「安かろう悪かろう」は本当なのか? 100均Tシャツの品質を調査

公開: 更新: テレ東プラス

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100均商品の品質がすごい!とTVやネットで言われていますが、それって本当でしょうか? 「安かろう悪かろう」なんじゃないの? その疑問を解消すべく100均で購入したTシャツと、衣料品店で購入した1000円のTシャツの機能性を比べてみました。結果はいかに?

100均Tシャツと1000円Tシャツの品質をリサーチ

100円と1000円のTシャツの品質の違いを比べるため用意したTシャツはこちらです。右が1000円Tシャツ、左が100円Tシャツです。

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調査方法は以下の通り。
100円と1000円のTシャツを1週間、洗濯→乾燥を繰り返した後、「色落ち」「乾燥に要する時間」「しわ」「収縮具合」の4つを比べます。

さっそく調べていきましょう!
洗濯機でTシャツを洗っては乾かしていきます。

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1週間を経て、出来あがったTシャツはこちらです。「色落ち」「乾燥に要する時間」「しわ」「収縮具合」を比較していきましょう。

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【色落ち】

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左が洗濯して1週間後のTシャツ、右が新品のTシャツ。
写真では分かりにくいのですが、「1000円Tシャツ」は僅かながら色落ちが発生。一方、「100円Tシャツ」は色落ちゼロ。結果、100円Tシャツの優位性が発覚!

【乾燥に要する時間】

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洗濯した後、100円Tシャツと1000円Tシャツが乾く時間を調査(干した日は晴天)。
その結果、100円Tシャツは約4時間で、1000円Tシャツは約7時間で乾くことが分かりました。

100円Tシャツは生地が薄いため、乾くのが早いのは当然なのですが、これほど時短できるとは驚きです!

【しわ】

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100円Tシャツと1000円Tシャツをぐしゃぐしゃにし、24時間後に伸ばした結果がこちら。

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1000円Tシャツはしわが付いており、100円Tシャツはしわが少ないと判明。すごいぞ、100円Tシャツ。

【収縮具合】

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洗濯後にTシャツがどれほど収縮したのかを調べました。
着丈63センチの「1000円Tシャツ」は2.7センチ、着丈61センチの「100円Tシャツ」は1.2センチ縮まりました。結果、着丈に対して収縮度が少ないのは、100円Tシャツだと発覚。

100均Tシャツのコスパがすごい

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検証したところ、総合的に100円Tシャツの機能性の方が優れていると分かりました。どうやら「安かろう悪かろう」は昔のことわざのようですね。100均だからといって侮ってはいけません。ということでTシャツを購入の際はご検討を!

※今回の検証結果は環境や個人によって結果が異なる可能性がございます。

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