海外でも大人気! 内側にも同じ模様が...奥深い「練り込み」の世界:世界!ニッポン行きたい人応援団

公開: 更新: テレ東プラス

ニッポンに行きたくてたまらない外国人を世界で大捜索! ニッポン愛がスゴすぎる外国人をご招待する「世界!ニッポン行きたい人応援団」(毎週月曜日夜8時~)。毎回ニッポンを愛する外国人たちの熱い想いを紹介し、感動を巻き起こしています。

3年半で50個ものメダルを獲得したポーランドの相撲女子

「ニッポンにご招待したら人生変わっちゃった!SP」では、3年半前、ニッポンにご招待したポーランドのアグニエシュカさん(当時18歳)の"その後"をご紹介。

8歳から相撲を習い始めたアグニエシュカさん。当時相撲歴は10年。65キロ未満の軽量級でした。ご招待から3年半で体格はますますたくましく...。

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「ニッポンでは相撲の技をたくさん教わりました。試合でもよく使っています」と話すアグニエシュカさん。念願の初来日の際は、特別に大相撲・佐渡ヶ嶽部屋の稽古を見学させて頂き、100年の歴史を持つ名門・立命館大学相撲部では、日本女子相撲界の絶対的エース・山中未久さん(当時22歳)と稽古することができました。

稽古では「おっつけ」という、相手がまわしを掴む手を肘でブロックする技を教えて頂き、いつかまた世界大会かポーランドで再会することを約束してお別れ。

あれから3年半。さらに相撲への情熱が増している様子のアグニエシュカさん。山中さんに教わった「おっつけ」をよく使っているそう。佐渡ヶ嶽親方から教えて頂いた攻め込み技も、今では得意技のひとつ。そしてなんと、3年半で50個ものメダルを獲得したアグニエシュカさんは、ニッポンで開催される相撲の世界大会に出場するため、再来日することになっていました!

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ずっと出場したかった世界大会。見事ポーランド代表に選ばれ、初出場か決まったとのこと。しかしアグニエシュカさんには、乗り越えなくてはならない大きな問題が。軽量級と中量級は国内に強いチャンピオンがいるため、2つ上の軽重量級で出場することにしたのですが...。

大会が2週間後に迫っているにも関わらず、まだ体重が3キロ足りていないそう。規定の73キロを超えないと大会に出場できないのです。アグニエシュカさん、大阪のホテルに到着するやいなや、「力餅食堂」へ。この日は計量が行われる日なのですが、「あと1.5kgぐらい足りていないんです。体重を増やさなきゃいけないのは、ポーランド代表では私だけです」と注文したのは、鶏肉の量を倍にした親子丼。嬉しいことに、お店の方が名物の大福をサービスして下さいました! 計量まで残り30分。とにかく水をたくさん飲み、73.2キロでどうにか無事にパスすることができました。すると、ここで嬉しい再会が。3年半前、立命館大学で一緒に汗を流した今日和さんです。当時今さんは青森から出てきたばかりの入部したてでしたが、その後世界大会で優勝するなど女子相撲界きってのエースに成長。今回の世界大会にも無差別級日本代表として出場するといいます。「世界の舞台でまた再会できるって本当嬉しいです」と今さん。お互いの健闘を誓って会場を後にします。

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大会当日。27年目となる世界相撲選手権大会には、29の国と地域から240人以上の力士が出場し、男子、女子、ジュニアの3部門で個人・団体戦が行われます。会場では「アグちゃん!」とかつて立命館大学でお世話になった山中さんが声をかけてくれました。3年半前、「また世界大会で会おうね」と交わした2人の約束が現実に! 残念ながら山中さんは出場しませんが、アグニエシュカさんが優勝できるようパワーを送ってくれるとのこと。

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相撲を始めて13年。初めての世界大会にアグニエシュカさん、緊張の色が隠せません。73キロ以上80キロ未満の選手が戦う軽重量級。73キロにギリギリ届いたアグニエシュカさんは、前回大会で準優勝しているブルガリア代表・オリャシュコヴァ選手(80キロ)と対戦。2分半を超える激闘の末、惜しくも黒星を喫してしまいます。

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しかし! まだ敗者復活のチャンスがありました。準決勝に残れなかった選手たちで戦い、2人に勝てば3位決定戦に出場できます。1人目のノルウェーチャンピオン・フリルセス選手(79.9キロ)には、寄り切りで見事勝利。続く2人目はロシアのアレクサンドロワ選手(79.6キロ)。この取り組みに勝てば、3位決定戦に進出することができます。アグニエシュカさん、大柄な選手相手に健闘したものの一歩及ばず、残念ながらここで敗退が決定してしまいました。

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アグニエシュカさんのチームスタッフも、「一人にさせたいから、(撮影は)時間をおいてください」とコメント。そして一時間後。少し気持ちが落ち着いたアグニエシュカさんは私たちのもとにやって来て、「負けてしまいましたが、いい試合ができたと思います。体重差があっても自分はやれる! と自信がつきました。これからもっと経験を積んで次の世界大会にも出場したいです」と語ってくれました。

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アグニエシュカさんが共に稽古した無差別級の今選手が女優に!

さぁ気持ちを切り替えて、今度は、以前立命館大学の稽古でお世話になった、今日和選手を応援。

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今選手は同大会の重量級で世界一になったことがあり、今回は無差別級で優勝を狙います。準決勝まで順調に勝ち上がった今選手の対戦相手は、アメリカで負けなしというホームズ選手。身長差は約20cm。投げられそうになりながらも堪え、押し倒しで見事決勝進出! そして世界一がかかった決勝戦では、体重140キロ! ウクライナのヤロムカ選手と対戦します。

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最後は押し出されてしまい、惜しくも優勝を逃した今選手。悔しさに涙が止まりませんでした。

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大会翌日。今さんと山中さんがアグニエシュカさんを食事に誘ってくれました。

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お互いの近況を報告していると...なんと今さん、「女優をやっている」と告白。実は、女子相撲界で活躍する今さんに目をつけた映画界が短編映画「相撲人」を製作。イギリスの映画監督が2年間にわたり今さんに密着してドキュメンタリー映画を撮り、世界中で上映されたといいます。

プロになることができない女性力士の孤独な戦いを描いた作品で、今さんの名前は世界中に知られるように。さらにこの「相撲人」は、マンチェスター国際映画祭で最優秀作品賞を受賞。今さんはイギリスBBCが選ぶ「2019年の女性100人」にも選ばれました! 現在は長編映画を製作中で、今大会中も今さんをカメラで追う監督の姿がありました。

帰国を前にアグニエシュカさんは、「今回ニッポンにまた来ることができて、頑張っている皆さんに会えて、いつかポーランド女子相撲のコーチになりたいと強く思いました」とコメント。

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アグニエシュカさんに、「指導者になって女子相撲を支える」という大きな夢ができました。

ロシアの女性が奥深い「練り込み」の技法を学ぶ!

次にご紹介するのは、ロシア・サンクトペテルブルクに住むアレクサンドラさん(39歳)。

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アレクサンドラさんは、1人息子のワシュリ君とご主人の3人暮らし。彼女が愛してやまないニッポンのものは「練上」です。「練上」とは、1300年以上にわたって培われた陶芸の技法で、ニッポンでは「練り込み」と呼ばれることも。一般的に陶芸は形を作った後に模様を描きますが、練り込みは色が違う粘土を組み合わせて模様を作り、それを器の形にするのが特徴です。複雑な模様を作ることも可能で、前衛的な作品からポップな作品まで、様々な種類が存在します。

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近年海外でも大人気。「ロシアで手に入る練り込みの情報は本当に少なくて」と話すアレクサンドラさんは自己流で取り組んできたとのこと。

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こちらがアレクサンドラさんの作ったお皿。「私のやり方は完全に我流で、最後までどんな模様になるか分かりませんが、本当は自分が意図した通りの模様が作れるはずなんです。ニッポンの練り込み陶芸作家の方から技法を学びたいです」とのことで、そんなアレクサンドラさんをニッポンにご招待!

まずアレクサンドラさんが向かったのは茨城県笠間市。「もしニッポンに行けたら松井康成先生の作品が見てみたいです」と話していたアレクサンドラさん。笠間市の月崇寺で住職を務めながら人間国宝にまで上りつめた陶芸家・松井康成。茨城県陶芸美術館には、松井先生の作品が常設展示されており、アレクサンドラさん、念願の作品を見ることができました。

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「素晴らしいです。本当に感動しています。一体どうやって作っているのでしょう」とアレクサンドラさん。この後アレクサンドラさんは、独学では分からなかった練り込みの技法を学ぶため、平安時代から1000年以上続く日本有数の焼き物の産地、愛知県瀬戸市に向かいます。彼女の熱意を伝えたところ、練り込み陶芸の第一人者である水野教雄さん(69歳)から、練り込みの技法を教えて頂けることに。

練り込みに携わり半世紀。瀬戸市の無形文化財に認定されている水野さんは、「日展」に40回以上入選するなど、その独創性と卓越した技術が高く評価されています。

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粘土の色の違いだけで模様を作り、土そのものの素朴な味わいが楽しめる練り込み。筆を使わずここまで細かい模様を作る陶芸は、世界でも類を見ないと言われています。内側にも同じ模様が現れるのが、練り込みならではの面白さ。「私も細かい模様に挑戦したことがありますが、失敗してしまいました。このような模様になると作り方は想像もできません」と驚きを隠せないアレクサンドラさんに対して、「大丈夫! いろんなものを日本で見て頂いて、アレクサンドラさんの練り込みができるといいなと思っています」と優しく微笑む水野さん。

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東洋の不完全さの中にある美に心を動かされたアレクサンドラさん

いよいよ工房で水野さんの技を見せて頂くことに。まず取り出したのは瀬戸産の粘土。「菊練り」という独特の練り方で粘土の中の空気の粒を抜きます。練り方が甘いと、焼いた時に中の空気が膨張し、壊れる原因になるそう。練った粘土を平たい板状にしたところで、アレクサンドラさんに硬さを確認してもらいます。「この感触を忘れないようにします」水野さんが教えて下さることをすべて吸収しようとするアレクサンドラさん。次に水野さんが取り出したのはたくさんの薄い板。「これを瀬戸では"たたら"と言います」。

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続いて「しっぴき」という道具で、「たたら」に沿って粘土を薄く切っていきます。

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たたらを一枚ずつはずして切ることで、粘土を均等に厚さ3ミリの薄い板状に切っていくことができるのです。

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初めてたたらを見たアレクサンドラさんは「たたらがあるのはすごく便利ですね。ロシアに帰ったらすぐに作ります」と熱心にメモ。続いて水野さんは、焼くと白くなる粘土と茶色くなる粘土、その中間色の粘土の3種類を準備。丸い棒状にこねた別の粘土に、接着面に刷毛で水を塗り、先程の3色の粘土を巻きつけていきます。

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何層も重ね、細長く伸ばした棒を切ると、断面はこのようになっていました。

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これを上下、半円になるように「しっぴき」でカット。半円の角と角を指でくっつけ、長さを5等分したものを細長い粘土の周りに水でつけていくと...。

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かわいらしい花の模様が出来上がりました! そして花びらと花びらの間の隙間を三角形のパーツ作り、刷毛で水を塗りながら、くっつけて埋めます。「水はくっつけるところには必ずつけます。忘れるとそこが焼いた時に切れる」と水野さんはアレクサンドラさんが知らなかった大切なポイントを教えてくださいました。「私が失敗した原因の1つだと思います」と納得した様子のアレクサンドラさん。粘土で囲った花模様を切るとこんな感じに。

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「とても綺麗です!」とアレクサンドラさん。写真が止まりません。

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「花びらの輪郭が綺麗な曲線ではなく、角が出ているのが魅力的です。」と、西洋の完成された美とは違った東洋の不完全さの中にある美に心を動かされた様子。「綺麗な丸なら手で描いた方が早いんです。僕は粘土が動いて出る不自然な模様が好きで練り込みをやっている。」と語る水野さん。練り込みの美学がアレクサンドラさんにも伝わったようです。

続いては、模様を組むために花を小さくしていく工程です。中の模様がズレないように粘土を伸ばすには熟練の技が必要。それぞれの面に均等に圧をかけ、9センチ角だったものを1.5センチ角にまで伸ばしていきます。細くなった粘土を切ると、その断面はしっかり花模様のまま! 驚きの技です。

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さらに、花の周りを茶色い粘土で囲った色違いのパーツを同じ数作り、先程の花の周りが白いパーツと茶色いパーツを交互に半月の形に積み上げて市松模様を組んでいきます。角の部分は丸くなるように削り、しっぴきで半分に切ってできた2つの半月を合体。円形になった粘土の断面は見事な市松模様になっていました。

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魔法のように現れた美しい模様に、アレクサンドラさんも思わず日本語で...。

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練り込みならではの、1つ1つ味わいがある独特の花模様。これをお椀に成型していきます。水野さんはアレクサンドラさんが参考にしやすいようにと、今回は型を使う方法を教えてくれました。厚さ7.5ミリにカットして、表面が汚れないようにガーゼで挟んで型にのせ、ろくろを回転させながら形を整えます。つなぎ目の部分が開かないように丁寧で手でおさえるのがポイント。

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お椀の底になるよう台をつけて今日の作業は終了。この後は2日間乾燥させ、仕上がりを決める削りの工程に入るのだといいます。「質問したいことが山ほどありましたが、おかげでここまではすべて解決しました」とアレクサンドラさん。その夜、水野さんのお宅に招かれたアレクサンドラさん。そこには長女のこのみさんが。

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このみさんは「陶磁胎七宝(とうじたいしっぽう)」という特別な作り方の陶芸を仕事にしており、ステキな作品を見せてくださいました。

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陶磁胎七宝とは江戸時代から明治初期まで日本で作られていたもので、幅わずか1ミリの純銀のリボンをピンセットで曲げて模様を作り、色のついた釉薬を流し込むという七宝焼きの一種。今は失われてしまった作り方なので、「幻の七宝」と呼ばれているそう。

そして食卓に目を移すと、水野さんの奥様・充枝さんが腕によりをかけたご馳走の数々が。なんとスタッフの分まで作ってくださり、テーブルにのりきらない程の料理を練り込みの器に盛りつけてくださいました。

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「素敵な練り込みの器でお料理を頂けるなんて幸せです」と感動するアレクサンドラさんに、水野さんは「うちはこの練り込みの器しかないんです」と笑いながら答えます。ビールも練り込みの器で...。窯焼き職人の栄養の源だったという五目ご飯を食べたアレクサンドラさんは「トテモオイシイ」と嬉しそう。

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別の日、水野さんは成型の仕上げ、削りの作業に入ります。ろくろを回転させながら「まがり」というL字型の道具で、いびつだった縁を削って整えます。お椀の内側の湾曲は「かきべら」で削って整え、底の部分や外側の湾曲は再び「まがり」で削り、使いやすく美しい器に仕上げていきます。

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1週間乾燥させたら内側と外側にサンドペーパーをかけて、透明の釉薬をかけて窯で焼きます。すると粘土の色が変化して...完成した作品がこちら!

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絵では出すことができない練り込み独特の味わいが! ここで陶芸の技術を見込み、アレクサンドラさんも練り込みに挑戦させて頂けることに。「練り込みでは伝統的で古くからある模様で、これができたらいろんなパターンができる」と水野さんが話すのは「鶉手(うずらで)」。鶉の羽に似ていることからその名前がついたニッポンの伝統的な模様です。

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初めて本格的な練り込みに挑戦するアレクサンドラさん。果たして綺麗な模様はできるでしょうか。

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小花模様と違い、こちらは薄い粘土の板を何層にも重ねていきます。それをしっぴきで細長く切って両手で丁寧に湾曲させます。こうして出来たパーツを24個放射上に並べて隙間や周りを粘土で固めたものを切ってみると、美しい鶉手模様が現れました!

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これを先程の花模様のお椀と同様に型を使って、平らな皿とお椀に成型します。このあとは仕上げと焼く作業で2週間かかるのですが、あと2日しか滞在できないアレクサンドラさんのために、残りは水野さんが仕上げてロシアまで送って下さることに。「先生に仕上げていただけるなんて本当に幸せです」と感謝しきりのアレクサンドラさんです。

3日間お世話になった水野さんと別れの時。「夢だった初めてのニッポンで先生とご家族のみなさんに出会えて、私は本当に幸せです。みなさんの優しさは一生忘れません。」とアレクサンドラさん。

「これからロシアに帰ってどんな物を作られるかな、と楽しみです。頑張って下さい。」と水野さん。

アレクサンドラがお礼にサンクトペテルブルクのマトリョーシカを手渡すと、水野さんは小花模様の器としっぴき、お嬢さんのこのみさんからはロシアの国の花であるひまわりをかたどった陶磁胎七宝のネックレスをプレゼントしてくださいました。

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思いがけない贈り物に感無量のアレクサンドラさんは「ハグしてもいいですか」と、水野さんたちを抱きしめ、「また必ず来ます」とロシアに帰っていきました。

2週間後。ロシアのアレクサンドラさんに、水野さんが仕上げてくださった練り込みの器が届きました。

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「自分が作ったなんて信じられません。教えて頂いたたくさんのことを糧にロシアで練り込みの創作に励みます」とアレクサンドラさんは送られてきた器に感激していました!

アグニエシュカさん、アレクサンドラさん、またのご来日お待ちしています!
そして今回取材にご協力くださったみなさま、本当にありがとうございました。

そして今夜8時放送! 「世界!ニッポン行きたい人応援団スペシャル」は...。

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