爆笑問題・太田光「死んでもいいと思っていた...」

公開: 更新: テレ東プラス

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毎回、作品が展示されている美術館や建築物、ゆかりがある場所などへ、旅人=アートトラベラー(旅人)が足を運び、作品の秘密やアーティストの人生に迫る『新美の巨人たち』(毎週土曜夜10時)。11月16日(土)と23日(土)は2週にわたって「アートで人生が変わった」と題し、旅人にとって人生を変えるきっかけとなった作品を取り上げ、その当時の心情、作品に対する思いに迫っていきます。

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今回旅人として登場するのは、漫才、小説、映画と様々なジャンルの表現に挑み続ける爆笑問題太田光。高校の頃、何を見ても感動できず、「死んでもいい」とまで思っていた太田に、 感動という感情が戻るきっかけとなったのが、パブロ・ピカソの『泣く女』だったと言います。人生を大きく変えたピカソ作品と改めて向き合った太田は、何を思い、何を語るのでしょうか?

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【太田光 コメント】

「今回のロケで、ピカソの絶対的な画力、絵の力を改めて思い知った感じはありましたね。学生時代に見たピカソは額縁から飛び出して来るような衝撃だったけど、今見ると、優しさとか、そういう方が、逆に印象に残りました」

【林祐輔プロデューサー コメント】
「ピカソの絵を見て『きれいだね』とつぶやく太田さん。ありふれた言葉なのに、太田さんの口から発せられると、その感性を形成した、これまでの実体験や長い時間、太田さんの人生を感じました。2回にわたる放送をご覧いただくと、ピカソの人生のみならず、表現者・太田光の生き方も見えて来るはずです。普段、バラエティー番組では見られない太田光がそこにいます」

【放送内容】
91歳でこの世を去るまで多くの作品を残した芸術家パブロ・ピカソ。そんなピカソ作品によって、爆笑問題・太田光は人生が変わった。高校時代、何も感動できないという時期を経験したという太田。味がしない、感じない...すべての感覚が麻痺して頭に死がよぎるほど絶望の底にいた17歳の時に出会ったのが、ピカソの『泣く女』だった。「表現ってこんなに自由でいいんだ」と視界が開け、感動が戻ってきたという。これまで何度も目にしたピカソ作品...改めて対峙した現在54歳の太田は何を思うのか?

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前編では太田が高校時代に出会ったピカソ55歳の時の作品(群馬県立館林美術館)、後編では晩年の作品(箱根 彫刻の森美術館)に焦点をあて、ピカソがこの世を去るまでの生き様にも迫る。太田の心を揺るがした大傑作は、いかにして誕生したのか?絵画の怪物が辿った道と、太田の人生を重ねる旅を2週連続でお送りする。

太田光が初登場する「新美の巨人たち」に、ぜひご注目下さい!

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