元気すぎる創業者 引退からの挑戦! なぜ奇跡は起きたのか?:カンブリア宮殿

公開: 更新: テレ東プラス

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12月19日(木)夜10時放送の「カンブリア宮殿」は、奇跡のV字回復を成し遂げたファンケル創業者・池森賢二氏と、「V・ファーレン長崎」を見事に立て直したジャパネットたかた創業者・ 髙田明氏、大逆転の真相に迫る!

長崎の奇跡! ジリ貧サッカーチームを「県民の夢」に変えた髙田マジック!

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佐世保の小さなカメラ店を、30年で年商1500億円の通販会社に育てた、ジャパネットたかた創業者、髙田明。2015年、息子に経営をバトンタッチするも、その2年後、地元で破綻の危機に瀕していたJ2サッカーチームV・ファーレン長崎の社長に就任「県民の夢を無くしてはいけない」と改革に乗り出した。3億円もの赤字を抱え観客数は減少の一途...。髙田は自ら企業を回りスポンサーを募る一方、毎回試合に出向き観客サービスをするなど「長崎県民のチーム」として必死でファン作りを盛り上げた。その甲斐もあり1年目にJ1に昇格。7億円しかなかった総収入は、23億円にまで急増、一気に風向きを変えてみせる。

さらに2019年、再びJ2降格となったが、入場者数は就任前から倍増し、減ると思われたスポンサー収入がさらに増えるなど、驚異的な状況を生み出した。2023年には、ジャパネットとして長崎駅前に700億円のスタジアムタウン建設を発表するなど、ジリ貧チームは今や長崎の元気の象徴となっている。2年間での改革を終え、来年1月での退任を発表した髙田社長に、奇跡の大逆転劇の真相を聞く。

ピンチに再登板! わずか6年で株価7倍に! Mr.サプリの創業者マジック!

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42歳の時に脱サラして、化粧品メーカー・ファンケルを創業した池森は、その後、栄養補助食品「サプリメント」を大ヒットさせ年商1000億円の企業を作り上げた。しかし...2003年に65歳で経営から退いた池森を襲ったのは、急激な業績低迷だった。2013年、池森は再登板を決意、会長に就任し、創業の理念である「人々の"不"の解消」を改めて掲げ様々な改革を断行する。最悪の業績の中で、なんと販売スタッフの給与を1割アップさせ現場の雰囲気を一変させる一方、自ら指示した矢継ぎ早の商品改革でヒットを連発する。そして池森は運も味方につける。2015年「機能性食品表示」制度が始まり、長年の研究開発や臨床試験で培った技術力を商品に表示できるようになり、一気にファンケルに追い風が吹いたのだ。

再登板時に800億円まで減っていた年商はわずか6年で1200億円を突破、株価は7倍に達した。そんな奇跡の改革を成し遂げた池森は、今年8月、会社の安定のため自ら保有する株を全株キリンに譲渡、本当の引退の道筋をつけた。創業者として自ら、奇跡のリリーフを演じた池森の改革劇の全貌に迫る。

【ゲスト】
ファンケル創業者・池森賢二
ジャパネットたかた創業者・髙田明

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