危険ハウスに1人暮らす95歳女性...片付けてもすぐリバウンド!お片付けを躊躇するスゴイ理由:お家を丸ごとダイエット 家のモノぜんぶ出す!

公開: 更新: テレ東プラス

家の中にあるモノをぜ~んぶ可視化! プロ集団のアドバイスで、「いるモノ」「いらないモノ」を徹底的にふるい分け、モノであふれた"太ったお家"を3日間でダイエット! さらに不要品は処分するだけでなく、キレイで売れそうなモノは、その場でフリマアプリにどんどん出品して売却していく...。

そんな斬新で画期的なお片付け番組お家を丸ごとダイエット 家のモノぜんぶ出す!【3日でまるで新築!収納&片付け術】」を12月2日(月)夜8時より放送!

そこで「テレ東プラス」では、「95歳おばあちゃん 1人暮らし実家の片づけ」の内容を一足先にお届けします。

お家ダイエット10日前、ミリ単位でこだわる仕事人・安東英子(美しい暮らしの空間プロデューサー)がとあるお家を訪問。前回の放送で「一生片付けは続くから、死ぬまで!」という名言を残した安東は、これまで5000軒以上のお家を片付けてきた収納のプロ。モノの処分に悩む人たちに「『使えるか』じゃなくて『使うか』」とアドバイスをし、小気味よくテキパキとお片付けする姿は、片付け下手の人から見ると救世主のよう。

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今回の依頼主は東島清二さん(44歳)ですが、安東が訪れたのは清二さんのおばあさんにあたる菊さんのお家。モノが捨てられない菊さんを心配し、孫の清二さんが立ち上がったのです。玄関に入っていきなり目につくのは、手すりに取り付けられたS字フック。なんとその数20個以上! 

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フックにはビニール袋や小さな布製ポーチなどがかかっており、もはや手すりとしての機能をはたしていないことは一目瞭然です。

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家主の東島菊さんは大正13年生まれの95歳。昭和44年に建てたこちらのお家で家族4人で暮らしていましたが、お子さんたちが巣立ち、10年前にご主人を亡くしてからは1人暮らし。1人になると片付けも億劫になってしまったのか、徐々に荷物が増え始めてしまいました。そんな菊さんを心配した清二さんを中心に、今から3年前、荷物を処分してバリアフリー化、リフォームしたはずなのですが......あっという間にリバウンド。「大正生まれだから、モノは捨てるより置いておけばまた使えると思って、見切りができないの」と話す菊さん。どうやらお家が太る原因は理解しているようです。

早速安東がお家を健康診断することに。まずは菊さんの生活拠点の和室からチェック! 安東が気になったのは、背もたれにモノがかかった椅子。ここにもS字フックが8個! フックには飲み薬やリモコン、小袋に入れられた文房具などがかかっています。

安東が菊さんに「いつもどうのように動いているのか見せてください」と声をかけると「実験ですか?」と95歳とは思えない切り返しの速さを見せ、清二さんと安東はタジタジ(笑)。家の中を歩く菊さんを見た安東は、床に置いたままの新聞や寒さ対策のマットなどに反応。「ステンといっちゃいそう...」危険な動線も見逃しません。

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一通りお部屋を案内してもらった後、改めて家族の方の要望を聞いてみると「安全な動線」「身の周りのモノは残す」「家族が集まれる空間を作る」とのこと。最初は「作ったモノを捨てるのは、製造した人に申し訳ない」とお家ダイエットに躊躇していた菊さんでしたが、安東から「残りの人生楽しく生きたいじゃん!」と背中を押されると、「そうだね! お願いします」と快諾してくれました。

菊さんのために、安全な動線を作る計画を立てた安東。そのためにはかなりのお家ダイエットが必要ですが、果たして菊さんにそんなことができるのでしょうか......。

お家ダイエット1日目。「引越革命」の皆さんが、9人体制で菊さんのお家にやってきました。菊さんの生活拠点だった和室の天袋からは、何年も手付かずだった謎の箱が続々と出てきます。作業開始から2時間で1台目のトラックが出発。東京・六本木にあるテレビ東京のスタジオへ。

作業開始から5時間。すべての荷物が部屋から運びだされました。スタジオに届いた荷物は、安東の指揮のもと、日本全国から集まった10人の収納アドバイザーが、間取りに合わせて仕分けしていきます。

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50年ぶりに空っぽになったお家を見た菊さんは「いろいろご厄介になって嬉しいです。涙が出るくらい...」とすでに感動スイッチが入りますが、まだまだ序の口ですよ~。

荷物を仕分ける安東が見つけたのは、懐かしいレコードの数々。安東のテンションも自然と上がり、鼻歌まで飛び出します。と、ここで運びこまれたタンボールの数が判明! その数はなんと298箱。気になる総重量は......ぜひ番組でご確認ください。

そしてお家ダイエット2日目。運び出した荷物をドンドン仕分けしていきます。スタジオに運ばれた荷物を見た菊さんの第一声は「あら、こんなに?」そして言葉を失ってしまいます。まずは寝室の荷物の山からお片付け。山ほどあった洋服を前に、安東は菊さんに「使えるものではなく"使うもの"を残す!」とアドバイスし、取捨選択を迫ります。

週3日デイサービスを利用している菊さんは、「おしゃれして行きたい!」とコメント。たくさんの服の中から上着だけで6着を選びました。男性スタッフが「週3日なのに6着もいるの?」と聞くと、「年取ったって、女だからよ!」とピシャリ(笑)。

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1時間かけて衣服の仕分けが終わり、続いてはキッチン。割りばし50膳、ラップやアルミホイルなどが23個。ワサビや醤油の小袋にザルが山盛り。さらに包丁が16本も!! 「切るものによって包丁が違うの」と菊さんのこだわりも垣間見られます。

着々と片付けを進めていると、「メルカリ」の鈴木万里奈さんが登場。鈴木さんが最初に目につけたのは、ナショナル製、昭和39年発売のスチームアイロン。アイロンとしては使用できなくても、ディスプレイとして需要があると鈴木さん。さらに昭和39年に発売された吉永小百合のソノシートなどを集め「昭和歌謡セット」を作ります。

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テーマを決めてセット売りすると売れやすいとのこと。これらの品々を、次々にメルカリに出品しますが、果たして全部売れるのでしょうか? そしてそのお値段は?

菊さんの"モノを大切にする気持ち"にリスペクトしながら、的確な収納技を伝授していく安東の涙に感動! 最高のクライマックスが待ち受けています。

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ワクワクドキドキ、想定外の感動巻き起こすお片付けエンターテイメントお家を丸ごとダイエット 家のモノぜんぶ出す!【3日でまるで新築!収納&片付け術】」は、122日(月)夜8時から放送。気になるその他の内容は...。

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