主婦のお小遣い稼ぎにも! 使わないブランドバッグが定期的な収入に:たけしのニッポンのミカタ!

公開: 更新: テレ東プラス

※「卓球ワールドカップ」により、放送時間が変更になる場合があります。

現代日本人の身近に起こるさまざまな社会現象をテーマに、"今"を捉える知的エンターテインメント「たけしのニッポンのミカタ!」(毎週金曜夜10時)。11月8日(金)夜10時からは、ゲストに伊集院光とアンミカを迎え、「蘇らせて大儲け 知ってトクする㊙再生ビジネス」をおくる。

「テレ東プラス」では、番組の中から「タンスの肥やしが!?儲かるバッグ再生術」を先取りで紹介する。

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広島のビジネス街の一角にオフィスを構えるこちらの会社。オフィスの一室にはナゾの袋が棚にびっしりと置かれている。その中身は...。

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有名ブランドのバッグ! これらのバッグは、一体何のために集められているのだろうか。

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大量の段ボールが到着。その中身を確認させてもらうと、全国各地からさまざまな一流ブランドのバッグが送られてきていた。一度に届いたブランドバッグを数えてみると、その数は102個! いったいこれは...?

こちらの会社「ラクサス」の取締役に確認したところ、これらのバッグはすべてレンタルで貸し出したものだそう。それらが返却されてきたところだという。

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「ラクサス」が行っているのは、ブランドバッグのレンタルサービス。「ラクサス」では、100万円を超えるエルメスの高級バッグなど、月々の定額料を払えば、57ブランド、約3万種類のバッグがレンタル可能なのだ。

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1年半前からこのサービスを利用している都内在住の会員の方に話を聞くと、1年半で30個のバッグをレンタルで利用したとのこと。返却期限はなく、いつでも交換が可能という自由なレンタルスタイルも、このサービスが愛されるポイントのひとつだ。

会社は儲かっているのか単刀直入に聞いてみたところ、「右肩上がりで常に成長し続けている」と満面の笑みを浮かべる取締役。

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現在の会員数は約2万人。月会費は6,800円(税別)。単純計算でも1ヵ月の売上は約1億3,600万円となる。しかし今度は、これだけのブランドバッグの在庫を揃えるには、莫大なコストがかかるのではないか...という素朴な疑問が浮上。

社内にはこれまた大量の段ボールが。中を確認すると、所々傷がついたブランドバッグの中古品などが入っている。これらのバッグは、一般のお客様が「ラクサス」に預けたもの。貸出しているバッグの約3割は一般の人から無料で預かった中古品なのだ。

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タンスの肥やしとなっているブランドバッグを預かり、レンタル品として活用。送られてきたバッグは専門の鑑定士によるチェック(※ブランドロゴを見て真贋鑑定)を経て、傷や汚れなどの状態を確認し、レンタル商品として貸し出されている。

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20年以上前に約30万円で購入したシャネルのチェーンバッグを預けているユーザーに話を聞くと「思い入れのある自分のバッグを簡単に売却したくはないが、レンタル商品として預けておけば、自分の所有から離れることはないので魅力的」と語る。

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預けた貸出用のブランドバッグには、在庫管理と盗難、紛失に備えるためにICチップを装着。ちなみに貸出中でなければいつでも返却可能。商品を補修、クリーニングもされるなど、ユーザーにとってありがたいサービスが付随している。

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そして最大のメリットは、預けたバッグが貸し出されると、1日のレンタルにつき66円の収入となること。何もしていないのに、1ヵ月で1,980円の収入になることも! 人気のバッグは常に貸し出されているので、安定した収入を見込むことができる。

消費者たちは使うことが目的であり、買うことが目的ではない。時代の進化と共に消費者の考え方やニーズに変化が生まれ、新たなビジネスがここに誕生している。

ほかにも番組では「厄介者で皆が幸せ!?食器の意外な活用法」「古さを味に!アンティク家具店の㊙ノウハウ」などをお届けする。

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