不良少年少女たちが刑務所体験！極悪囚人と対峙した結果...：世界が騒然！本当にあった㊙衝撃ファイル

12月26日（木）夜6時からは、「世界が騒然！本当にあった㊙衝撃ファイル　衝撃ワケあり事件SP」を放送。「台風直撃！嵐の航空パニック事故原因の謎を究明せよ」など、実際に起きた恐怖の「航空パニック」を3連発、さらに「非行に走る少年少女を救え！密着！凶悪刑務所体験」、法廷ミステリー「息子が涙の訴え『殺してやりたい』」などを取り上げる。

今回「テレ東プラス」では、「非行に走る少年少女を救え！密着！凶悪刑務所体験」の内容をひと足お先に紹介！

アメリカには非行少年・少女を更生させる目を疑うようなプロジェクトがあるという。それは、実際の刑務所で、本物の囚人たちに向き合わせるという「毒を以て毒を制す」方式。犯罪歴がある少年少女の親族が保安局に申請すると参加が許可され、参加者は入所から退所まで悪夢のシミュレーションを体験することになる。

今回の舞台となるのは、アメリカ・イリノイ州のセントクレア刑務所。札付きの不良少年・少女たちを待ち受けていたのは......凶悪囚人たち。「ぶっ殺してやる」「クソガキ」といきなり罵声を浴びせられた彼らの顔は一瞬にして凍りつく。

プログラムに参加するクリスティン（15歳）。チアリーダーを目指していたが、「最近は悪さばかり。家を抜け出してパーティーに行くの。みんなコカインや大麻を吸っているわ」と、明るく話す。さらに「ママの車を盗んで無免許運転していたらサツに見つかって、15歳ってバレちゃった」とケロッと話すクリスティンからは、反省の色はまったく伺えず、ことの重大さにまだ気づいていない様子。

クリスティンの母・メリッサは、刑務所に3年間入っていた経験があるからこそ、娘のクリスティンには真面目な人生を歩んでほしいと切に願う。だが、その思いは本人にはまったく伝わらず「捕まっても未成年だし、どうせ罪も軽いし、刑務所なんて怖くない」という娘のクリスティン。メリッサは、すがる思いで刑務所体験に申し込んだ。果たして、その願いはクリスティンに届くのか......。

囚人を見て一瞬ビビったクリスティンら不良たちだったが、別室で曹長から「なんでここにいるか分かるか？」と聞かれると「ギャングだから」と虚勢を張りだすK.J（16歳）。

両親に見捨てられたK.Jを心配した姉のシャニカが今回のプロジェクトに申し込んだという。「もうどう接していいか分からない。このままじゃ私も殺されるんじゃないかって......」と姉は涙をにじませる。

突然囚人たちが乱入し、罵声を浴びせられたクリスティンたちの顔は一瞬にして固まってしまい、言葉も出ない。囚人・ジョージに目をつけられたK.Jは、「その態度でムショに来てみろ！　半殺しにしてやる！」と言われ、この表情。

さらに囚人のスリックから、黒人嫌いで嫌いなヤツはぶちのめすデイビッド（15歳）に恐怖の洗礼が！　デイビッドは「俺は囚人にキレる。キレたら頭突きをぶちかます」と言っていたが果たして......。

続いて、囚人に食事を配膳することになった不良たち。腹が減って気がたっているのか、いきなり食事を投げつけられる不良少女。ビビりまくる彼らに、看守が放ったひとことは「みんな、中に入りなさい！」。なんと囚人と一緒に食事しなくてはいけないのだ。

「マズくても残すんじゃない！毎日毎日こんなの食べなくちゃいけないんだよ」と怒鳴られ、無理やり食事を口に運ぶ不良たち。ここで、少年たちだけが一足先に外へ。残された少女たちを前に、囚人の女たちがした行動とは...。

「この中で、昔、母親が刑務所に入っていた子がいるって聞いたけど、誰？」と言われたクリスティンが恐る恐る手を挙げると、囚人からは「お母さんの言うことを聞きな。お母さんに向かって『刑務所に入っていたくせに！』なんてことだけは言っちゃダメよ」と意外な言葉がかけられる。さらに、別の囚人は「あんたのお母さんの気持ち、私には分かる。私にも娘がいる。娘が大きくなったら、私を愛して欲しいって願っているの」と優しく声をかけます。この言葉に、涙があふれだすクリスティン......。

続いては、刑務所で最も危険な区域へ。そこで待ち受けていたのは、凶悪事件を起こした囚人たち。不良たちはいきなり罵声を浴びせられる。

彼らが連れていかれたのはトイレ。「どうだ、臭うだろう！」「毎日これだ！　プライバシーなんかねぇ。俺たちゃこんな生活を一生続けるんだ！」と囚人が明かす残酷な現実に、またまたクリスティンたちは言葉を失う。軽い気持ちで参加した刑務所体験、それは不良たちの想像をはるかに超えていたのだった。果たして彼らは、過酷な刑務所体験を経て、更生できるのだろうか？