満腹中枢崩壊! 彦摩呂”体重激増”の悲しい背景:チマタの噺

公開: 更新: テレ東プラス

chimata_20191023_1.jpg【配信終了:10月29日(火)24:59

街の人への何気ないインタビュー映像をきっかけに、笑福亭鶴瓶とゲストがよもやま話を展開するトークバラエティ「チマタの噺」(毎週火曜深夜0時12分)。10月22日(火)の放送は、ゲストに彦摩呂が登場。

独特すぎるワードセンスを武器に、一躍グルメ王へとのし上がった彦摩呂。今ではテレビで当たり前のように見かける食リポですが、彦摩呂のデビュー当時は"食リポ"という言葉すらなかった時代。まさに彦摩呂が草分け的存在であり、技を教えてくれる先輩もいなかったため、全部自分で研究して食リポの文化を作り上げていったそう。その研究し尽くされた食リポの技は様々で、鶴瓶にその極意を徹底解説することに。

例えば「食べ物をいきなり口に入れるとカメラさんが追いきれないから、口に入れる前に2秒止める」とその技を伝授。2秒の間に料理のアップ映像を入れることが出来るので、これを"命の2秒"と呼んでいるそう。

また、「のれんをくぐってお店に入る時、普通に入ると後ろから追ってくるカメラにのれんが被ってしまう。だからレンズがのれんの真下を超えるまで、のれんの端を持っておく」など、スタッフに対する心遣いも細やかで、それはまさしく長年の研究が生み出したプロの技。

chimata_20191023_2.jpg「鶴瓶の家族に乾杯」に出たいという彦摩呂は、番組に出たらどんな企画をしたいかをプレゼン。例えば「幻の食材を食べに行く」という企画が良いのでは? と鶴瓶に提案。日本で最高級の和牛といえば"A5ランク"だが、なんと彦摩呂は"幻のA12ランク"の和牛を食べたことがあるという。それは、黒毛和牛の品評会で最高級チャンピオンに輝いた大田原牛で、値段はなんと100g10万円!

「普通ステーキを鉄板に置くと、ジューって言うんです。ところがその大田原牛は、鉄板の上に置いたらチロチロチロチロって上品な脂の音が...」と普通の牛肉との違いを語り始める彦摩呂。また融点が低いため、鉄板に置くと一気にステーキ表面の脂が溶けて輝くそう。この現象を「まさにステーキのレフ板や!しかも口に入れたら一瞬で溶けてなくなる...お肉の心霊現象」と食リポし、彦摩呂節が炸裂! しかし必死のプレゼンも虚しく、鶴瓶から「それは『家族に乾杯』じゃなくて、グルメの特番でやったらええ」とあっさり却下されてしまう。

彦摩呂の気になるチマタは、街の人たちの「忘れられない味」。彦摩呂にとっての忘れられない味は、デビュー当時に食べたさつまいも。バブル絶頂期にも関わらず、家賃5万円・給料5万円という極貧生活を送っていた彦摩呂は、どうしても空腹が我慢できず、夜中にこっそり近所のいも畑に出かけては、さつまいもを拝借していたという。「1個だけにしようと思ったんですけど、芋づる式に...1本抜くはずが5~6個ついてきて(笑)」と語り、鶴瓶も大爆笑。

さつまいもご飯やお菓子にしたり、いろんな調理法であますことなく食べてお腹を膨らませたということで、鶴瓶も「33年前やったらもう時効や」とフォロー。

chimata_20191023_3.jpg今まで最高で、宇都宮餃子の店を1日10軒食べ歩いたことがあるという彦摩呂。編集上、どれが1軒目になるか分からないため、満腹中枢を麻痺させることで、いつでも1軒目のように美味しそうに食べている...と、食リポの苦労を語った。だがその結果、ほっそりしていたアイドル時代から比べると体重は激増。今はピーク時より20kgほど痩せたそうだが、一番太っていた時期は「パイプ椅子に座った瞬間、後ろにグーッと倒れて...。リクライニングかな? と思ったら、パイプの溶接が僕の体重に耐えきれず、ゆっくり倒れて壊れていった」とのこと。さらに衝撃のエピソードが続々飛び出す。

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