどういう結末になっていくかが不安なので、私は共学」と、どうやら共学派。「男女でやってるグループっていないと思うし、おばちゃんの言う通り、ここが強みだなって思う」と日比野さん。

「私も共学がいいです」という兼行凜さんは「一回、女子Weekをやったじゃないですか。そのときに男子のありがたみを感じたんですよ。女の子の面白さと男の子の面白さってちょっと違ったり、チャーリーとか出口晴臣くんがいることで盛り上がることもあるし。女子は女子の役割があるし、男子も役割があるから一緒に番組を作りたい」と。出口くんも「男子Weekやってみて、華がない」ときっぱり。

青春高校の強みは男女仲良くという共学派の意見が続く中、1人の生徒が口を開いた。

「青春高校としてやっていくなら全然、共学でいいと思うんだけど、そこじゃないというか...目指しているゴールが。だからその先に行くんだったら、その楽しさに浸かってていいのかなって。そこから出て、厳しい状況でやるのも必要じゃないかなっていうのもあるから。あとまぁ、男女別になることで個人の力というか、自分たちで補わなければいけなくなるし。先に進むんだったら、俺は別学でもいいかなって思ったけど」という河野紳之介くんの発言に続き、別学派の意見が。

前川歌音さんは「見ている人たちの男子生徒に求めているものと、女子生徒に求めてるものが違うから、やっぱりどっちかだけのファンという人もこれから増えてくると思うんで、そういう人たちのためには別れてたほうがいいのかな」と。さらに頓知気さきなさんは「共学が楽しいとか、これが青春高校だというのではいけないところ...メジャーデビューところまできてるから、商業的に考えて別れるしかないんじゃない」という意見を出した。

メジャーデビューをきっかけに、部活を応援してくれるファンのため、別れるべきだという男女別学派と、男女の仲の良さが青春高校の魅力だという男女共学派。話し合いはより核心に迫っていく。

涌嶋茜さんは「例えば別学になったとして、男の子と女の子って考え方が違うじゃないですか。価値観も全然違うし、これは私がアイドル部じゃないから言えることかもしれないけど、男の子からもめっちゃいい刺激をもらっているし、男の子からの目線も意見もすごい面白いなって思って。いろんな意見があるから、放送が面白いと思って見てくれている人がいると思う」と共学派としてのメリットについて語った。るちゃ（西村瑠香）からも「男女仲良くしてるから推したいと思ってくれる人もいる」のではないかとの意見が出た。

リキ〈奥村力〉は「アイドル番組を目指しているんだったら、別学でいいと思うんだけど、見てくれている人たちの層がアイドルを推している人たちだけの層じゃないし、青春高校の一番最初の強みってなんだっけ？って思ったときに、普段絶対交わらないようなやつらがいての強みだから。アイドルのためだけに考えなくていいんじゃないかなって思うかな」と思いを語った。

元々の青春高校のコンセプトといえば、理想のクラスを作ること。たくさんの個性を集め、クラスメイトとともに青春し、成長していく物語がこの番組の強みであり、アイデンティティであった。

が、しかし、頓知気さんは続ける。「青春高校っていうものの歴史、男女一緒にやってきたとか、人が変わっていくみたいな歴史に対しては愛着があるし、すばらしいことだなって思うけど、続けていくってことに対して、これじゃ限界があったからこういう話し合いになってるわけで。やっぱりいくら学校とか、楽しいのを見てもらいたいとか、部活とかいってもテレビ番組だし、メジャーデビューするようなグループだし。ってなってくると、お客さんに対して評価されないと意味がない。で、アイドルだけじゃないって言われたけど、それだったらなおさら分けたほうが全部活にとっていいのかなって」という彼女の言葉にクラス全員が耳を傾ける。

さらに「アイドル部だけのグループじゃないからこそ、全部活にスポットが当たるように全部活として集まるよりかは、個々の力を高める場所がもっといっぱいあったほうがいい」とも語った。そんなみんなの意見を聞いて涙ぐむ女子生徒が続出。

最後に、きめしゅん（木目田俊）は正直な思いを口にした。「青春高校が続くならと思って、ずーっとついてきたし。全員でデビューできるならと思ったけど、表題曲歌うのは女子アイドル部だから、デビューできてるのかもよくわからないし。自分が続くならと思って、ずっとやってきたけど、この先、ホントに続くのかなって思うし。商売だから別学のほうがいいとかっていうのも全然、わかるし。でも、自分はみんなといたいなぁとも思うし。でもそこで別れるかっていうと、そういうわけでもないし。大きいので集まれればいいなぁとも思うし。だから、自分はどっちでもいいというか。結論に従うし、大人が決めれば従うし。だから頑張ろう！って。自分はどっちでもいいなぁと思います」。

そこで青春高校では、番組を視聴する方のご意見を聞くため、1月22日発売のデビューCDに男女共学or男女別学のどちらを支持するか！？投票権を封入することとなった。これからの青春高校が男女共学のままになるか、あるいは男女別学かになるかは、どうやらファンの意見が大きく影響しそうだ。