100円と1000円のタオルの機能性を比較。値段と品質は比例するのか?

公開: 更新: テレ東プラス

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100均のタオルとデパートで売っている1000円のタオル。同じ"タオル"だけど、品質の差はどれほど出るのでしょうか? 高い商品は機能性も優れているのでしょうか? 気になったので調査してみました。

100均タオルと1000円タオルの準備

100円と1000円のタオルの品質の違いを比べるため用意したタオルはこちらです。右が1000円タオル、左が100円タオルです。
100円のタオルは生地が薄いため、厚みに違いが出ていますね。

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調査方法:100円と1000円のタオルを「洗濯&干す」を1週間繰り返す

今回、100円と1000円のタオルを1週間、「洗濯→干す」を繰り返した後、「色落ち」「肌触り」「収縮具合」の3つがどう変わったかを調べ、2つのタオルを比べます。

ではリサーチ開始! 洗濯機でタオルを洗い、干していきます。

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1週間が過ぎた後のタオルはこちらです。

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「色落ち」「肌ざわり」「収縮具合」の3つを比較していきます。

【色落ち】

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左が洗濯して1週間後のタオル、右が新品のタオル。
「1000円タオル」は全く色落ちしていません。一方、写真では分かりにくいのですが「100円タオル」はやや色落ちしています。しかし、その色落ち具合は僅かですので、勝負は「1000円タオル」がギリギリ勝った、という結果に。

【肌ざわり】

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肌ざわりはどうでしょうか?
「1000円タオル」はふんわり感があり、肌に触れると触り心地が◎。一方「100円タオル」はゴツゴツしており、触り心地の面では「1000円タオル」に軍配が上がりました。

【収縮具合】

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洗濯後にどれほどタオルが収縮したのかを調査(どちらのタオルも長さは同じ)。
さて、結果は...?
「1000円タオル」は3.9センチ、「100円タオル」は4.1センチ。0.2センチの差で勝者は「1000円タオル」に。

やっぱり1000円タオルの品質はすげぇ。でも100円タオルも負けてない!

検証結果を発表いたします。

【色落ち】
「100円タオル」は若干色落ちしており、「1000円タオル」の勝ち!

【肌ざわり】
「1000円タオル」の方がふんわりしており、「1000円タオル」の勝ち!

【収縮具合】
「1000円タオル」は3.9センチ縮み、「100円タオル」は4.1センチ縮む。0.2センチの差で「1000円タオル」の勝ち!

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ということで優れたタオルは1000円のものだとわかりました。やはり高い商品は、優れた機能性が備わっているのですね。とはいえ、競い合った100円タオルとの差は僅か。100円なのに互角の勝負を繰り広げており、100均商品の素晴らしさを実感しました。

どのタオルを購入するか悩んだら。今回の検証結果を思い出してみてください。レッツ・ショッピングー!

※今回の検証結果は環境や個人によって結果が異なる可能性があります。

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