11月23日(土)放送「新美の巨人たち」(毎週土曜夜10時)では、「アートで人生が変わった!」と題した2週連続特別企画「ピカソ×爆笑問題・太田光...常識破りな男たちの饗宴(後編)」をお届け。
「アートで人生が変わった」と題し、旅人にとって人生を変えるきっかけとなった作品を取り上げ、その当時の心情、作品に対する思いに迫る。
前週に引き続き、旅人として登場するのは、漫才、小説、映画と様々なジャンルの表現に挑み続ける爆笑問題・太田光。
91歳でこの世を去るまで多くの作品を残した芸術家パブロ・ピカソ。そんなピカソの作品によって、太田の人生は大きく変わったという。
高校時代、何も感動できないという時期を経験した太田。味がしない、感じない...すべての感覚が麻痺し、頭に死がよぎるほど絶望の底にいた17 歳の時に出会ったのが、ピカソの『泣く女』。「表現ってこんなに自由でいいんだ」と視界が開け、感動が戻ってきたという。
これまで何度も目にしたピカソ作品...改めて対峙した54歳の太田は、いま何を思うのか?
今回放送する後編で太田が向かったのは、箱根彫刻の森美術館「ピカソ館」。多数の陶芸作品や、マネの名画に挑んだピカソ版『草上の昼食』など、晩年に生まれた作品群にスポットを当て、ピカソがこの世を去るまでの生き様にも迫っていく。
「わかんないことをやってるやつが偉いみたいなさ...風潮はやっぱりお笑い界の中にあるわけですよ」。ピカソの作品に触れ、しみじみ語った太田が考える"これからの芸人人生"とは?
ピカソの人生のみならず、表現者・太田光の生き方も見えてくるはず。普段バラエティー番組では見られない太田光がそこにいる。
出演者
旅人:太田光(爆笑問題)
ナレーター:市川実日子