「あの~2階にありますんで...」ジミーが”スペインの女の子がいる店”に案内した大物芸能人:チマタの噺

公開: 更新: テレ東プラス

街の人への何気ないインタビュー映像をきっかけに、笑福亭鶴瓶とゲストがよもやま話を展開するトークバラエティ「チマタの噺」(毎週火曜深夜0時12分)。11月5日(火)の放送は、ゲストにジミー大西が登場。

明石家さんまにその才能を見出され、天然ボケのキャラクターで一躍人気となったジミー大西。
鶴瓶も「日本のお笑い界にとって、なくてはならない人」と語りますが、人気絶頂時に突如芸能界を引退して画家となり、その独特な色彩感覚で脚光を浴びています。

そんなジミーが「若」と呼び、敬愛するさんまが、番組ロケでジミーが滞在しているスペインまでわざわざ会いに来てくれたそう。その時、ジミーの行きつけであるスペインの女の子が来る店に飲みに出かけたとの話になるが、ジミーは「若は勉強の意味も入ってますからね、お姉さんがいるお店に行くのは...」とフォローしながらも、「"すいません、若...あの2階に(お部屋が)ありますんで"って...」と結局ことのすべてを暴露(笑)。

困った鶴瓶は思わず立ち上がり「誰がそんなこと言えゆうた! さんまに怒られるよ、俺もお前も!」とジミーの頭をはたきますが、ジミーは、「いやいやそういう風にトークを持っていくように、鶴瓶師匠に誘導されたんで! 私は受け身ですから!」と必死で罪を鶴瓶になすりつけようとします。まるで犬のように「へっへっへ」と笑い、すべてをなし崩しにしようとするジミー(笑)。

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画家時代を過ごしたスペインには、通称「泥棒通り」と呼ばれている治安の悪い地域があったそう。「僕もやられたんですよ! パスポートも鍵も全部スッテンテンに...。泥棒通りだって分かってたのに!」と当時のことを振り返ります。

「カフェでタバコを吸っていたら、見ず知らずの人に火を貸してくれって頼まれたんです。日本人的感覚で、バックを横に置いたまま火を点けるのに気を取られた瞬間、上手い角度から別の人物がバッグを取っていって...。振り返ったらもうバッグがない! どうしようって...」と悔しそうに語るジミー。

3年間スペインに滞在していたものの、なんと絵は20点しか描けなかったそう。「なにせ腕がないですから...。運でのし上がってきてますから」と謙遜します。鶴瓶は「でもお前、お笑いの腕はだいぶついてきてんで。ずっと俺をはめようとしてるやろ!」と褒めつつも、終始ジミーの罠に警戒。

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岡本太郎から手紙を貰った時が、画家として一番ノッていたというジミー。「亡くなった時に形見分けも貰って...絵を貰うのはさすがに失礼やなと思って、筆と紫の絵の具を貰いました。紫は使いにくい色だから、それを使えるようになれということかなと思って。その紫を使って描いた作品が一番の最高傑作」と語ります。

「岡本太郎がジミーの絵を見てニコニコ笑ったっていうのはスゴいこと」と鶴瓶は感心しますが、「岡本先生からたった一行、"キャンバスからはみ出せ"と書かれた手紙を貰ったんです。それを桂文枝師匠に言ったら、"お前芸能界からはみ出てるやないか〜"って」と今度は文枝のモノマネを披露。「お兄さん(文枝)そんなこと言わへん! お前、また俺をはめようとしてるやろ!」と最後まで警戒心満載でジミーの罠を疑う鶴瓶でした。

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