お正月に作りたい「きのう何食べた？」レシピ紹介！ シロさんのお餅アレンジ料理＆お母さんのから揚げ

2019年4月クールで放送し、大反響を呼んだドラマ「きのう何食べた？」。"シロさん"こと史朗（西島秀俊）と、"ケンジ"こと賢二（内野聖陽）の2人を中心に、チャーミングな小日向さん（山本耕史）や、彼を翻弄する魔性の男"ジルベール"こと航（磯村勇斗）など個性豊かな人たちが日常の中で繰り広げるハートウォーミングな物語に多くの視聴者が夢中になりました。

劇中に登場する料理も見どころのひとつ！シロさんの作るクリスマスメニューは「真似して作った！」という方も多いと思いますが、実はお正月に使えるメニューもたくさん！そこでお正月に真似してほしいレシピを紹介します。

シロさんの「お餅」アレンジ料理

お正月といえば「お餅」。しかし、食べきれずに余らせてしまいがちな食材でもあり......。ということで、「きのう何食べた？」第5話で、シロさんが実家でもらった大量のお餅を消費すべく試行錯誤したお餅アレンジメニューを紹介。

1日目は、オーソドックスに【きなこ餅】と、しょう油をかけた大根おろしで食べる【からみ餅】。「甘いの」と「しょっぱいの」を交互に味わえば、もうお箸は止まらない。

2日目は、お正月には欠かせない【具だくさんのお雑煮】、納豆のネバネバと柔らかいお餅の食感が絶妙な【納豆餅】、しょう油をからめて焼いたお餅に海苔を巻いた【磯辺焼き】。ケンジも「醤油のこげた匂いってたまらないよね！」と大満足。

3日目は、鶏肉の出汁にかまぼこや青菜などが入った【関東風お雑煮】であっさりと。

そろそろ趣向を変えて、トロトロなお餅とトロトロなとろけるチーズのマリアージュ【餅ピザ】に挑戦。

「チーズってお餅にも合うよね」（ケンジ）との言葉通り、お餅は「和」だけではなく、「洋」でもイケてしまう優秀食材！

しかし！ 3日連続でお餅メニューとなると、さすがに飽きてしまいゲンナリ。「お願いシロさん。パン食べさせて！餅以外の炭水化物が食べたいの！」と懇願するケンジ。そこで食卓に登場したのが......。

たっぷりの栗きんとんを、バターを塗ったトーストにのせた【栗きんとんトースト】。シロさんのお母さん特製の栗きんとんがここで大活躍。こんがりと焼いたトーストの食感と共に味わうバターのしょっぱいのと栗きんとんの甘いのが最高のハーモニー♪ おせちの栗きんとんで試してみて！

シロさんの"お袋の味"を再現！

おせちもお餅も、もう十分！そんな時にオススメするのが、第12話で初めてケンジを連れて実家に帰省した際に、シロさんが母・久栄（梶芽衣子）と一緒に作った「実家ごはん」のレシピ。これぞお袋の味！

【シロさんのお母さん直伝「鶏のから揚げ」】
① 一口大に切った鶏もも肉（2枚分）にショウガとニンニクのすりおろしを入れ、しっかりと揉み込む。
② 塩（小さじ1/2）とコショウ少々、お酒（大さじ2）、最後にしょう油（大さじ1）を順に入れ、さらに揉み込む。調味料を混ぜずに順々に入れていくことで、鶏肉が水気をよく吸い、お肉が柔らかくなる。
③ 溶き卵を鶏肉の入ったボールに少しずつ注ぎ入れ、鶏肉をひたす。
④ 鶏肉に片栗粉をまぶしたら、お肉が浸る位の油の量で低温で揚げる。低温の目安は"衣が沈むくらい"。鶏肉がまだ白いうちでもよいので、3分経過したら一旦、引き上げる。
⑤ 油の温度を上げ"落とした衣がすぐ浮き上がるくらい"の高温できつね色になるまでカリッと揚げれば完成！

【カブの葉とじゃこ炒め】
① カブの葉を均等に切る。
② フライパンでじゃこをカリカリになるまで炒めたら、カブの葉を入れる。
③ 酒、みりん、しょう油で味付けして、水気がなくなるまで炒め、最後に白ごまをふったら完成！
シロさんが"例のアレ"と呼ぶ、残り野菜（カブの葉）を使ったご飯が進む筧家の定番です！