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「可愛すぎる!」「元AKB48の篠田麻里子に似てる」などなど。インターネットを中心に話題になっている、韓国料理研究家のファン・インソンさん。実はこの方は妻帯者で、女性と見間違えるほどかわいらしい"男性"です。

そんなファンさんが開催している料理教室では、一体どんなレッスンが繰り広げられているのか。今回はその様子をレポートしたいと思います。

韓国の宮廷料理人にルーツを持つ本格派の「先生」

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ファンさんの料理教室は、予約申し込みが始まると、毎回すぐ満席になるほどの人気ぶり。韓国の伝統的な料理をはじめ、美容に良いメニュー、健康を意識した料理なども教えてもらえるということで、多くの生徒さんが訪れます。レシピについて詳しく書かれたレジュメを使って、最初にしっかり説明してくれるので、「作り方が分かりやすい!」と好評です。

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教室内には宮廷料理でも使用する漢方素材がずらりと並んでいます。実はファンさんは宮廷料理人の家系で、母親や祖母も料理人なのだとか。

「昔から料理に興味がありましたが、宮廷料理の家系なので、台所に男性が入ってはいけないんです。だから、本格的に料理を作るようになったのは、大学生になって一人暮らしを始めてから。お母さんやおばあちゃんが作ってくれた伝統的な料理の"味の記憶"があるので、それを皆さんにお伝えしています。当時は厳しいと思いましたが、今は感謝しかないですね」

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教室では韓国料理の作り方を教えるファンさんですが、意外なことに「辛い食べ物」が苦手とのこと。というのも、宮廷料理では赤唐辛子を使わないそうです。

「韓国料理について誤解されることが多いのですが、実は辛い料理よりも、辛くない料理の方が多いんです。辛い料理は全体の3割ぐらいですかね。優しい味の韓国料理も一杯あるので、それをもっと知って欲しいですね」

例えば、一般的には辛いイメージのある「ダッカルビ」も、元々は辛くない伝統的な料理が基になっているそうです。「トッポギ」なども宮廷料理では辛くありません。

「韓国料理で歴史が最も古いのは宮廷料理で、次に古いのが宮廷料理から派生した庶民料理です。そこからさらに派生して広まったのが、現在の韓国料理というわけです」

韓国の海苔巻き「キンパ」は日本発祥!?

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さて、教室ではアットホームな雰囲気の中、次々と韓国料理が完成していきます。ここで、「手軽でオススメ」とファンさんがオススメする、「ほうれん草のナムル」の作り方をご紹介しましょう。

【手順】
1.湯を沸かしたら塩を入れ、ほうれん草を茹でる。こうすることで、浸透圧でほうれん草の緑が映える。
2.茹で時間は約1分。茹で時間が長いと食感が悪くなるので注意。
3.茹でたらすぐに水で冷やす。潰さないように注意して軽く絞る。
4.ごま油・塩・胡椒・白ごま・おろしにんにく・砂糖をボウルに入れ、茹でたほうれん草と和える。

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次にファンさんがオススメするのが、韓国の海苔巻き「キンパ」。日本の「太巻き」はご飯に酢・塩・砂糖で味をつけますが、「キンパ」はごま油と塩で味をつけます。その香ばしさが魅力です。

「ご飯にごま油を入れたら、しゃもじで潰さないように混ぜてください。水分は少なめで炊くのがポイントです。水分が多いと水蒸気で海苔が濡れて、食感が損なわれます」

具材としてオススメなのは、先ほどの「ほうれん草のナムル」や人参、沢庵、水菜、牛肉など。中でも、「必ず入れた方が良い」と話していたのが、大葉もしくはえごまの葉です。豚肉ではバラ肉が向いており、塩胡椒で味付けしておいた方が良いとのこと。いずれも長く切っておくのがポイントです。

「焼き海苔にご飯をのせるときに、焼き海苔の内側と外側を間違えないようにしてください。必ずザラザラの方に載せましょう。具材をたくさん巻いた方が美味しいので、ごはんは少なめで。海苔が透けて見えるくらいの量が丁度良いと思います」

なお、上の動画でも紹介している、作り方のポイントは以下の通りです。

<ポイント1>半分より少し上に具材を置くと、巻いた時に断面が綺麗に仕上がる。
<ポイント2>かいわれと大葉は海苔からはみ出すように置く。そうすることで、切った時に見映えの良くなる。
<ポイント3>巻く時は手前を押さえながら一気に巻く。
<ポイント4>ごま油をつなぎ目以外の場所に塗ると、後で切って弁当に入れる時などにくっつかない。

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断面の見栄えを重視したいので、少し太めに切るとよいでしょう。

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この日は「韓国弁当教室」だったため、キンパを他のおかずと一緒に弁当箱へ盛り付けました。生徒さんたちが持ってきた弁当箱が、ぎゅうぎゅうになるほどのボリューム。余った料理をみんなで昼食として食べます。

「食べ物には色々な話が伝わっているので、歴史も想像しながら食べると楽しいと思います。例えば、この『キンパ』は韓国が発祥ではなく、実は日本から韓国に伝わったものなんです。恵方巻きや太巻きの具材を、韓国の具材に変えて巻いたのが『キンパ』です。朝鮮戦争が終わった頃に、日本から韓国へ入ってきたと言われています」

参加者が思わず仰天する秘密のレシピも

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食事の途中で生徒さんたちに話を聞いてみると、ファンさんの料理教室について次のような声が。

「キンパが具沢山ですごく美味しかったです。ナムルの味付けもよかったですし、お米をそんなに入れないコツを知れてよかったです」(Iさん)

「韓国に以前住んでいたこともあり、韓国料理を知っているつもりでしたが、意外な作り方がたくさんあってびっくりです。特に、参加者のみに紹介している秘伝レシピで、キムチにアレを入れるのは驚きました!」(Kさん)

「作り方が簡単で、レシピもしっかり書いてあるので、家でも同じように作れるのが良いですね。先生というよりも友達のような感覚で教えてもらえるのも嬉しいです」(常連のMさん)

それを聞いたファンさんは、「褒められるのは苦手」と照れ笑い。和やかな食事の後には韓国食材の「おみやげ」を獲得できるゲームも行い、最後まで楽しい時間を過ごしていました。

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「僕の料理を食べて『美味しい』と言ってくれるのも嬉しいですが、『家で作ってみました!』と言ってくれるのはもっと嬉しいですね。料理を教えるだけではなく、色々な人とのコミュニケーションが楽しいので、料理教室は絶対にずっとやっていきたいと思います!」

ryorikyoshitsu_20200102_10_2.jpg▲「かわいすぎる料理家 fantastic! いんくん〜beauty recipe〜」(主婦の友社)

【プロフィール】
ファンインソン
1991年10月8日生まれ。料理研究家。韓国の大学で健康医学や栄養学を学び、2014年より日本在住。翌年から料理教室を始める。2018年からテレビ番組に出演するようになり、女の子のようなかわいらしい容姿で話題に。『かわいすぎる料理家 fantastic! いんくん〜beauty recipe〜』(主婦の友社)を出版するなど各種のメディアで活躍しながら、料理教室を定期的に開催。

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