１月11日（土）の「ゴッドタン」（毎週土曜深夜１時45分より放送）は、新企画「勝手にお悩み先生」を放送。芸能界の落とし穴は売れ始めの時期にある！？ 最近テレビに見かけるようになった女性タレントを呼び出し、「どうせこれ悩んでるでしょ？」とまだ本人すら気付いていない悩みを、先生が勝手に相談に乗るという企画。
勝手に相談に乗ってくれえる先生は、アンガールズの田中卓志。田中先生いわく「芸能のサイクルは同じことの繰り返しだから悩みが見える」そうで、たとえばコーナーMCの朝日奈央なら「（番組出演時に書く）アンケートにいよいよ書くことがなくなってきた」と、本人が驚くほど悩みを言い当てた。続いて「この時にこう思ったなど、自分の感情を肉付けしていくとちゃんとしたトークになる」と的確なアドバイスまで送り「めちゃめちゃ勉強になりました！」と朝日は感激しきり。
田中先生の実力がわかったところで、いよいよタメになる授業がスタート。
１人目は、"自称・指原莉乃の右腕"としてパリピキャラで活躍中のHKT48・村重杏奈。本人的には「仕事はめっちゃいい感じ」だというが、田中先生は勝手に「終わりのない消耗戦に怯えている」とお悩みを予想。指原の直系ゆえ毎回身を削った刺激的な言動を求められることにより、「爪痕残さなきゃ」と自分を消耗しているのだと指摘する。
田中先生は、このままいくと「第２の指原にはなれない」と断言。なぜなら指原はアイドルとしても総選挙3連覇という偉業を成し遂げ、海外にも人気もあるが、村重は「本業のアイドルとして成し遂げたものがない」と分析すると、おぎやはぎ・小木博明も「（中国ファンから）金引っ張ってくるしな」と納得。
村重本人も「売りあげにまったく貢献できない」「総選挙120位とかでめっちゃ恥ずかしい。（上位の後輩に）どんな顔して会っていいかわかんない」と自覚あり。
そこで田中先生は、バラエティで消費されて終わらないためには、「アイドルとして何か１個残せるように頑張っていけば、自分の軸ができるわけじゃん。そしたらいてくれるだけでいいって存在になるんじゃないの？」とアドバイス。最後は「どんな手を使ってでもアイドルで人気になるぞー！指原から絶対に離れねーぞ！」と宣誓した。
続いて、琉球空手の有段者であることを活かし、"童貞を殺す空手の使い手"として知られつつある清水あいり。その技とは、本格的な空手の型を披露し、最後のキメ技で胸元をはだけるというもの。予想以上の完成度の高さにスタジオ大爆笑で、小木は「R-1出られるよ」とほめるが、田中先生は「童貞を殺す空手だけでやっていけるか不安」と悩みを言い当てる。
本人も危機感からか、新ネタ「関西弁のあいうえお」を作ったというので、矢作兼を相手にやってみることに。「あ」＝「こんなとこで、あかん」、「い」＝「もう帰っちゃうん？いやや」など、関西弁を活かして、あいうえお作文で男性を惑わせるというものだったが......
田中先生は「童貞をなめている」と一刀両断。童貞は清廉潔白を求めているため、清水のネタで喜ぶのはヤンキーか大御所芸人だと言い放つ。ただし、2020年にオリンピックに向け、空手関連の番組出演を見込んで下ネタは抜いた「空手本来の腕前を磨いておくべき」とアドバイス。「ゴッドタン」ではめちゃくちゃやる劇団ひとりが、ゴールデンでは全くそれを見せないように、「時に尖り時に丸みも出せる"ハリネズミタレント"を目指すべき」と道を示す。
そこで田中の「た・な・か」で実践してみることに。「た」「な」はうまくいったものの、「か」がなかなか出てこず、絞り出したのが「かんじるとこ見てくれへん？」。必死の頑張りに「なんとか絞り出せって、みんなで応戦したくなる」と好評を得た。
その他、バラエティ、スポーツ、女優と幅広く活動する神部美咲は、いろんな業界から重宝されているからこそ「自分の立ち位置がわからない」のが悩みだと指摘。神部の最大の特技「下ネタで笑えること」を見抜きアドバイスした。
今回の放送は、「ネットもテレ東」で限定配信中！
次回１月18日（土）深夜１時45分からの「ゴッドタン」は、「第６回 腐り芸人セラピー」を放送。第6世代コント芸人たちが、まとめて腐った原因とは！？
