バーガーキングの「粋な工事現場」が話題 一般のツイートを発端にとんでもないことに

公開: 更新: テレ東プラス

バーガーキングの粋な工事現場がTwitter上で話題を呼んでいます。

ことの発端は5月。hideo54さん(@hideo54)がTwitterで「バーガーキング下北沢店作ってくれや」と願望をツイートしたことでした。半年後の12月9日、hideo54さんのツイートにバーガーキングジャパンの公式アカウントが「作ってんで!オープン初日にお待ちしています」と反応しました。

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この時点でも企業の公式アカウントとしては丁寧な対応ですが、話には続きがありました。

12月23日にオープンするバーガーキング下北沢駅南口店。現在工事の真っ最中ですが、この店舗の窓にTwitterでのやり取りを印刷したものが貼られていたのです。

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並べてみると完全に一致。

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この粋な"工事現場"を紹介したツイートは11日現在、8.1万件のリツイート28.6万件のいいねの数とTwitter上で大きな話題を呼んでいます。

バーガーキングの広報担当者は今回の"ツイート窓"について「成熟したファーストフード市場で圧倒的に資源(ヒト、モノ、カネ、情報)も認知度も低い、ブランドであるため、競合他社と同じことをしても埋もれてしまいます。弊社の下北沢エリアへの出店を熱望されている方が実際いらっしゃるという事実を、ありのままに伝えたいという考えのもと実施致しました」と答えます。

店内から窓にツイートが印刷されたフィルムシートのようなものを直接貼り付けているそうで、ネットでの大きな反響については「下北沢店がオープンすることが下北沢エリアのお客様に伝わっている事を願っております」と話します。

一方、ツイートが引用されたhideo54さんは「事前に『ツイートを掲示に利用したい』という旨の丁寧な連絡は受けていましたが、このような形式になることは当日知り、僕にとってもサプライズでした。すごく粋な施策で面白いなと思っています」と喜びのコメント。10日朝、現地に見に行ったといいます。

23日のオープン初日には「はい、行きます!」とのことでした。

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